どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ヒューマン・ハイウェイ」

2017年07月16日 | 映画
ブルーレイで「ヒューマン・ハイウェイ」を久しぶりに鑑賞。大学時代にレンタルビデオで見て以来でした。殆んど覚えてないのですがチープでシュールでポップだった印象とデニス・ホッパーとDIVOが出てて音楽も良かったのは覚えてました。
今回見直したのはディレクターズ・カット版という事で前に見たのよりも短くなっているとの事でした。尺は短く見やすくはなってるんでしょうが正直ストーリーはあって無いようなダラッとしたくだらない日常がドタバタと面白可笑しく脱力系な感じで描かれてます。世界観がもろに映画のセットのようで非日常的でありますが、そこがこの映画の魅力であり社会風刺の効いてる所。何気に特撮や合成が使われていてアナログな面白味もあります。
原発や放射能漏れの危機があっても全く気にしない人々のお馬鹿さを描いていて日本の現在の原発事故後の世界に身を置く者としては何処か複雑な心境もしました。


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「肉の蝋人形」

2017年07月15日 | 映画
ブックオフで新作映画一本見るぐらいの値段にまで下がってたので昔から気にはなってた映画「肉の蝋人形」のブルーレイを購入。ようやく見る事が出来ました。そんなに期待はしてなかったんだけど映像的には美しい仕上がりで特殊メイクや効果もふんだんにありなかなか見応えある映画でした。
だけど途中で退屈しちゃう面もありました。思ってた以上に変な映画でなんじゃそりゃ?な展開もありますが何か憎めない拘りや愛情みたいなものも感じられて違った視点で楽しめる所もありました。悪者の怪人に何処か哀愁みたいなものも感じれたし歪んだ純愛物語としての良さも少しありました。
説得力の無い変な設定や装置等が色々出てきますが、そんな所が逆に面白く見れた気がします。映画ならではの嘘やハッタリを楽しめた者勝ちな娯楽作品だったと思います。作り手の真剣さが感じられると案外僕は入り込めちゃうのでした。
特典映像が本編と同じぐらいの尺で収録されていてメイキング映像や特殊メイクの裏側が見れたのは良かった。
アルジェントも現場で一生懸命に裏方的作業に熱中してたのが印象的。
監督がホラーというよりファンタジー映画が好きというのが良く分かりました。


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80年代洋画予告編集

2017年07月14日 | 映画
仕事帰りに新宿寄り道。Diskunionで輸入盤ブルーレイで80年代の洋画予告編集を高めだったけど衝動買いしちゃう。帰ってから早速観ましたがブルーレイだけあって画質が綺麗で良かった。作品によってムラはありましたが。見た事ある懐かしい映画やタイトルは知ってるけど見た事無い映画やら全然知らなかった映画等色々な映画の予告編が次々に見れてダラッと飽きずに見れました。80年代の映画だけに絞ったチョイスだから丁度学生時代に夢中になったものや劇場やビデオで見た懐かしい記憶も蘇りました。
だけど記憶に残っているのは日本盤の予告編であって海外版とは違います。
日本版の劇場予告編を集めたソフトがあれば嬉しいのになぁ~なんて思いました。海外予告の英語のナレーションも良いけど日本版のナレーションも良かった記憶があります。日本語の字幕やテロップの出し方とかも良く好きでした。
結構マニアックなチョイスの作品が多く映画の見せ場がいっぱい見れて楽しい予告編集でした。


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「コブラ」

2017年07月09日 | 映画
昨日の上映会で上映した予告編パロディ「コブラ」を見た山本監督が影響受けて?「コブラ」を見直してるとのフェイスブックの投稿と懐かしいポスター画像を見てたら僕も見たくなってしまいDVDを引っ張り出してきて鑑賞。
見始めたら止まりません。短い映画だしテンポも良いしあっと言う間に見れちゃいます。久しぶりに見て感じたのは思ってた以上に凶悪な映画だった事。敵も主人公も凶悪でバンバン人殺します。ホラー映画みたいな描写もありましたね。
この頃のスタローン映画は夢中になって見てました。梅田のピカデリーで観たんだなぁ。
ポテトにケチャップ付けまくりで食べるというのを一時してたのはこの映画の真似してたのだと思い出したりも出来ました。


