加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

改めて「続 脱どん底」

2025-01-27 | ブギウギ

いえね・・・風呂にのんびりつかっていたら、ふと「あ、聞きたいな」「あの頃の雰囲気を感じたいな」と思いまして

久しぶりに、じっくりと聞いてしまいました

「続 脱どん底」ダウン・タウン・ブギウギ・バンド(1975年/東芝EMI)

以前、拙ブログでも何回か書き込んだのですが、これは私が自分のお小遣いで初めて買ったLPです

私がダウンタウンを知ったのは1976年。 当時私は中学1年生で上海に住んでいました。この年の6月に上海在住邦人に向けて日本から送られてきたのが、前年の「紅白歌合戦」のフィルム。 そこで見た初出場のダウンタウンに衝撃を受け、2か月後の夏休みに一時帰国した際に購入したのがこのLPでした。2300円。1972年に中国に行くまでは駄菓子屋で10円とか20円でめんこやヒーロー写真やベビースターラーメンを買っていたので、「イタルにとっては初めての大きな買い物だね。」と叔母に言われたことを覚えています。

ですから、このLPにはダウンタウンへの憧れの他に、夏休みに一時帰国した時の光景や匂い、祖母や叔母、赤ん坊だった従弟、近所に住む友達との再会、テレビで見たアニメやアイドル歌手・・・様々な思い出が詰め込まれているわけです

LPに収められている楽曲に、「初めてかかわる大人の雰囲気」を感じ、「自分たちで演奏して歌っているカッコよさ」に憧れました。「ダウンタウンならず者懺悔」のイントロにロックの迫力を感じ、「アンタがいない」の歌詞に大人の寂しさを思い浮かべ、「売物ブギ」の滑稽さにのめりこみ、そして、紅白で見て衝撃を受けた「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」に心躍りました。

さらにはライナーノーツのデザインが、手作り感覚が満載・・・直筆で書かれた歌詞や解説、手でちぎったようなスチール写真、それらをただ貼っつけ合わせたような構成に、親しみと楽しさを覚えました。

ライナーノーツについているシミや折り目も、「あの頃」から現在に至るまでの歴史を感じさせてくれます。

そして親に内緒で買ったサングラス・・・でこうなるわけです(笑)

ちなみに高校1年生の時に、文化祭で私がロックバンド・デビューした時の出で立ちがこちら

白いツナギにキャップ。宇崎竜童やドラムの相原誠をイメージしました(笑)。

ちなみに購入してから26年後の2002年。再結成コンサートの際、このLPに4人のサインを入れてもらうことができました~~~~

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スマホにブギウギ・ステッカー

2024-12-28 | ブギウギ

スマホを買い換えました。で、他の方と間違えないように、名前の代わりに貼ったステッカーがこちらです

「居酎や ならず者」 30年ほど前に、大好きなダウン・タウン・ブギウギ・バンドのドラマーである鈴木洋行さんが、六本木で経営していた居酒屋のステッカーです。何度か飲みに行って頂いたモノです。小さな文字で「by D.T.B.W.B」とも記されています

ちなみにこのデザインの元はこちら・・・。

そうです。DTBWBのバンドロゴです 宇崎竜童さんがデザインしたとか。大ブームになった”ツナギ”の背中にも描かれていたっけ

ちなみにちなみに・・・私が肌身離さず持っているキーケースにもこれがあります。

1987年に再結成をして全国ツアーを行った際にコンサート会場で販売されていました。かれこれ37年も持ち歩いてます(笑)

 

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DTBWBポスター

2024-10-12 | ブギウギ

先日、押入れから「STUFF」のポスターを出してきた際に、他にも色々とあったので、その中からダウン・タウン・ブギウギ・バンドのをお見せします

ジーンズメーカー「ボブソン」の販促用 ドラムが鈴木洋行さんの時代。足元の電飾”Down Town Angel”は彼らの曲名ですね。もしかして当時CMが作られてこの曲が流れたのかな・・・(ソンナハナシハ、キイタコトガナイケド

男性用化粧品「シルバースタッグ」 ドラムは坂庭泰三さん。千野さんの颯爽感、泰三さんの持つ丸椅子の角度から見える懸命さ、シズさんの力強さ、タケさんの躍動感、竜童さんの存在感(曲がったサングラス最高!)・・・それぞれがいいですね

「ファイティング」時代のコンサート宣伝ポスター 厚紙でできているので丸めて保存する事ができないゆえ、ずっと自室に貼られたまんま・・・40年以上(笑) ドラムは浅岡タカシさん

