子供の頃
銭湯の湯が熱くて難儀した事を思い出した
今のスーパー銭湯などと言うような物では無くて
必要に迫られて近所の人たちが集うような銭湯でした
親と一緒に行くと
肩まで浸かれだとか
もう少し入っていろだとか言われて
我慢して入ったけれど
それなりに広い風呂だったから
場所によって熱い所や
ややぬるい所が有ることを発見して
そこを目指す
時には水をチョロチョロ入れている時があって
多分温度を調整していたんだろうけど
そういう時はラッキー
大人たちが見ていない時に
こっそり水道の蛇口をひねったりしたこともあったけど
見ていないようで大人は見ているもので
しらないおっさんに怒られたりしたもんだ
このころから、大人の顔色を伺うようになったのか?(^^ゞ
湯船の角のところなんかは
湯垢が溜まって汚いからと親には言われていたんだけれど
今考えると
鍋の中のアクみたいなもので
そこを避けても
湯の中にスープは溶け込んでいたもんだろうと思うんです(^^ゞ
冬の吹雪の時なんかは
ぎっちり着込んで銭湯へ行ったけど
熱かったり寒かったりなかなか凄いことだったんじゃないか
当時なんとも思わなかったけど
ドライヤーなんて上等なものは無かったから
母親なんか家につく頃には
髪の毛凍っていたんじゃなかろうか
妻などは家に風呂があったから
子供の頃銭湯行ったことがな~い
などとおっしゃる
お嬢様だねえ
それでも聞いてみると
薪を用意したり水を汲んだり
なかなか大仕事で
今のように毎日入れるようなお気楽なものでは無かったと言う
私も小学生高学年くらいになると
家に薪の風呂が入り
そのへんの事はわかります
良い時代になったもんだ