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レタスと玉ねぎの間で苗を育てています
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ブドウの葉がずいぶん大きくなりました
31日は朝から好天に恵まれ久しぶりの夏らしい天候でした。午前中は野菜の苗の植え付けとブドウの手入れです。連作障害のためかナス苗の育ちが悪く、植え替えるために接木の苗を買ってきました。ブドウも日に日に大きく育ってきています。
午後からは議会前の恒例の議員研修会です。講師は長野県の観光振興課長さん。とても精力的に情熱を持ってお話しいただきました。内容は今年の秋に長野県がJRさんの協力を得て実施する「信州デスティネーションキャンペーン」です。テーマは「未知を歩こう。信州」だそうです。
今回のキャンペーンのコンセプトは、「信州は歩くほど発見がある『未知なる道の宝庫』、山歩きやトレッキング等の『自然の中の歩き』だけでなく、地域の歴史文化や生活に触れる『まちなか歩き』なども紹介し、まだ知られていない信州の魅力をPRすること」だそうです。
お話をお聞きしながら私たちのまちで、歩いて楽しい、ためになる、おもしろいルートはどこなんだろうと考えました。山が好きな人は烏帽子岳や湯の丸山、お花のいい方は池の平湿原のアヤメやコマクサ、湯の丸のレンゲツツジでしょうか。歴史文化ではやはり海野宿ですね。歩くマップづくりが必要だと思いました。
研修会の後、議会改革委員会がありました。一般質問の一問一答方式の最終答申の取りまとめです。これまでの議論では、「①第1回目は一括質問・一括答弁方式 ②第2回目からは一問一答か一括質問一括答弁かを選択できる ③第2回目以降は同一質問事項についての質問は2回まで」というものでした。
今回の会議の中で問題となったのは一問一答方式に対する認識でした。たとえば質問項目が「A」「B」「C」の3つあり、さらに「A」については「a、b、c」の3つ、「B」についても「a、b、c」の3つ、「C」についても「a、b、c」の3つの小項目があったとします。
これまでの議論では「A」については「a、b、c」の3つをまとめて再質問→回答→再々質問→回答、同様に「B」、「C」を実施するというものでした。これに対し、このやり方は本当の一問一答方式ではないという意見が出されました。
一問一答というのは、「A」のうち「a」について再質問→回答→再々質問→回答、次に「b」について再質問→回答→再々質問→回答をし、以下同様に実施するというものだと言うのです。これまで議論してきた方式もやはり小分けにした一括質問・一括答弁方式ではないかというのです。
確かに言われてみればその通りです。しかし本当の一問一答方式にすると再質問・再々質問は最大で18回にも及び時間が際限なくかかります。このため上田市や小諸市では質問者と回答者の発言時間を総体で1時間などと決めています。この場合回答が長くなると質問者の時間が少なくなるという欠点があります。
現在の東御市のように発言者の時間のみ30分を確保し、なおかつ質問回数は何回でもいいということになると時間は際限なく延びることになり現実的ではありません。円滑な運営を目指すために発言回数に縛りをかけるのか、それとも全体の発言時間に縛りをかけるのかいずれかの方法を選択しなければならないということになります。
今回で結論を出すのではなくもう少し議論しようということになりました。