初期のツナギ時代・・・ドラムが相原誠さん時代のポスターは残念ながら持っていませんが・・・後年、これをネットオークションでゲットしました

 

松竹映画「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」です 左下、しかもタケさんの足元に小さく「人気最高!ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」って、これじゃ目につかんだろーーーー

こちらは2007年に相原さんの地元・東京都東大和市で開催された宇崎さんのコンサートのポスター コンサート第2部ではスペシャルゲストとして、初期4人が揃っての一夜限りの再結成でした

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アサヒグラフのDTBWB

2024-09-06 | ブギウギ

いつだったか・・・地元ヨコハマは上大岡(だったかな?)のスーパーの前で、古書フェアが開催されていたので立ち寄ってみました。テントの下で移動式書棚にズラズラズラ~っと並べられた各種各ジャンルの書籍や雑誌。

雑誌類に目を通す際には、1974年(昭和49年)~1976年(昭和51年)あたりに発売された物をつぶさに見ていきます。 なぜかというと「燃えよドラゴン」で一気に火が付きカンフー映画ブームを巻き起こした「ブルース・リー」、ツナギにリーゼントで注目された「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」、或いは放送3年目ぐらいに入り、人気がうなぎのぼりだった「太陽にほえろ!」に関する記事や写真が掲載されている確率が高いからです

この時に発見したのが「アサヒグラフ」(1975年7月発行/280円・・・もちろん税込でも税抜きでもありません)

「このカッコイイ 突っぱり野郎たち」と題されたDTBWBのミニ特集 まさに旬のバンドでしたからね

 

アサヒグラフの記者による特写ゆえ、他社では見られないような雰囲気がうかがえます。

ツナギの背中にある「BOOGIE WOOGIE」のロゴマーク 手前にいる相原誠だけが「鯉の滝登り」。この半年後に出演した紅白歌合戦でもバッチリと映っていましたね。 しかし、こんなだだっ広い更地を歩く写真を撮る際に「ギターを持ってください」と注文され、メンバーはどんな思いだったのかなぁ。「え~、めんどくさい~~」とか思ったのでしょうか(笑)。それともメンバーサイドから、「楽器持とうか?」と提案したのかな

巻末のレギュラーコーナー「わが家の夕めし」には、歌手・高石ともやと家族のショット。福井県名田庄村の自宅でカレーを食べるところですね。そうそう、食卓の脇には炊飯器(もしくは電子ジャー)、魔法瓶、厨房から運んできたカレーを煮込んだ鍋。それをお母さんがよそって食卓に並べる・・・。我が家もそうでした。味噌汁や吸い物も食卓脇でよそっていましたっけ。昭和の光景ですね。

この3年後ぐらいにDTBWBは、野外コンサートなどで”高石ともやとザ・ナターシャ・セブン”と共演するんですよね

「いこまいか/椛の湖ピクニック」(1978年/東芝EMI)・・・出演:ザ・ナターシャー・セブン DTBWB 自切俳人とヒューマン・ズー 杉田二郎

 

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シズさんライブ!

2024-07-03 | ブギウギ

地元ヨコハマは山手にあるライブハウスで、ダウン・タウン・ブギウギ・バンド/和田静男さんのライブを見てきました~

「サクセス」「身も心も」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」「スモーキン・ブギ」「裏切り者の旅」「赤坂一ツ木どん底通り」「ベースキャンプ・ブルース」「オールド・ティーンエイジ・アイドル」・・・そして「何十年ぶりに弾くんだろうw」とシズさん自身が懐かしがったのが「懐かしのラグタイム」

 

ドラム:清水ジョージ ベース:山下信雄 キーボード:佐藤邦夫(私の席からは写真に撮れなかった・・・)

「自前で作りました」と某ファンが来ていた”デビュー50周年シャツ” DTBWBの歴代メンバーと阿木燿子さんの名前までしっかり網羅。しかもデビューする前に在籍していたドラマーの名前まで入れるとは筋金入りのファンですな・・・って、それがわかる私も大したもんです(自画自賛)

久しぶりのツーショット~~~~

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宇崎竜童with和田静男

2024-05-26 | ブギウギ

宇崎氏デビュー50周年記念コンサート@横浜・関内ホール

普段は自身のバックバンドで演奏していますが、今回はダウン・タウンのギタリストの和田静男氏率いるスカーフェイスと共に、タイトルもその名の通り「ダウンタウン・ブギウギ・バンドを振り返る」