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「どんぐり眼 ビギニング」

2017年07月08日 | 自主映画
高校3年の美術の授業でどんぐり眼の七宝焼や絵を作ってから自分の作る自主映画にどんぐり眼プロダクションという冠マークを付けるようになって早いもので30年!
本日はどんぐり眼プロダクション30周年記念上映会 第1弾 「どんぐり眼 ビギニング」として初期の大阪時代の8mm映画を中心に作ったけど上映をする事も無かった実験的映画も含めての上映をしました。場所は大学の友人のヒマナイヌスタジオにて。
大学時代の友人や映画監督に映画ライターに漫画家さんに女優さんが観に来てくれました。今見ると昔過ぎて懐かしいけど当時好きだった映画なんかの趣味なんかも画面から感じられて昨日のように思い出されたり、忘れてたりでした。色々と映画としてはどうなの?っていうのはありましたが初心のパッションのようなものは感じられて自分でも昔から変わらない所や変われた所を感じたりしました。
8mm映画の上映を終えて休憩を挟んでから初上映の実験的映画を2本上映。前と後に同時に映像を上映出来るという特殊な環境でもあったので、そのような上映をしてみました。
上映後に近くの店で軽く飲んで食べてから帰る方向が同じだった数名と更に飲んで食べて終電ギリギリまで過ごす。結局乗換失敗したのか遅れたかでひとつ前の駅までしか帰れず、そこからタクシー帰りとなりました。


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「ザ・ライト エクソシストの真実」

2017年07月07日 | 映画
安かったしルドガー・ハウアーが出てるからって事で衝動買いしたブルーレイで映画「ザ・ライト エクソシストの真実」を鑑賞。
悪魔とかって何か信じられないのでイマイチ恐怖を感じられないパターンが多いのですが、この映画の主人公も悪魔等いないと信じていない所から始まるので案外一緒になって興味深く見てゆけました。どうやらこの映画は実話を元にしたものらしいしね。
エクソシスト養成学校ってのがあるってのは凄いね。
面白くは見れましたが特殊メイクやCGの効果が派手になればなるほど嘘っぽく感じてしまい興味を失ってゆきました。効果は良く出来てたけど…あんな風になっちゃうのは映画だけでしょ!ってね。
悪魔ものの映画は見えない不穏な邪悪なものをどう描くかが重要で難しい所ですね。


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なんとなくクランクイン

2017年07月06日 | 自主映画
新作ホラー映画祭用の自主映画
昨日なんとなくクランクイン
久しぶり過ぎる一眼レフカメラを思い出しつつ操作してアレコレしてたら日が落ちてきて…最後に適当に撮ったものが結局OKとなる。
他に予定していたカットは撮ったけど明るさ足りず使えなさそう。
でも曖昧なシナリオ直せばクランクアップかも。
そんなこんなで考え事してたら眠れずで朝を迎えて遅刻しちゃいかんし早いけど出社する事にした。電車乗換した所で座れました。朝から既に暑いです。


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「ぼくらの亡命」

2017年07月03日 | 映画
仕事帰りに渋谷に寄って映画「ぼくらの亡命」を観に行きました。昨日から殆ど寝てないので寝ちゃうかも?と心配しましたが見始めると独特のザラザラというかヒリヒリするような感覚の映像と役者の芝居に惹きつけられて全く眠くならず集中して見れました。
内容も全く知らずに観たのですが台詞では無く映像と効果音で見せる映画だったように思う。撮影が素晴らしく絵になるセンスのよいもので編集も良かった。中盤ちょっと内容的にも編集的にも長い…って感じたりもしたが嫌な重い空気感でした。恐ろしくも感じる場面もあったが段々と主人公の背景が分かってきて感情移入も出来たりもしたんだけど最終的には感情移入出来ないダメな男だという想いで見終わり、すっきりしないモヤモヤした感じが残りました。上映後に劇場を出ると挨拶してる人がいたが、主役の人だったのかもしれない。見た目が違い過ぎるので分からないけど。久しぶりに監督に会えると良かったんだけどいないようでした。
帰りに偶然アウトマンのオンさんに会って終電まで短い時間でしたが飲み語り合いました。


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