どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「COP CAR / コップ・カー」

2020年02月05日 | 映画
ケビン・ベーコン主演の映画って事で興味を持ちテレビ録画していた映画「COP CAR / コップ・カー」を鑑賞。美しい撮影と風景と構図で映像的に目を惹く映画で編集のテンポも絶妙で物語展開もシンプルに面白く見始めたらグイグイと引き込まれる映画でした。主役の悪ガキもなんか憎めないものがありました。話の内容はB級アクション映画にありがちなものでしたが描き方で実に良いものに仕上がってたと思います。
ラストの余韻も良く短く終わる映画で良かったです。
昔見て好きだった「ヒッチャー」にも似た感覚もありました。
ケビン・ベーコンの独特の悪役ぶりもハマってました。


コメント

「ナイブス・アウト 名探偵と刃の館の秘密」

2020年02月04日 | 映画
食事してから公開されたばかりの予告編見て気になってた映画「ナイブス・アウト 名探偵と刃の館の秘密」を鑑賞。豪華キャストの懐かしいアガサ・クリスティ風のミステリー作品でした。途中2度程睡魔に襲われちゃったんだけど面白く見れました。犯人探しの謎解きミステリーと思いきや犯人らしき人は途中で判明したりアガサ・クリスティ風だけど刑事コロンボ的な面白さもあり先の読めない展開をアレコレ想像したりして見れて最終的にはドンデン返しがあって驚いたりしつつ見れる良く出来た娯楽ミステリー映画でした。ライアン・ジョンソン監督、脚本の映画ってユーモアと先の読めない裏切りがあって面白いですね。
脚本が見事で役者陣もそれぞれ個性を発揮していて良かったです。
間を置いてブルーレイとかでしっかりまた見直してみたい映画です。


コメント

「ダンス・ウィズ・ウルブズ」

2020年02月04日 | 映画
午前10時の映画祭で初公開時に見て以来に劇場で「ダンス・ウィズ・ウルブズ」を鑑賞。バッファローの場面だけ凄く覚えてたけど他の話の内容とかは完全に忘れてたので、とても新鮮に見直せました。撮影が美しく壮大で3時間もある長い映画ですがスクリーンの大画面で見れて本当に良かった。最後は感動で涙が溢れました。
内容的にも深く心に響くものがありました。とてもスローに丁寧に描かれた映画ですが集中力も切れずに見る事が出来ました。
丁度就職活動してた頃にアカデミー賞沢山受賞した映画で就職試験の問題に出たのも覚えてます。タイトルを原題で英語で書けとの問題だったのですがダンス・ウィズ・ウルブズと答えてしまい間違いだった事が分かりました。正解はダンスズ・ウィズ・ウルブズと複数形だったのでした。


コメント

「三大怪獣 地球最大の決戦」

2020年02月03日 | 映画
ブルーレイで「三大怪獣 地球最大の決戦」を鑑賞。子供の頃に見て記憶に残っている映画です。初めてキングギドラが登場した作品。話の内容は子供向け感が強くモスラがゴジラとラドンを説得したり怪獣同士が会話してる内容が分かったりと変テコで可笑しな部分もありますが最後の闘いは特撮も見応えあって楽しく見れます。
人間ドラマ部分はそんなに面白くは無かったけれど変テコな設定とか展開は楽しい部分もありました。
子供の頃の方がやはりこの映画はより楽しめた筈。キングギドラはやっぱり格好良い悪役でしたね。


コメント

「カオス・シチリア物語」

2020年02月02日 | 映画
昔テレビ放送で見て、とても良かった記憶が残っているダヴィアーニ兄弟監督の映画「カオス・シチリア物語」のDVDを見つけてちょっと高かったけど衝動買いしちゃう。印象に残っていた場面は砂浜斜面を集団で降りる場面で夜のシーンだと覚えていたけど第二話と記憶が混ざっていたようで昼の美しい場面だった事が確認出来ました。
全5話からなるオムニバス映画です。
「もう一人の息子」
淡々と展開し美しい撮影に惹かれるが最後は何とも切ない物語。徐々に全貌が分かる展開に惹き込まれ重い気分で終わります。
「月の病」
夜の美しい切ない狼男とその妻の物語。この物語は好みの内容。印象にも残ってた。妻は美しく時に残酷。切ない物語ですが最後は救いのある物語。
「かめ」
ちょっと間の抜けたユーモアある作品。だけどちょっと長い印象も。人物描写とキャラクターが楽しい映画。
「レクイエム」
話の内容が時代性と土地柄が感じられます。普通に面白く興味深くは見れたけど特別良かったという印象は無かった。撮影はやはり素晴らしい。
「母との対話」
見終わって、え?ココで終わり?と拍子抜け感もあり正直よく理解出来て無い気がしますが何だか分からない良さがあって美しい青い海と白い崖の浜の場面は最高に素晴らしい。
全話に感じるのは死について描かれているような感覚。生と死とその中間の世界のようなものを感じた。
過去未来の時間の流れのようなものも。具体的にどう良いというよりも何か感覚的にとても好きな何かがある完成度の高い美しい映画だと思います。