オープニングは、ティアドロップのサングラスをした宇崎さんがアコースティックギター1本で「鶴見ハートエイク・エブリナイト」「赤坂一ツ木どん底あたり」「欲望の街」をしっとりと、そしてブルージーに歌い演奏。打ち込みをバックにトランペットでイントロを吹き始めた「おまえのためのブルース・シンガー」では、サビを観客と掛け合いをしてじわじわと場内のボルテージを上げていきます

「それじゃぁ、和田君を紹介します・・・和田静男!」とシズさんを呼び入れ、しばしシズさんとの出会いからダウンタウン結成の頃の思い出話。

「今日は70年代の音で行くぜ!」とスカーフェイスのメンバー/佐藤邦夫(pf)、永本忠(bs)、相良宗男(ds)を呼び入れて始まったのが「恋のかけら」。シズさんのギターイントロがズ~ンと胸に響いてきます。当時の思い出をつづりながら「沖縄ベイブルース」「ベースキャンプブルース」「ダウンタウンならず者懺悔」「サクセス」「身も心も」、シズさんが熱唱する「悲しきティーエイジ・アイドル」「愛しのティナ」・・・。

普段の宇崎さんのコンサートでの、バックを務めるメンバーたちの音はキレイなんです。みんな若くて、音楽大学を出てきちんと教育を受けたメンバーはめちゃくちゃうまいし。 でもうますぎてきれいすぎて、目をつぶって聞いているとまるでカラオケをバックに宇崎さんが歌っているように聞こえる時があるんです。でも今回のベテランのメンバーたちが出す音は、それこそ宇崎氏が言ったように”70年代の音”。泥臭いし、ひずんでいるし、もろに「ダウンタウンの世界観の音」

「コンサートタイトルに”ダウンタウンを~”と入れたら、あっという間にチケット完売した」

「関内ホールの館長に挨拶したら”来年もぜひやってください”と言われて・・・やります

客席がヒートアップしてのアンコールでは「知らず知らずのうちに」「スモーキン・ブギ」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」、そして唯一ダウンタウンの曲ではないのが「生きてるうちが花なんだぜ」。宇崎さんもこの時にはサングラスを放り投げ、観客をあおるあおる・・・ 客席も総立ちで「ウォ~ウウォウオ~、生きてるうちが花なんだぜ!」と大合唱

いやぁ・・・アツかった。涙腺も緩んだし そういえば30数年前にシズさんがこの関内ホールでコンサートを開いたときに、ゲストで登場したのが宇崎さんだったの思い出しました。

次も楽しみだぁ~(再結成しないかなぁ・・・)

 

 

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宇崎竜童50周年コンサート/アゲイン

2024-05-12 | ブギウギ

宇崎竜童デビュー50周年記念コンサート@東京国際フォーラムに行ってきました~ 

  

昨年10月に開催されたコンサートの「再演」でした とはいえ、数曲は差し替えられており、ステージセットの仕様/スクリーンに映る映像や宇崎氏が描いたイラストなども変わっており、なかなか楽しめました。またプロデュースした阿木燿子さんも前回と同様に”案内役”としてたびたび登場。その可愛らしさがコンサートを一層華やかなものにしていました

昨年のコンサート鑑賞ブログはこちらからどうぞ https://blog.goo.ne.jp/dtfbwb2004/c/e5dc9b82f920d2e63a5cb12fd83059d2

前回、演奏された”ファイティング”時代の曲の代わりに「網走番外地」「サクセス」「阿吽」(竜童組)などがレパートリーに加わり、またダウンタウン時代の曲を演奏する際には、メンバー全員が白いツナギ着用で、これまた楽しめました(「昨年は宇崎が恥ずかしがってツナギは着なかった」阿木燿子さん談)

こんなことは言っても仕方がないのですが・・・ダウンタウン時代の曲は、やはり「往年のメンバーのあの音とあのノリ」で聞きたいなぁと思い、竜童組サウンドの特徴ともいえたハープとバイオリンを懐かしく思ってしまいました。 ただ、「RU CONNECTION with 井上堯之」時代の大人感覚のサウンドや、最近の宇崎氏の楽曲になると”安心”して聞けました。演奏する宇崎氏も、拝聴する我々もそれなりに歳を取り、ゆったりと音を楽しめる”身体”になったのかもしれません。それを具現化されたといってもいいのが、カーテンコールでの「THANK YOU FOR THE MUSIC」。ドレスやタキシードに身を包んだ20名ほどの男女混成コーラス隊が登場し、ロックとは全く無縁の世界(笑)。これが結構ジ~ンと来ましてね(笑)

