栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

PCの調子が・・・

2006-10-31 23:11:34 | インターネット
最近じわじわと動作が遅くなってきた、私のPC。
今日は特に遅く、やっと投稿画面にたどりつきました。
マックの時はシステムを再インストールしたりしてましたが、ウインドウズは良くわからん。
それにPCに向かってる時間があまりないので、時間のかかることはしたくないのです。
でもどうにかしないとねえ。
たぶんまず自分が作ったファイルを全部バックアップしとかないとまずいだろうなあ。
そのあと、どうするか?
ともかく陶器市がおわらないと、時間がとれません。
しばらく我慢の日々かな。

病院の領収書

2006-10-30 23:43:02 | 雑記
最近の病院の領収書はずいぶん立派になったなあと、ながめていたら「保険点数合計○○点」とある。
そばにいた妻に「点数がたまると何かもらえるのかな?」と言ったら
「それはレセプトの点数だからもらえないのよ~どうたらこうたら」
と説明を始めた。
ジョークの通じない人だなあ。
この点数というのは、つまり医師の働きを数値化したものなんだと思う。
値段のついている商品を売買するのなら簡単だけれど、働きに対して価値を決めるのは、難しい事だと思う。
物だったら、高いとか安いとか場合によっては、値切ったりする事もあると思う。
でも病院で値切ってるのは見たことがない。
せいぜい評判が良いか悪いかで、行く行かないを判断するだけでしょ。
学校も似たような感じかなあ。
たとえば、家庭の主婦の働きを数値化したらどうなるんだろう?
掃除○○点
食事の準備○○点
笑顔○○点・・・
合計○○点
てな具合。
高い人も低い人もいそうだなあ。
それよりも、なんだか殺伐とした感じになってしまうような気がする。
やっぱり点数つけられないよね。
へたでも、愛情がこもってるんだもの。
医師の場合職業だから、その働きに対する基準がなければお金の払いようがないわけで、一つの方法なんだろうと思う。
警察や役所のように、税金でまかなって、無料にはならんものかしら?

テント設営

2006-10-29 23:53:08 | Kプロジェクト
益子陶器市のテント設営できました。
あと、自分の分の展示がのこっています。
明日・明後日で完成させます。
今日の設営の様子、concept-ifさんのブログに詳しく載っています。
いや~ぁついにここまで来ましたね。
気分盛り上がっています。
日曜日と言う事もあり、共販センター周辺は結構賑わっていました。
これが陶器市になると、何倍もの人出になるんです。
みなさんお待ちしてま~す!

まだ終わらない

2006-10-28 23:39:24 | Kプロジェクト
いよいよ明日テント設営です。
何の事か?って。
益子陶器市の準備ですよ。
Kプロジェクトのメンバー5人で準備してきた、「cafe*style」
いよいよ大詰めです。
車に展示台とディスプレイ用の布など積み込み終わりました。
テントは明日朝明るくなってから積み込みます。
自分の作品の準備がまだ出来てない!
金彩の窯も焚かなくてはならない。
あせ・あせ・あせ
・・・
私達のテントには「cafe*style」の看板を掲げる予定です。
それを目印に大勢の方のお越しをおまちしております。
私はチタン釉薬・黒マット・粉引きのカップ類を今回新作で発表します。
イフさんは色化粧泥掻き落としの作品がメインです。
ユックリッピさんは、粉引き掻き落としで絵本の主人公が器に踊っています。
新しい水浴びゾウさんも加わりました。
sさんは、猫と蓮、薪ストーブ、林など素敵な絵を器に取り込みました。
そしてプロデュースでがんばってくれた、トゥルーキーさんは看板の作成をしてくれました。
この5人が交代でテントに入ります。
あとはお天気だけ。
11月2日から6日までの間雨にならない事を願います。

きょうを振り返って

2006-10-27 23:53:42 | 雑記
朝一で窯出しをし、益子のお店に納品。
材料屋さんに寄って、粘土を購入。
共販センターの裏あたりで犬の散歩。
うちに戻って昼食。
午後一で陶芸教室。
終わったのが夜10時。
帰宅午後11時半。
ざっと今日の一日です。
明日は、お客さんがきます。ほぼ一日。
あさっては、陶器市のテント設営。
予定が続きます。

窯出し

2006-10-26 23:31:33 | Kプロジェクト
炭化の窯出しをしました。
今回はKプロジェクトのifさんsさんそして私の作品がメインでした。
前回の酸化の窯でユックリッピさんの作品は大半出来ていました。
少しづつ色んな技法、絵付けにチャレンジしました。
よく出来た物もあれば、予想と違った物になったものもありました。
が、総じて良い物が出来たのではないかと、思っております。
私自身、窯を焚いて100パーセント満足のものが出来たということはありません。
裏返せば、チャレンジしているという事は、リスクもあるわけです。
注文品などで、一窯同じ物を焼いた時などは、リスクはないのですがわくわく感というのは、少ないです。
短い期間によくこれだけの事をやったものだと、感動しております。
作品はそろった!
陶器市にむけて、カウントダウンです。
今度の日曜日にテントを立てて、展示開始です。
陶器市は11月2日から。
乞うご期待。

男?女?

