光武監督の長編第一作「モンスターズ」をMorc阿佐ヶ谷という初めて行く映画館で鑑賞。昔DVDで見た事はあるのですが面白かった記憶がありました。劇場のスクリーンで久しぶりに見直せたのは良かったけどDVDでの上映だったっぽい。後で知ったけど元々DVビデオ撮影でキネコしてフィルムにしていたようです。フィルムのゴミとかあったからフィルム撮影したものだと思ってました。
案外覚えている場面もありましたが忘れていた流れもあって再度集中して物語に惹き込まれ見れました。脚本が良く役者の芝居も見応えあって場所は殆ど同じ場所で舞台劇のような設定だけど編集や演出の巧みさで飽きずに集中して見れました。最終的にやっぱり今作は独特の力というか見せる映画だなぁと感心しちゃいました。一部ツッコミ所というか違和感を感じる展開もありましたが人間ドラマとしても、なかなかのゴア描写の拘りの特殊メイク効果とかも見応えある作品でした。
そして考えさせられるものもあり、ちょっと切ない複雑な感情を揺さぶられるものもありました。
音楽も良かったけど途中J.カーペンターっぽいカチカチいうリズムが入ってきて、ずっと止まらないのでなんか変だなと思ったら劇場の空調の機械が発してる音だったようで早く止まってくれ〜と見る事になりました。
それはちょっと上映環境的に残念でした。
上映後に今作のDVD売ってたので購入して監督にサインしてもらい監督と関係者の方々と終電ギリまで飲みに行き色々と興味深い話を聞かせて貰えました。