名作「ローマの休日」(1953年・アメリカ)の音によるダイジェスト版。映画雑誌「ロードショー」の昭和48年(1973年)5月号の付録です
「さあみなさん。名作『ローマの休日』を楽しみましょう! この映画はオードリーの名前を世界に有名にした作品です・・・」という解説から始まるソノシート。解説担当はあの”小森のおばちゃま”こと小森和子 といっても、この頃はまだお若く、お姉さんですね。私たちのイメージにある「ちょいとモゴモゴ喋る」語り口ではなく、とてもさわやかです(笑)
オープニングからエンディングまでをたった4分ほどにまとめているのですが、オードリーとグレゴリー・ペックの出会い、楽しいデートや逃亡劇、エンディングなど、それぞれのシーンの効果音と音楽が盛り込まれて、あっという間に終わります(笑) 映画の情景が浮かんで来るのか来ないのか・・・それでもなんとなく「あ~映画なんだなぁ~」とわかったようなわからないような・・・ ビデオデッキなんてなかった古き時代。今これを聞いていると、「やっぱり見たくなっちゃう!」とビデオ鑑賞になるわけです・・・あ、今はDVDか。うん?いや・・・ストリーミングか