ステージで「120歳まで生きる!」と宣言した宇崎氏。「だから、皆さんも私にお付き合いいただき、長生きしてください!」とコンサートを締めくくりました。

周囲を見ても、60歳の私が最年少?と思えるぐらいの年齢層だったもんなぁ・・・

ダウン・タウン・ブギウギ・バンド時代のアルバムが、音楽配信サイトで聞けるようになりました(URLの最後の「BTBWB」は誤字・ミスプリではありません)

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宇崎竜童50周年コンサート

2023-10-12 | ブギウギ

「宇崎竜童デビュー50周年 メモリアルコンサート」(阿木燿子プロデュース) 行ってきました~

 

デビュー50周年ということは、ダウンタウン・ブギウギ・バンドデビュー50周年でもあるので、「もしかしたらかつてのメンバーが登場するかも?」との淡い思いはかないませんでした。が、しかし宇崎のアコーティスティックギター1本による「知らず知らずのうちに」から始まり、ここ数年共にしているバンドメンバーによるダウンタウンのナンバーにワクワク、続いてソロ時代、竜童組時代、RUコネクションwith井上堯之時代の名曲を堪能しました~~ プロデューサーの阿木燿子も演奏の合間に何度か登場し、宇崎やバンドの変遷、演奏曲のエピソードを解説する構成に、あらためて50年という長い歴史を実感させられます。

来場者に無料で配布されたパンフレットには、セットリストが記載されていました(以下、バンド別に記載します)

「知らず知らずのうちに」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」「ジプシー・マリー」「ベース・キャンプ・ブルース」「沖縄ベイ・ブルース」「身も心も」「欲望の街」(以上DTBWB)「JUST ONE MORE TIME」(DTFBWB)

「ザ・カムイ」「祭囃子がうねるよ」「OIRA JAPANESE BANDMAN」「GET IT BACK」(以上竜童組)

「相聞歌」「SOUL SERCHING」(以上RUコネクションwith井上堯之)

「ハッシャバイ・シーガル」「生きてるうちが花なんだぜ」「愛ふたたび」「RESPECT」(以上ソロ)

 

パンフには記載されてはいませんが、アンコールでは数年前にリリースされた「あっぱれブギ」をベースに「ロックンロールウィドウ」「スモーキン・ブギ」「トラックドライビング・ブギ」「カッコマン・ブギ」のメドレー。そしてコンサートタイトルにもなっている「THANK YOU FOR THE MUSIC」は、亡くなった井上堯之の歌声が流れての”掛け合い”が圧巻でした。しかもステージから10列目あたりに座っていた20名ほどの観客がいきなり立ち始めてのコーラス。実は「仕込み」のシンガーたちでした。これには驚きました

 

11月には大阪でもこのコンサートが開かれますが、宇崎がダウンタウンのメンバーとしてデビューしたのが1973年12月。ゆえに「12月からが本当の50周年なので、来年は全国ツアーをやります

その時はDTBWB、竜童組、RUコネクションの混合編成バンド・・・ってなサプライズはないかなぁ?

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「ファイティング」プロモーション用

2023-09-09 | ブギウギ

過日。久しぶりに地元ヨコハマの中古店に顔を出したら・・・私にとってのお宝盤をゲット ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンド(以下DTFBWB)のプロモーション盤の1枚目です。数年前に”2枚目”をネットオークションで見つけてゲットしていたので、これで2枚揃った訳です(いずれも非売品・・・って、まさか3枚目もあるのかなぁ?)

1981年。DTFBWBはレコード会社のエピック・ソニーと契約した中で「ブギウギ・レーベル」を立ち上げ、バンドとしてのアルバムの他、メンバーのソロアルバムをリリースしました。そのプロモーション用に作られたのが以下の「BOOGIE WOOGIE LABEL Ⅰ・Ⅱ」のようです。

 

「BOOGIE WOOGIE LABEL VOL.Ⅰ」

 

今回入手した、目が覚めるような赤ジャケです

A面)「DON'T LOOK BACK」「亡きジョン・レノンとヨーコ夫人に捧ぐ」「川崎・BLOSSOM」(以上、宇崎竜童ソロ)「OUR WHOLE」「ことわざ・丸の内・あいうえお」(以上、新井武士ソロ)

