誕生日

舞台二日目。夜だけの公演だったので昼間は久しぶりに自宅でゆっくり過ごしました　おかげでテンションも良く、本番はバッチリでしたぁ
お客様からは予想以上の笑いや大拍手を頂き、出演者はみな大満足でした。感謝



本番前。出演者の誕生日を祝いました　本人たちには内緒のサプライズ。怖い顔をした演出家から昨日のダメ出しを受けた後にハッピイバースデイの曲が流れてケーキが登場～～　でもね、舞台上では火気厳禁なのでろうそくに火はなし。３人とも“吹いている”だけです（笑）（写真提供：共演の徹ちゃん）



この日がジャスト誕生日の赤垣先輩



稽古中に誕生日を迎えた“いぶし銀”たにやん（左）と、翌日が誕生日の“イケメン”和哉くん（右）



ちなみにケーキを作ったのが彼女、真実ちゃん　劇中ではこわ～いベテラン銀行員役ですが、非常に家庭的な子です（ちなみにちなみにお父上は“日活のマイトガイ”“赤～いトラクタ～～”の小林旭さん）

さて、３日目は昼＆夜公演。平日にもかかわらず多くの予約が入っています。よっしゃ～

劇場前の老舗

舞台が無事に開幕しました　平日でしたがほぼ満席となりいいスタートでした。感謝
え？私？・・・あはは・・・セリフがロレってしまった（汗）


中目黒ウッディシアターの斜め前にある老舗の蕎麦屋「朝松庵」
入口脇のショーケースも昔ながらの温かみを感じる風情です。「そばでも食べようかな」と思いつつ・・・“ポークソテー”がある



ポークソテーと言えば醤油味とか焼肉のタレの風味がするのが多いのですが、ここは塩コショウでまぶして焼いただけ。しか～し　ポークソテーとは元来そういう物なのです
でもケチャップが載っかているところに愛嬌がありますね。おまけにポテトサラダではなくポテトフライ



お値段はちょいとよろしく９５０円（ライス別）　実はこの店はカレー南蛮そば発祥の店とか

さて、舞台二日目。元気に行って参ります。落ち着け落ち着け・・・（笑）

「中小企業のつぶしかた」開幕

いよいよ開幕、初日です
「ニチリキ土建社長・富山良三」の出番です

今日、帰りに“妻の里子”から告白されました。
「今のニチリキ土建ってすごくいい雰囲気だと思います。ホントの会社（の仲間）みたいで。お父さんもすごくいい感じ」
台本には書いてありませんが、イタル演ずる“良三”は、里子の事が大好きで大恋愛の末に結婚したと思うんです。里子もそう言っていました。そんな二人が小さな会社を背負い、お互いに助け合って一生懸命に生きている・・・それが伝われば嬉しいです



里子役のＹＯＫＯちゃんと（後ろのザコども、消えろ～～～）

では中目黒ウッディシアターでお待ちしています

稽古場を後にして

稽古場のバラシ、積み込み、後片付けを終えて帰宅しました



ちょいとバテ気味かな？稽古場の床で



我が“ニチリキ土建”のマドンナ事務員・ゆうこちゃんです。得本綾ちゃんが可愛く、さわやかに演じています



ちょいと前の稽古風景。かなり真剣です　相手は銀行員役の伊藤和哉くん。



台本と格闘中　たぶん・・・自分が演じる「社長」の人物設定に悩んでいるところかな

稽古最終日

稽古場の壁面にはこんな絵が描かれています。可愛いっしょ　築○○年（かなり古いぞ・・・汗）の稽古場が生き生きしてるように見えませんか？



稽古場近くの商店街で見つけた小さな小さなレストラン　開店して４０年程のお店です。小さなカウンターに肩を寄せ合って７人座ったら満席の店



でもボリュームは満点　もちろん豚肉の生姜焼きライスを注文



ここの特徴は生姜焼きにフライがつくメニューがあるんです　鶏ささみフライ、ひらめフライ、串カツ、メンチカツ・・・。もちろんライスとみそ汁がついて７００円というナイスプライス
奥が鶏ささみ、手前がひらめフライ。キャベツもたっぷりです
腹をすかせていた若手役者も目をまん丸くして驚いていました。味？そりゃもう推して知るべしでしょ
下北沢「キッチン南海」。

さて、今日２７日は稽古最終日。明日は劇場に入って仕込み＆緒準備です。
では行って来ま～～す

「面白い作品になった」演出家からの力強い言葉です　お待ちしています

焼肉で「カツ」！

稽古もいよいよ大詰め。毎日通し稽古です。緊張が走りますが、ちょいと気が抜けるとセリフも動きもぎくしゃくです。舞台転換・装置の移動もみんなでやるので頭の中が混乱する事もしばしば
「そんなことで本番できんのか～～～」
と、演出から檄が飛びます　みんなちょいと疲れが見えてきてます。
・・・ってなわけで劇団カンタービレ恒例の「稽古場での飲み会」



