原点回帰。初心に帰って。今一度。
なんかね。ふっと読みたくなって。
その昔は、こういった書物をむさぼり読んだなぁ・・・。
他にも東映や東宝、日活や松竹など映画会社や老舗劇団の歴史本とか、俳優の自叙伝などなど。
30数年たった今、身についているのか忘れてしまったのか。確認作業のひとつとして、なんとな~く目を通しています
原点回帰。初心に帰って。今一度。
なんかね。ふっと読みたくなって。
その昔は、こういった書物をむさぼり読んだなぁ・・・。
他にも東映や東宝、日活や松竹など映画会社や老舗劇団の歴史本とか、俳優の自叙伝などなど。
30数年たった今、身についているのか忘れてしまったのか。確認作業のひとつとして、なんとな~く目を通しています
公演後の余韻がまだまだ残っております。
本多一夫プロデュース『お年を召しませ! ~ケアハウス「ごきげんさん」の愛すべき日常~』、開幕・閉幕にあたり、多くのご来場者、ご支援、ご声援下さった皆々様に厚く御礼申し上げます
今回の作品は、作演出の龍尺千秋さんの実体験をもとに描かれた作品です。認知症を患ったお母さんを自宅で介護し、そしてその旅立ちを静かに見守りました。その間に多くの介護施設や職員と関りを持ったゆえに、劇中のセリフなどはまさに「リアル」でした。
また私を含め、普段は介護関係の仕事をしている出演者もおり、細かい動きや立ち振る舞い・・・車いすの動かし方、認知症老人の歩き方、衛生上の問題で職員は膝を床につけない、ご家族に”提案”はするけども”押しつけ”はしない・・・など、数々のアドバイスや意見交換を織り交ぜて作られていきました。また、舞台セットの装飾品は、ほとんどは私たちが稽古の合間に作ったのですが、一部には実際に施設に通われている方が作ったのをお借りした物も飾られていました。
物語は・・・ケアハウス「ごきげんさん」に、新しく入居してきた自力歩行のできない女性老人(演・小田和江)と娘(演・境ゆう子)の葛藤、認知症の祖父(演・とびちゃ)を持つ孫娘(演・南良桃子)の悩み、自宅が近いのに入居している男性老人(演・本多一夫)に優しく接する孫娘2人(演・得本綾/渡邉結宇)とその家族の問題。
私は「ごきげんさん」の施設長を演じました。介護福祉士(演・川﨑葉子)、介護士(演・そのだやすたか)、介護助手(演・勝木美子)、機能訓練指導員(演・染谷拓志)と共に、直面しているその様々な問題に苦悩しながらも温かく、そして前向きに見守ってきました。
私自身、普段は週に2日ほどデイサービスに勤務しており、過去にはグループホームに勤務していた経験があるゆえ、舞台に立っている自分が「演じているのか」はたまた「現実の職員なのか」と混同する瞬間もありました。
今回は、多くの介護従事者、介護経験のある方、今まさに自宅介護をしている方、これから家族を入居或いは通所させる施設を探している方々が観に来てくださいました。 皆、ご自身の現状と照らし合わせて観劇したためか、涙を流された方も多かったようです。それだけ、介護問題は身近で切ない、そして重い出来事なのだと、あらためて認識させられました。
とは言え、そこは楽しく明るいことが大好きな作演出の龍尺千秋さんと出演者たち。来場されたお客様を「ごきげんさん」の入居者に見立て、一緒に手の運動、フラダンスのレクチャーを受けて、「脳の活性化」をして頂きました 時にはアドリブにより来場者との掛け合いもあったりで、文字通りほんわかとした温かいムードになりました
あるお客様からの感想です。「介護、老いというテーマを明るく、そして愛をもって伝えてもらえた素敵なお芝居でした」
私個人的には、介護職に従事している方からの「(加山が演じた)施設長役。副施設長の私としては見習いたい」というご感想にホロッとしてしまいました。役者冥利に尽きる言葉です。
まもなく90歳になる「下北沢・演劇界のドン」本多一夫さんも毎日元気に出演 楽しそうな表情で決め台詞を発しては、お客様から大きな大きな拍手を頂きました。そして「あと10年は、舞台に出る!」と決意も新たにされていました
実は、私は自身、このひと月はちょいと身体的にしんどい状況でした。俳優として”するべき仕事”がなかなかできず、微量ですが安定剤を処方され服用。その主治医もわざわざ様子を見に観劇に来て下さったほどでした。それでも最後まで務められたのは、やはりスタッフや共演者の存在があったからでした。今後は「自分の身体」と相談しつつ、少しでも長く俳優を続けていきたいと思っています
あらためて・・・ありがとうございました
本多一夫プロデュース「お年を召しませ!」 千秋楽を迎えました
ご来場下さった方、LINEやメールなどで激励して下さった方、様々な形で応援して下さった方・・・ありがとうございました
心より御礼申し上げます。後日、あらためて御礼ブログをアップいたします
では・・・・・・打ち上げに行って参ります
「下北沢演劇のドン」本多一夫さん。3度目の共演でしたが、どんどん元気になっています(笑) 楽屋でのいろいろな話が楽しかったぁ~
共演者の渡邉結宇ちゃん 今春「ICU(大学)」を卒業したばかりの彼女と、42年前に「ICU高校」を卒業した私。直接の先輩・後輩ではないのだけど、同じキャンパスで、同じ風景を見て、それぞれの青春時代を過ごした間柄。彼女の今後・・・未来が楽しみです
舞台「お年を召しませ!」 3日目が終了しました
「席は空いてますか?」と急遽駆けつけてくださった方もいたようで、連日の盛会となりました
来場されたお客様とね・・・むふふ・・・一緒に遊ぶ時間があるんですよ。というより、お客様さえも ”登場人物” にしちゃったりするんですが、これが好評で好評で
千秋楽にお見えになる方。どうぞ「心して」お運びください
友人のSNSにアップされていた一枚です。
「到さん、職歴がバッチリ生きたはまり役でした♪ お辞儀の様にまで温厚な施設長の人柄が(笑)」とコメントを頂きました。
感謝感謝
それではついに千秋楽・・・行ってきま~す
舞台「お年を召しませ!」2日目終了
お客様から頂く拍手が、なんと温かいことか・・・。ただただ、嬉しいの一言に尽きます
劇場の男子部屋。楽屋・控室・・・ではなく、あえて「男子部屋」。だって、青春時代の放課後の教室のような雑談でにぎやかなんです。社長の笑い話、みんなの失敗談や、甘酸っぱい話、人前では話せない話などなどなど
では、3日目。行ってきます
本多一夫プロデュース舞台「お年を召しませ!」 無事に開幕・初日を迎えました。満席のお客様に囲まれて、心も体もアツく素敵な時間を過ごす事が出来ました。
本多劇場総帥・本多一夫さんからの初日祝い。ごちそうさまでした!そしてご本人もお元気に出演、決め台詞もばっちりと発しての大団円!