宇崎ソロと新井ソロがしか収録されていませんが、2人のアルバムがレーベル第1弾、第2弾として発売されるためだと思われます。

B面)「鶴見ハートエイク・エブリナイト」「住めば都」「いい子でいなさい」「TOKYO豚‐Y‐」(以上、DTFBWB)・・・・あれ?実際には「住めば都」ではなく収録されているのは「FROM東京BABYRON」だぞ どこでどう間違ったんだ

ちなみにB面の収録曲は、前年に発売されたライブ「海賊盤LIVE FIGHTING80’s」からの抜粋です。前年はエピック・ソニーを含め、レコード会社とは契約していなかったDTFBWBは、コンサート模様を収録した「海賊盤」を自主制作/ノーレーベルとして発売。エピックと契約後は、ジャケットのカラーリングを変えて改めてブギウギ・レーベルからリリースされました。

 

「BOOGIE WOOGIE LABEL VOL.Ⅱ」

 

収録曲/順不同)「ROCK’N ROLL WIDOW」「無風地帯」(以上、宇崎ソロ)「OUR WHOLE」「韻じゃない」(以上、新井ソロ)「MORNING TWILIGHT」「ブルーバード」(以上、和田静男ソロ)「シネマ」「テレンコ」(以上、千野秀一ソロ)「IT’S YOUR OWN LIFE」(以上、浅岡タカシソロ)

はてさて・・・すでに「Ⅰ」では宇崎ソロと新井ソロが収録されているのに、ここでもしっかりと収録されています。だったら他のメンバーの曲をもっと入れてくれればよかったのに~と思うのですが、5人の楽曲をまとめておけば営業用には便利だったんだろうなぁ、なんてことを思ってしまいます

特筆すべきは「Ⅰ」にも入っている新井武士の「OUR WHOLE」 この曲は当時のサントリービールのCMに起用されていました。CMでは後奏部分に「ビールは生樽サントリー♪」と歌われているのですが、「Ⅰ」では演奏のみで歌詞は入っていません。ところが「Ⅱ」では、イントロ前に新井自身の声で「う~ん、飲みニュケーションって難しいなぁ~」のセリフがあり、後奏ではCM同様の「ビールは生樽サントリー」が入っています

ちなみに・・・実はジャケットにあるロゴの「B」「W」はくり抜かれており、ライナーノーツの色がそのまま見えます。しかもそのノーツも表と裏で色が違うので楽しめます

 

5人のソロと2枚のバンドアルバムをリリースして、DTFBWBはこの年の12月31日をもって解散してしまいます。その後のブギウギ・レーベルは、宇崎竜童のソロアルバムやシングル盤が発売される際の、結局は個人レーベルのようになってしまいましたね(汗)

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ブギウギバンドの1シーン

2023-08-08 | ブギウギ

映画「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」(1975年/松竹) ブギウギバンドのメンバーが出演しているシーンがYouTubeにアップされているのを発見(タップしても開かない場合はコピペ願います)

https://www.youtube.com/watch?v=CosZkk6GIlc

以前に入手した台本とスチールです。

 

シーン84/大衆食堂(数日後)

  さとみが忙しく働いている。定食を食べ終わったトラックの運転手ふうな客が、週刊誌を読んでいる。

客A「(隣の同僚に)おい、ちょっと見ろよ。横須賀に変な女がいるってさ」

  客Bが雑誌をのぞきこむ。

客B「・・・なに?猫を抱いた女で最後まで猫を放さないだって・・・本当かよ」

  二人、笑いころげる。隣のテーブルで片づけていたさとみ、二人を見る。

客A「行ってみるか?」

客B「おおかた、ガセネタよ。それよか仕事、仕事。ねえちゃん、ここにおいたよ」

  二人、金を置いて出て行く。

さとみ「ありがとうございました」

  さとみ、客の読んでいた週刊誌を手にとる。

       

台本では客AとBの二人しか出てきませんが、メンバー4人がここにキャスティングされて一言ずつセリフを割り振られたんですね。一番上のセリフから、新井武士さん、相原誠さん、和田静男さん、宇崎竜童さんがそれぞれ喋っています ちなみに台本では「猫を抱いた女」ですが、映画では「猫を抱いた娼婦」になっていますが、撮影現場で監督からの指示があって変更したと思われます。また、”トラックの運転手ふう”と書いてありますが、宇崎さんは黒いダボシャツに腹巻、新井さんはカンカン帽にアロハ、相原さんはタオルの鉢巻きに甚兵衛、和田さんは黄色のドカヘルに白いダボシャツ あ、さとみ役は早乙女愛さんですね

あ~~~、本編を全部見た~~~~い

 

 

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