加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

憧れの先輩・翁華栄さん

2023-01-31 | 仲間・先輩・後輩

やっと会いました。やっと会えました。翁華栄さん 在日華僑の俳優。SNSでは繋がっていたのですが、私にとっては雲の上の存在と言っても過言ではないゆえずっと躊躇していたのですが・・・会いました

1989年。役者活動を始めた直後の私は、大型ドラマ「さよなら李香蘭」の裏方お手伝いをしていました。劇中で日本人俳優が北京語の長台詞を喋るシーンがあったのですが、その北京語がね。ちょいとね・・・長いだけにね。なかなかね・・・難しいんですよ、やはり北京語の発音は。

そこで後日のアフレコに参上したのが翁さん。モニターに映し出された日本人俳優の表情や”間”、気持ちの変化に合わせて北京語を録音していきました。私は先輩スタッフの命令で、翁さんが入る録音ブースに雑用係として同席。間近で翁さんの演技を見ていたのですが、「へぇ、中国語を話せる役者がいるんだ・・・。え?中国人なのか、この人!」以来、”中国語を話す俳優第一人者”として、翁さんは私の頭にインプットされ、同時に身勝手ながら親近感を持ち、憧れを抱き続けてきました。

2004年。舞台で共演した大和田伸也さんが「イタルさんに紹介したい役者がいるんだよ」と渡された電話番号が翁さんのでした。後日、受話器を持つ手が震えるほど緊張しながら電話をかけたのですが、何を話したのか覚えていません。

2019年。役者仲間のイベントに出演した際、観客として来場していたのが翁さんでした。「え?マジ?まじ?ほんと?」。これを機にSNSでつながりお互いの近況を知る事ができ、冗談を飛ばせるほどになったのですが、直接お会いするにはまだまだ勇気がありませんでした。

昨年末に翁さんから「来年は会いましょう」と言ってくださったのがきっかけで勇気100倍!思い切って私からお誘いして、今回食事を共にするに至りました。初めて会ってから34年。紹介を受けてから19年。2時間の逢瀬は文字通りあっという間に過ぎました。

ドラマや映画、名作や話題作に出演されている翁さんですが、私が出演していたドラマ「レッドクロス」「流転の王妃・最後の皇帝」では場面が違えど出演されていました。いつか必ず同じ場面で共演したい

     

映画「学校」1993年・山田洋次監督/後列左(夜間学校の在日中国人生徒役)

映画「トキワ荘の青春」1996年・市川準監督/2列目中央(つのだじろう役)

映画「太陽は動かない」2021年・羽住英一郎監督(中国裏組織ボス役)

 

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池袋の”友誼食府”

2023-01-31 | 生姜焼き&中華

参りましたねぇ・・・またまたディープな中華に行ってしまいました(笑) しかも、これまたディープな”チーム朗読”のメンバーで参上~

東京は池袋駅にほど近い歓楽街にある「友誼食府」

雑居ビルの4階に構える、決して広くないスペースに上海料理、四川料理、台湾料理、粥専門店・・・など5店舗?6店舗?が並んでいる、いわゆるフードコートスタイル。

 

 

焼き餃子と角煮飯。文句なし ”豆腐脳”は醤油ベースの温ダシに豆腐や野菜が和えられています。

 

豚肉の唐揚げ。うまっあんかけ刀削麵は箸が止まりませ~ん

羊肉串と牛肉串。ピリ辛でビールに合うよ、ホント。いっぺんに盛られても・・・どれがどっちかわからんアバウトさが中華系らしい・・・(笑)

また行こっと

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マンガ「水滸伝」

2023-01-29 | 温故知“旧”

小学生の頃に父親に買ってもらったマンガ「水滸伝」全7巻。

当時、我が家は北京に住んでいたので、父親は私に中国の歴史を勉強させるために、買い与えてくれたわけです。ただ、ちょうどその頃に毛沢東主席による”水滸伝批判”が中国全土に繰り広げられたので、周囲の中国人に「水滸伝を持ってるよーー」と大ぴらに言えなかったのも、不思議な偶然と言えるかもしれません。