では、2日目。行ってきま~す
本多一夫プロデュース公演『お年を召しませ!』いよいよ開幕です
劇場:下北沢「小劇場B1」(北沢タウンホール地下)
2日(木)完売
3日(金)完売
4日(土)15時~残席あり
5日(日)15時~残席あり
ご予約は直接私まで、もしくは https://www.quartet-online.net/ticket/gokigensan?m=0zggedd にどうぞ
最後に「登録完了ボタン」を押すと、数分後に劇団側からお客様に ”予約完了メール” が届きます。
稽古場の休憩時間
数種類のシュークリームの差し入れがあり、じゃんけんで勝った人から好きな物を選んでいく・・・のですが、10回以上も負け続けて「勝てない・・・欲しいシュークリームがどんどん取られていく~」と泣き始めた演出家と、そんな演出家に「じゃんけん、どんだけ弱いんだよ~」と大笑いをする出演者たち
本多一夫プロデュース「お年を召しませ!」まもなく開幕です。すでに多くの方々にご予約を頂いており、出演者・スタッフ一同感謝と興奮の毎日です。
さて、公演会場である下北沢「小劇場B1」への行き方を簡単にご説明いたします。
京王井の頭線をご利用の場合は「下北沢駅/中央口改札」、小田急線の場合は「下北沢駅/東口改札」を出ます。
両方の改札前広場の前方に、縦書きで大きく「OZEKI」と書かれた黒いビル(スーパー)がありますので向かってください。
そのオオゼキを「正面」に見て「右方向に直進」してください。
すると右側にある大きなビル「ショッピングストア マルシェ下北沢」の前を通りすぎると、その先に「劇 小劇場」の看板が見えます。
左側の揚げ物店「串カツ田中」と「劇 小劇場」の看板の下の路地を直進します。
突き当りにある「ニッポンレンタカー専用駐車場」「三菱UFJ銀行」を見ながら左折。
すると左側に、1階がバス乗り場になっている大きなビル「北沢タウンホール」があります。
その1階に、地下に向かう階段がありますので降りてください。
降りた目の前に「小劇場B1」があります。
駅の改札から10分足らずで到着できますよ~
5月舞台『お年を召しませ!』、初日まで1週間を切りました。チケットの予約状況も良く、完売の日も出てきましたのでご報告します。
【4月26日23時現在】
2日(木)19時~完売
3日(金)15時~完売
4日(土)15時~残り40席
5日(日)15時~残り20席
ゴールデンウィークのさなかですが、お時間のある方・・・ぜひ。
ご予約は私までどうぞ(観劇に日時・枚数をお忘れなく)
『お年を召しませ!~ケアハウス「ごきげんさん」の愛すべき日常~』
介護施設を舞台に繰り広げられる高齢者家族の家庭事情。それを見守る施設スタッフの奮闘ぶり。歌あり踊りありのハートフル物語。
本多一夫プロデュース「お年を召しませ!」、楽しき稽古の毎日です。いやいや、楽しいんです。ほんと。毎日ウキウキ
普段のメンタル低下により、肉体にも精神的にも悪影響が出ていた身体が「溶解」していくのを感じられるんです。がちがちな筋肉や脳みそが柔らかくなっていくんです。柔らかくなるにつれ、セリフや動きの覚えも少しずつ良くなっていくんです。稽古が始まった頃は「記憶できなかった」んです。覚えたことを忘れていくのではなく、「覚えられない」んです。
マジで怖かった・・・「どうすりゃいいんだ?」って
今までより時間がかかっていることは確かですし、その分遅れを取っているのは間違いない。セリフに動きに歌に踊り・・・課題は多くてしんどいのだけど、とにかく楽しい毎日です
ご予約は私までどうぞ(観劇に日時・枚数をお忘れなく)
『お年を召しませ!~ケアハウス「ごきげんさん」の愛すべき日常~』
介護施設を舞台に繰り広げられる高齢者家族の家庭事情。それを見守る施設スタッフの奮闘ぶり。歌あり踊りありのハートフル物語。
【日時】2024年5月
2日(木) 19:00
3日(祝) 15:00