栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

再び熱い話

2021-01-31 18:15:33 | 雑記
子供の頃

銭湯の湯が熱くて難儀した事を思い出した

今のスーパー銭湯などと言うような物では無くて

必要に迫られて近所の人たちが集うような銭湯でした

親と一緒に行くと

肩まで浸かれだとか

もう少し入っていろだとか言われて

我慢して入ったけれど

それなりに広い風呂だったから

場所によって熱い所や

ややぬるい所が有ることを発見して

そこを目指す

時には水をチョロチョロ入れている時があって

多分温度を調整していたんだろうけど

そういう時はラッキー

大人たちが見ていない時に

こっそり水道の蛇口をひねったりしたこともあったけど

見ていないようで大人は見ているもので

しらないおっさんに怒られたりしたもんだ

このころから、大人の顔色を伺うようになったのか?(^^ゞ

湯船の角のところなんかは

湯垢が溜まって汚いからと親には言われていたんだけれど

今考えると

鍋の中のアクみたいなもので

そこを避けても

湯の中にスープは溶け込んでいたもんだろうと思うんです(^^ゞ

冬の吹雪の時なんかは

ぎっちり着込んで銭湯へ行ったけど

熱かったり寒かったりなかなか凄いことだったんじゃないか

当時なんとも思わなかったけど

ドライヤーなんて上等なものは無かったから

母親なんか家につく頃には

髪の毛凍っていたんじゃなかろうか

妻などは家に風呂があったから

子供の頃銭湯行ったことがな~い

などとおっしゃる

お嬢様だねえ

それでも聞いてみると

薪を用意したり水を汲んだり

なかなか大仕事で

今のように毎日入れるようなお気楽なものでは無かったと言う

私も小学生高学年くらいになると

家に薪の風呂が入り

そのへんの事はわかります

良い時代になったもんだ