コメント

「ヘヴィメタル」

2020年02月02日 | 映画
昔1度見ているが、とてもアニメの動きや絵が素晴らしくて印象に残っていた映画「ヘヴィメタル」のDVDが500円で売ってたので購入して再鑑賞。
やっぱり良い映画でした。短篇オムニバス映画で見やすくて、それぞれの話に個性があるアニメで面白い。グロい血塗れ場面やエロい全裸美女とかファンタジックだったり退廃的なSF未来世界だったりの映像がとても魅力的で映像と音楽だけでも見応えあるものです。CGの無い時代のアナログなアニメーションですが、とても良く出来てて味もあって大好きです。
かなり昔の映画なのに凄く良く出来てるしデザインも色使いも素晴らしい。
音楽もなかなかゴキゲンなヘヴィメタル・サウンドが聴けます。
特典映像も興味深く制作裏話とか色々知れてカットされたもう1つの短篇も見れました。後にパート2も作られたらしいですが、それはまだ見た事ありません。


コメント

「テリー・ギリアムのドン・キホーテ」

2020年02月01日 | 映画
構想から30年、何度も中断・挫折したというテリー・ギリアム監督の入魂の映画が遂に完成したという事で内容とか知らぬまま観に行きました。
劇場は満員でした。奇怪でぶっ飛んだ難解な映画なのかもと思ってましたが、すこぶる分かりやすい予想外な展開に身を任せ楽しめる映画でした。
結構笑いも場内で起きてて久しぶりに劇場で皆と共に楽しめる一体感のような心地良さも感じれました。
クスッと笑えるユーモアとちょっと切ないノスタルジックな感覚とキュンと来る感情にクレイジーで騒がしい楽しさがありました。色々な意味で予想を裏切る展開にそれでも前進する意思のようなものと苦悩が変な夢のように描かれてました。
ヒロインの名前を知らない女優さんがとても素敵でした。彼女の眼力に惹かれた。そしてドン・キホーテ役のジョナサン・プライスも良かったです。
面白く見れたけどギリアム監督の映画全般に感じるちょっと長いと感じるようなものもありました。
何にせよ念願の企画が完成出来て良かったと思います。


コメント

「アメリカン・ドリーマー」

2020年02月01日 | 映画
デニス ・ホッパーが「ラストムービー」の編集作業をしていた頃の姿を収めたドキュメンタリー映画「アメリカン・ドリーマー」が本日公開され早速観に行きました。画質の酷い字幕無し状態で昔YouTubeで見た事はあったけどちゃんと見れたのは本日初。
おそらく16mm撮影でスタンダードサイズ。ネガは消失されててポジ・フィルムからデジタル化されたものらしい。昨年末に見た「デニス ・ホッパー/狂気の旅路」よりもホッパー出ずっぱりで興味深く面白かった。音楽も映画の為に書き下ろしたのか歌詞の内容も合ってて良かった。当時勢いに乗ってた彼と周囲の取り巻きの日常を自然に時に少し狙って撮られた貴重映像の数々に語られる思想等ヒッピーの教祖みたいでしたが赤裸々な部分もさらけ出し面白く見れました。アーチストとしての顔は昔から変わっていませんね。大学時代に大好きでかなり影響を受けたデニス ・ホッパーが亡くなってもう10年が過ぎましたが、また新作としてスクリーンで見れて良かった。パンフも買いました。




コメント

「John Carpenter's Captain Voyeur」

2020年02月01日 | 映画
ジョン・カーペンター監督が学生時代に撮った白黒短編映画をネットで見つけて鑑賞。「John Carpenter's Captain Voyeur」という僕が生まれた年1969年に作られた作品。
カメラワークとか照明に構図なんかは後の彼の作風に繋がるような個性が既にあったと感じた。内容はちょっと間の抜けた可笑しさも感じれたけど特別面白かったという訳でも無い。ちゃんと理解出来て無い部分もある感じではありますが学生の短篇映画らしくオチもあってやんちゃで楽しめる映画でした。


コメント