2006-10-24 15:20:37 | 雑記
知り合いで、近所の某温泉に勤めている人がおります。
ときどき来るお客さんで、男か女かわからない人がいるんだそうです。
ポニーテールで甲高い声。
赤いズボンなどはいて、胸も出ている。
場所が場所ですから、男湯か女湯かはっきりしてほしいわけですよ。
でも聞きにくいじゃないですか。
そこでスタッフがこっそり付いて行ったそうです。
・・・
男湯に入ったんだって!
確認しようとしたんだけれど、タオルで巧みに隠してわからない。
まあ、女湯に入ったのでなければ、大丈夫ではないか・・・と。
そこで私が提案!
男湯と女湯のほかに、?湯というのも作れば良いのでは。
微妙な人はそこに入ってもらうと言うのはどうですか?
けっこう町おこしで有名になるかもよ。

初窯の作品を・・・

2006-10-23 09:30:13 | 雑記
前の続きなんだけれど、次の日長崎まで送ってもらったんです。
その時、陶芸の産地というのではないけれど、障害者の授産施設というところがあって、陶芸をやっているという。
そこに連れて行ってくれるというんです。
産地ではない、陶芸の場所・・・
どんなところなんだろう?
行ってみると、体の機能回復や職業訓練のために陶芸をやっているところでした。
右手がなく、左手だけで大きな壷を作っている人。
僕は両手でもこんな大きな壷を作った事はなかった。
作品としての陶芸しか見ていなかった僕は、人間ってすごいなあと別の見方を学びました。
やればできるんだ!
静かに深く感動して、その施設を後にしました。
いつか自分の窯を持つ日がきたら、最初の作品をお世話になった人にあげたい。
そんな事を考えました。
そして五年後、初窯の作品を僕はお世話になった人に発送することが出来ました。


夢中になっていると・・・

2006-10-22 23:29:09 | 雑記
陶芸に夢中になり、警察官を辞めて、全国の窯場を訪ね歩いた。
その日僕は九州にいた。
ヒッチハイクで長崎まで行く気だった。
お決まりのポーズ。
左手の親指を上に向けて立てて、道路の端で立っていた。
向こうから車がくる。
一台目・・・30代の女性。
ちらっと見ただけで通過。
二台目・・・おじいちゃん。
何度も振り返りながら、スピード落とさず通過。
ちゃんと前見ないとあぶないよ。
三台目・・・50代の女性。
何事も無かったように通過。
やっぱり女性は乗せてくれない。
その後20分くらい立っていたが、あきらめて歩きだした。
すると・・・
「どこまでいくと?」
振り向くと、30代の男性が運転する貨物車。
「長崎まで!」
「秋田か?」
ん?・・・
「言葉でわかる。」
な・が・さ・き・まで、でわかるもんなの?
ともかく乗れという。
ありがたく乗せていただく。
「自分は何してる?」
自分は運転してるんじゃないの?
しばらく話していると、自分と言うのは、僕の事を言ってるようだ。
九州では相手のことを自分というらしい。
焼物を見学して、全国を旅している事を告げた。
「家に泊まっていけ。」と言う。
えっ!
言われるまま、小さな縫製工場に入っていった。
隣に自宅があった。
「若いの拾ってきた。」
「え!」
赤ちゃんを背負った、奥さんが出てきた。
「この人はいつもこうなんだから。」と言いつつ、僕を歓迎してくれた。
風呂に入らせてもらい、洗濯物を出せといわれ、夕食をごちそうになり、朝食をごちそうになり、弁当までもたせてくれた。
そのうちは、5歳4歳3歳1歳の4人の子どもがいた。
とても賑やかだった。
そして、
「うちで作ってるんだ。もってけ。」
と真っ白いTシャツをもらった。
僕は今までの事、これからの夢、りゅっくの中身など見せてあげた。
この時はじめて「きびなご」と言う魚をごちそうになった。
今になって思うと、一つの事に夢中になっている若者は、助けてあげたくなるものなんだろうと思う。
もちろん、この家族はとても素敵な人たち。
後に、僕が独立してから、僕の家に遊びにきてくれた。
いまだに、年賀状のやり取りをしている。