劇中で使用するホットプレートで焼肉大会だぁ～～～



出演者、スタッフ、関係者・・・総勢３０名弱が一気に焼肉にパクつく様子は豪快そのものです



出演者全員が揃って飲み食いしたのもこの時が初めてなので、盛り上がる盛り上がる～～
明日への活力、本番への活力。まもなく出陣

劇団仲間

稽古場に懐かしい顔が遊びに来ました



竹　匠（たけたくみ）くん。
僕がかつて在籍していた「劇団浪漫狂時代」でともに活動した仲です　当時はもっと髪がありました（笑）　彼の「巨体を生かした小さなギャグ」は結構人気があり観客を笑いの渦に巻き込んでいましたっけ
彼は現在も舞台やコマーシャルに出演するなど役者として活動しています。また、三軒茶屋で「でげ」という飲み屋をも経営しています　幅広い人脈の中で今回「中小企業のつぶしかた」では声の出演をしています。
そういえば、僕が前回の『フォトグラフ』、今回の『中小企業のつぶしかた』の演出家であるなべさんと知り合ったきっかけは竹ちゃんでした。

朗報と昼飯

数日前のブログでお伝えしたように、今回の共演者の中には先日の東北大地震によって実家と連絡が取れていない人がいましたが・・・『両親とも無事』という連絡が稽古中に届きました。
「やったー」「よかったなー」稽古場は拍手喝采
地震が発生してから２週間、明るく振る舞っていた本人の目には涙が浮かんでいました。



さて、昨日の食事休憩。我が「ニチリキ土建」のメンバーで近くのラーメン屋さんに行きました



舞台上でのチームワーク向上につながればとの思いもあるのか、他愛のない話、芝居の話でいい雰囲気になりました



さぁて、初日まであと４日。一気にスパートです



あ、これ。僕が食べた“カレーチャーハン”。チャーシューによってうっすらと赤みがかったこの店独特のチャーハンが、さらにカレーでほのかに黄色がかっています　そう、ドライカレーのチャーハン版って感じかな。美味かった

「太陽！」長さん

ちょいと舞台・稽古の話題から逸れまして・・・「太陽にほえろ！」のベテラン刑事・長さんについてちょいと



リアルタイムで「太陽！」を見ていた頃の僕ら世代はほとんどが小学生～中学生。カッコイイ人にあこがれる年ごろゆえにマカロニ、ジーパンを始めとする新人刑事や兄貴分的な熱血漢のゴリさんに目が向いていたのではないでしょうか？“地味なおじさん”といった存在の長さんはほとんど話題にならなかったのでは



ところがその僕らが長さんと同じ世代になって来た今、中間管理職としての立場になった今、子供を持つ親となった今、オヤジさんとしての振る舞いをする長さんに共感している人が多くなっているようです　ボスや山さんとはまた異なったベテランとしての存在。
年下の係長（ボス）に諭される時、慰められる時のベテランゆえの切ない表情、或いは「ここでは自分が最年長者だ！」との心構えで突っ走る時の気迫。見ている僕らが大人になればなるほど長さんに傾倒していきます



「太陽！」放送１０年目に長さんは「一人でも多くの優秀な警察官を育てたい」と警察学校の教官に転任し、七曲署を去ります。その思いをボスに伝えた際のスチールです。ゴリさんや若手は驚きの表情。しかし“盟友”山さんは長さんの心情をきっちりと理解しているかのごとく、まるで「これからの長さんを見守って行こう」との表情に見えます
その後、長さんは自分が育てた新人刑事としてブルース刑事を七曲署に推薦、久しぶりに署に顔を出します。またボス＝石原裕次郎が降板した後の「太陽！ＰＡＲＴ２」では七曲署に正式復帰。



さらには、「太陽！」が終了してから１０年目に製作された「七曲署捜査一係」（１９９７年／ボス＝舘ひろし）ではすでに定年退職した後の長さんが描かれていましたね




最近ＢＳ－Ｊ放送で『俺たちの旅』がオンエアされているのですが、その中で長さんこと下川辰平氏がゲスト出演。ちょび髭を蓄えたちょいと嫌味なおじさんでした
明日２５日は下川氏の命日。もう７年になります。

手弁当

横浜は青空が広がり、ポカポカ陽気～と思いきや、稽古が終って家路についたら雪が降ってやんの　疲れがたまって来ている身体に天候の激しい移り変わりは厳しい・・・



芝居の内容を更によくするための出演者だけでのミーティング
「ここをこうしたらいいかも」
「あそこを何とかしようよ」
「俺がこう言ったら動いてみて」
社会環境が“ＩＴ系”になったり“オール電化”になっても、結局は「人間同士の話し合い」というのが基本ですね



イタル特製弁当～　アルミの弁当箱に大好物の豚肉の生姜焼き（うまいぜ～、俺のは）、ご飯にはこれまた大好きな“ゆかり”をかけて、もちろん野菜サラダはたっぷりね。これでパワー全開じゃぁ～～