どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「フェラーリ」

2024年07月06日 | 映画
マイケル・マン監督の新作「フェラーリ」をレイトショーにて鑑賞。イタリアのレース・カーで有名なフェラーリの伝記映画で車やレースに賭ける情熱と執念にペネロペ・クルス演じる妻や愛人とその子供の人間ドラマが濃厚に描かれた映画でした。
ペネロペ・クルスの芝居に存在感が凄みがあって恐ろしさと頼りになる強さのようなものを感じれた。後半のカーレースの場面は迫力があって見応えもあり、少し前に嫌な予感はあったけど油断してたら衝撃のクラッシュ場面がありました。
同じ列の離れた席にいたおじさんの客が思わず声が出て「えっ!えっ!嘘?嘘?」と暫く呆然とした反応をしていたのが印象に残りました。衝撃な展開でもありましたが描写もなかなかキツいものがありましたね。
色々と知らなかった事が知れて今とは違う昔ながらの生き方や考えに生活なんかを興味深く驚きも持って見れました。
長めの映画でしたが飽きずに一気に見れました。






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「ルックバック」

2024年07月06日 | 映画
後輩に良かったとお薦めされてたアニメ映画「ルックバック」を都知事選挙の期日前投票を済ませてから観に行く。尺が1時間弱という短い映画で内容とか詳しい事は知らずに見たのですが、なかなか見応えがあって物語の展開に驚きもあり面白く見れました。
色々と先を想像して見ていたのですが、まさかの現実に起こったあの悲惨な事件なんかを連想させる展開があったりして複雑な気持ちになりました。そこからはまるでミュージックビデオのように音楽で感情を盛り上げる紙芝居みたいな感じだったような記憶がありますがいつの間にか別展開になって、こうだったら良かったのに…という展開を見せてくれます。だけど最終的にはやっぱり現実はそうじゃなくて…と悲しく複雑な余韻を残すラストでした。
個人的には凄く感動したとか良かった!という感じでは無く地味に心に刺さる複雑な感覚にさせられる映画でした。
アニメの絵のタッチとかにも変化が結構あってアナログな手描き風な味が良かったです。




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