50年近くに買った物ゆえ、カバー表紙はなくなっていますねぇ。

 

登場人物は、みんなカッコいいですね。宋江、九紋龍史進、鉄牛、魯達、林冲、柴進・・・最初は敵対していた山賊同士や階級層が、様々な過程を経て戦友となり同志となり同じ軍団となる・・・その友情や絆の描かれ方に、小学生の私は心酔したものでした。

 

「鉄人28号」「仮面の忍者赤影」「魔法使いサリー」でおなじみの横山光輝によるマンガタッチも、親しみを覚える一端になりました。私が所持しているのは昭和49年発行の第15刷ですが、初版は昭和44年(1969年)なんですね。古い!!!

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ヴェルベット・アンダーグラウンド

2023-01-27 | レコード

ちょいと前に、NHKのドキュメント番組で取り上げられていたアメリカのバンド「THE VELVET UNDERGROUND」/ヴェルベット・アンダーグラウンド。ネットによると1964年に結成し1973年に一旦解散するもメンバー間の交流は続いており、90年代に2度ほど再結成したようです。

「ARCHETYPES」THE VELVET UNDERGROUND(1974年・MGMレコード)

このアルバムは、元々1968年に発表した「WHITE LIGHT/WHITE HEAT」を、MGMレコードの「ARCHETYPESシリーズ」の1枚として、再販的にリリースされたもののようです。他にリリースされたミュージシャンとしては、ビリー・ホリデイ、チャーリー・パーカー、アレン・ギンスバーグ(詩人)、ザ・ブルース・プロジェクトなどがいるようです。

「WHITE LIGHT/WHITE HEAT」。ひずんだギターの音(ノイズ的な音)、ダラダラっとした歌い方、前衛的で怠惰的・・・というのが印象です。ネットで拝読したいくつかの記事によると”歌詞は暴力的であり、性的タブーやドラッグなどに言及”しているそうです。ノイズサウンドに乗っかての朗読、17分にも及ぶ訴えるような歌い方・・・その曲調や世相に立ち向かう姿勢は、日本の年60年代の反戦フォークを彷彿させます。

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アメ横の中華屋台

2023-01-24 | 生姜焼き&中華

3日連続の「中華・生姜焼き」カテゴリー(笑) すんまそん・・・

東京は上野のアメ横に数軒ある中華系屋台。従業員も中国人/台湾人ならば、店構えも雑然さも汚れ具合(苦笑)も現地並み

 

羊肉串も海老団子串もすすすっと喉を通っていきます。美味

 

ワンタンは干しエビのダシが利いてぐいぐいイケます。牛肉春雨スープはカレー味。いいですねぇ~

葱餅(cong-bing/ツォン ビン) 薄く伸ばした小麦粉に塩と刻みネギをまぶして焼いたもの。これがね、うめぇ~んだよ

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我が家の生姜焼き

2023-01-23 | 生姜焼き&中華

年が明けてから、なんだか中華と生姜焼きの投稿が目立っていますが・・・これぞ我が家の本命

 

いつもはバラ肉なのですが、今回は大きめにカットされたスライス肉を使用。これが大当たり~~ しかも4枚も

愛妻がまた、いい生姜ダレを作るんですよ~~~ ご飯も進むぅぅぅぅ

うんめぇ~~~~~~~

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中華街「南粤美食」

2023-01-22 | 生姜焼き&中華

いつ行っても並んでるんですよ。とにかく並んでるってイメージの横浜中華街「南粤美食(なんえつびしょく)」

という事で、3人で11時30分の開店めがけて11時ジャストに店に行くと・・・なんとすでに14人が並んでいました。開店すると・・・嫌な予感が当たります。そうです、私の前でいったん満席になったのです。入口がピシャッと絞められた時のむなしさ。結局さらに30分待ってようやく入店。

 

カウンター席に案内されると、目の前の厨房には名物のアヒルが仕込まれています。

アヒルの醤油煮(ハーフサイズ)。うまっタレを白飯にかけて食べたい!

