同志社大学体育会航空部 活動日誌

同志社航空部の活動報告を公開中!

ナロマイン紀行6日目

2012年09月18日 | 合宿
川治です。
訓練三日目。

今日は朝は気象の勉強でした。
ウェザーの取り方です。
Accuweather http://www.accuweather.com/とオーストラリア気象庁 http://www.bom.gov.au/とBlipMap http://blipmap.walsys.net/NEWSOUTHWALES/blipmap.htmを用いて判断しました。
予報では曇りと雨で強い北風予報が出ていて、気象庁の画像からジェットストリームは南に下がっています。また、解析図を見ると、縦にラインができてクロスカントリーするなら北向きに飛ぶのがベターだと分かります。

ところで、このblipmap、民間で情報を解析して見れるようにしているそうで、日本にはまだないそうです。
実は関東の方で実現直前まで行ったのですが、お金の話になり頓挫しました。
サーバーとして繋げておく必要があるので一年間に七万円の電気代がかかるそうです。
それくらい安いと思えるほど有用ですし、グライダー界を盛り上げようと考えているのならば、やるべきであると思います。

さて、フライトの話です。
今日もアステアのIULです。
11:30くらいから格納庫で準備をすすめ、空を見ながらいつ飛ぶかを考えました。
空をみると北から西まで7kmくらいのところに積雲があり、タキシングなどをしている間にそれがちょうど上空に来ると考えました。
ですので、Shinzoさんに話し、曳航してもらいました。
3300feetまで上げて頂き、離脱。
離脱後は上昇風を見つけられず、曳航コースを少し戻り、ありそうなところを探します。すると、狭いですが6-7feetの上昇風帯を発見し、しがみつきます。
それで3500feetまで上昇し、上がりが悪くなり、他のを探し、と繰り返しました。
そんなこんなでRW南に流されつつあり、でも北にはないことが分かっています。そして強い北風。
南の上昇から抜けるか迷った末、これ以上流されるのは帰れなくなると思い、甘い誘惑から逃れました。そしてグッドエアーを進みRWより北へ行き、しかし沈下の方が多く、結局RW36に帰りました。
RWが三本もあるとどの風にも対応できて良いですね。
そんな感じで26分の飛行でした。
回りを見回すと積雲が発達しすぎて積乱雲になり、ランウェイ上空は真っ青。囲まれていました。
ですので、これで今日はしゅーりょーってわけで、二時には家に着いていました。
明るいのに帰るって変な気分です。

そんなわけで、さて、ビールでも飲みますか。
プシュっ

追記) 3時現在、雷が聞こえました。
追記2) 3:18雨と突風が吹く。帰って良かった。死ななくて良かった。酔ってる。。。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする