放射能と言うのは
色もなければ、臭いもない
そして証拠もなく生き物を死に至らしめる
最高の毒であるらしい
そのような物を扱う仕事をしているのならば
安全が最優先だろう
私がその会社の社長だったら(笑)
そんな危険なものは止めようとまず言う
しかしすでに稼働していて
さらに事故を起こしている状態では
被害を最小限に留めることが
最優先になると思う
最初に書いたとおり
放射能は誰にも気づかない
そしてすぐには出てこない
研究者によって様々な意見があるということは
本当の所はだれにもわかっていないということではないのか?
さらに
ヨウ素やセシウムの他にも多くの放射性核種があり
ガンマ線の他にもアルファ線・ベータ線・中性子線・X線があり
全てを測定し、生物に対する影響を調べるのは
現実的にはほぼ不可能であろう
メルトダウンした原子炉の中を覗いた人はだれもいないのである
いまだに原子炉の中は生きているのである
だって、放射能が出続けているではないか
冷温停止だとか言う前に
現在の状況を正確に説明し
これから起きる可能性のある危険の対応策を考え
手を打っていかねばならぬ
もし
あの地震の余震が来て
M8~9クラスの揺れと津波が来たら
今度はどうなるのか?
プルトニウムが大量に入っている4号炉のプールはどうなるのか?
そうなったら
国民はどうすればよいのか?
そういうことを
なぜ言わないのか?
がんばろうと言う掛け声だけでは
がんばることは出来ない
安心の裏付けがあってはじめてがんばることが出来る
そのうち
国民が死に絶えて
電力会社と官僚と政治家と報道機関だけが残る
日本国になってしまわないか?
そういうことを考えて
今日も眠れぬ東京電力の社長・・・