釜めし。腸詰とスペアリブの釜めし。おほほっこの他に腸詰と帆立もオーダー。

これも人気の海老ワンタン麺。ワンタンぷりぷり味はさっぱりで麺は極細。まるでビーフンなのですが、つるつる感がなくてちょいとボソッとしていたのが残念。たまたまかなぁ。

いやはや・・・結構腹が一杯になりました

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相次ぐ閉店(涙)

2023-01-20 | ヨコハマ

地元商店街のある店舗に貼ってあった「閉店のお知らせ」。洋品店です。確かに長い事お客さんが入っているのを見た記憶がありません。それでも毎日店を開け、店番をしていたおばあちゃん。大正時代に創業していたんですね!100年近く!?初めて知りました・・・。

高齢者向けの衣料品が中心の店だったので、私自身なかなか買いに行くことはなく、店の前を通るだけでした。ところが数年前に、店頭のハンガーラックにかかっていたジャンパーに目を奪われ、その場で買ったのがこのスカジャン。

もともとスカジャンを1枚欲しかったのですが、気に入ったデザインがなく・・・スカジャンの背中には虎や龍の刺繍が施されているのが多いのですが、ここで見つけたのが「鯉」でした。欲しかったデザインです。なぜ鯉が欲しかったのかは長くなるので(笑)。

そんな思い出がある店がなくなるのは寂しいですね。

  

この3枚は別の場所なのですが、やはり最寄り駅の近くにある古い店舗に張り出されていました。

タバコ屋、クリーニング屋、定食屋。すべて昨年の大みそかで閉店しています。昭和が遠くになりにけり・・・。

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冬のかき氷

2023-01-18 | ヨコハマ

かき氷ってのは、夏の食べ物で、しかも縁日や商店街で150円とか200円とかで楽しめる・・・んだ・・・よね?

でもさ・・・。ハマにこんなとこができたのよ・・・。

 

 

横浜は馬車道で、昨年2022年に開店した「かもめ氷菓」。

みかん、イチゴ、ビスタチオ+ベリー。練乳も3種類から選べます。

1600円程度。

”箸休め”として出される壺漬けが妙に美味しい(笑) 温かいお茶もね

 

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高橋幸宏がブルース・リーサウンドを編曲していた?

2023-01-17 | ドラゴン

ジェフ・ベックが逝き、大好きな「SITUATION」がまだまだ頭から離れない中に届いた高橋幸宏の訃報。僕ら世代の青春時代を華やかにしてくれた方がまた一人・・・。

ユキヒロさんを知ったのは、やはりYMOですね。高校生の時。テクノポップ、電子音楽の先駆け。「テクノポリス」のどこか中華風のメロディに、琴のような和楽器風の音色、歌詞のないインストルメンタル・・・そして真っ赤な人民服をまとった3人のレコードジャケット。ほとんどの人がそうだったように、私もなかなかの衝撃を受けました。続く「ライディーン」のウキウキするようなテンポとリズムに「”ライディーン”って、アニメの勇者ライディーンと関係あるの?」なんて思ったものでした(笑)。

そのうちテレビでもその演奏する場面を見る機会が増えて来ました。ユキヒロさんのほとんど微動だにしないドラミング姿に、まるでメトロノームのような機械的な雰囲気を感じ、「この人、人間なのか?」と感じ、「もっとリラックスして叩けないの?」と余計なお世話な事を思ったほどです(笑)。

2015年に地元ヨコハマは赤レンガ倉庫で開催された70年代バイブレーション展では、YMOのステージセットが再現されており、ユキヒロさんのドラムセットも置かれていました。私の好きなメーカー”TAMA”でした。

ブルース・リー第1次ブームのさなかにCBSソニーから発売されたレコード。楽曲はサントラではなくすべてアンサンブル・プチとスクリーンランド・オーケストラによるカバーバージョン。Discogsというサイトによると編曲を手掛けているのがユキヒロさん。ちょうど「サディスティック・ミカ・バンド」(東芝EMI)に在籍していた頃。レコード会社を飛び越えての活動だったのでしょう。音楽家として、それだけ引く手あまただったのかもしれませんね。

どうぞ安らかに。

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