地元ヨコハマは、中区の「日本大通り駅」近くにあるレンガの遺構。恥ずかしながら今までその存在を知りませんでした。先日たまたま散策をしていた時に「お?おお~!」と見上げてしまいました。
設置されている説明文によると、大正時代に作られたレンガ造りの建物が、関東大震災によってほぼ全壊した中でこの外壁部分だけが残り、その後の復興建築の際にその内部に残されていたとの事です。
2014年(平成26年)にその建物を解体するときにこの部分が発見され、建物の所有者の意向により大正時代の建築記録ならびに関東大震災の貴重な歴史的遺産として、この場に残すことにしたそうです。
写真右端にちらっと写っているのがこの建物だそうです。左は現在の横浜開港記念会館。
建物が丸々残っているのを眺めてその歴史を空想するのも楽しいのですが、残された一部を間近に見る事によって、何というか・・・”多くの災害を受け”、”長い時間を経て”、”力強さが伝わる”、その象徴としての建物という思いを感じ取ることができますね