加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

愛と誠(レコード編+書籍編1)

2010-01-31 | 温故知“旧”
亡くなった俳優の夏夕介さんが特撮ヒーロー物を経て一気に大ブレークした出演ドラマがあります。『純愛山河 愛と誠』('74年10月~'75年3月/東京12チャンネル)です 主人公・大賀誠を演じていました。



「純愛山河 愛と誠」('74年/東芝EMI/500円)

元々は週刊少年マガジンに連載されていたマンガが原作。その大反響によりドラマ化されました。主題歌「わたしの誠」を歌っていたのはヒロイン・早乙女愛を演じていた池上季美子。さわやかだけど重い雰囲気です。題材が題材だからねぇ



「愛と誠」('74年/キャニオン/500円)
こちらのレコードはサブタイトルに“週刊少年マガジン連載「愛と誠」主題歌”と記されているので、マンガのイメージソングと言ったところでしょうか。歌っているのもずばり「あいとまこと」の2人 ちなみに2人の本名は「所司道子」「恒藤信一」です。このコンビは映画版の第2作でも主題歌を務めています



「愛と誠」('76年/CBSソニー/600円)
これは映画版の第3作「愛と誠・完結編」の主題歌で、主演を演じた早乙女愛と加納竜がデュエットしています



さてさてこちらが本家本元のマンガです 全16巻。お小遣いを持って本屋に行くのが楽しみでした。ほとんどが初版です



当時僕は日本を離れていたのでドラマ版や映画版を見ていません。友人の所に日本から送られてくる週刊誌を借りてむさぼるように読んで「誠ってカッコイイなぁ」と憧れていました
ただね・・・単なる学園物から最後は政財界まで揺るがすようなストーリーになっちゃったからね。少年誌とはいえ大人の鑑賞にも耐えうる内容の大作でした。もちろん底辺に流れているのは「不変の愛」です
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わらべ

2010-01-29 | レコード
先日の「小堺さん」を書いたブログで“わらべ”にちょいと触れたので、ここで改めてご紹介・・・といっても僕ら世代はみんな知っているでしょうね



『めだかの兄妹』('82年/フォーライフ)
バラエティ番組「欽ちゃんのどこまでやるの」に出演していた萩本欽一・真屋順子演じる仲良し夫婦の間にできた三つ子によって結成されたユニットが「わらべ」。歌唱者のクレジットも役名から萩本のぞみ・かなえ・たまえと記されています
“めだかの兄妹が川の中 大きくなったら何になる 大きくなったらコイになる 大きくなったらくじらに ”な~んてほのぼのした歌詞を可愛く歌って大ヒット 番組後半で「もう寝る時間よ~」とお母さんに言われてパジャマに着替えてから歌っていましたね。ちなみに「兄妹」の兄はお兄ちゃんの見栄晴を指しているようです。



『もしも明日が・・・。』('83年/フォーライフ)
「欽どこ」の番組自体が大ヒット、さらには“わらべ”の大人気ぶりによってリリースされた第2弾。ちょっぴり大人になった彼女たちが愛する人を思いながら歌っています バックコーラスとして順子お母さん、見栄晴お兄ちゃん、「クロコとグレコ(関根勤&小堺一機)」が参加しています。のぞみは・・・当時色々あって参加してませんでした

欽ちゃんと言えば所属事務所は浅井企画。相方の坂上二郎や後輩に当たる車だん吉、斉藤清六、小堺&関根、西山浩司、ルー大柴など今でも数多くのお笑いタレントを擁していますが、一時期この人も所属していました



『鳥の詩』('81年/ラジオシティ・レコード)
杉田かおるです。このレコードジャケットの裏面に「ファンレターは浅井企画まで」と記されていました。あ~驚いた だってこの歌はご存知これまた大ヒットしたドラマ「池中玄太80キロ」の挿入歌。「3年B組金八先生」の妊娠・出産した生徒役でメジャーになった彼女が、さらにその知名度を上げたドラマ。女優として活躍していたのにお笑い系タレントが集まるプロダクションにいたとは全く知りませんでした。今ならわかるけど・・・
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訃報がふたつ

2010-01-28 | 仲間・先輩・後輩
残念なニュースがここのところ続いています。「スペクトルマン」に続いて野球の小林繁投手、アニメの目玉親父とロビンマスク、歌手の浅川マキ、タレントのミッキー安川・・・。それぞれの世代に強い印象を残していた方々。さみしい限りです。



ベテラン俳優・奥村公延さん。
昨年のクリスマスに心不全でお亡くなりになっていました。79歳。映画「お葬式」('84年)では死体役で絶賛を浴びたとの事ですが、僕にとってはドラマ『熱中時代』での印象が強かった・・・。北野広大(水谷豊)の妹・青空(池上季美子)のアルバイト先、バー“蜘蛛の巣”のマスター役。のほほ~んと、それでいて優しさがにじみ出ていた記憶があります。大好きでした。
僕のドラマデビューの際には共演しました。



『時には母のない子のように』('88年/フジ)
シナリオ作家の登竜門「ヤングシナリオ大賞」で大賞受賞した野島伸司氏の脚本をドラマ化。僕は警察署の内勤のお巡りさんでデビューしました(左)。そこの少年課の刑事役が奥村さんでした(上の写真)。
顔合わせ/本読みの際には同じ警察官役と言う事で、末席に座っていたぺーぺーの僕の隣にわざわざ座ってくださり、いろいろとお気づかいいただきました。いつか共演してその時のお礼を言いたい・・・そう思っていました。安らかに・・・。



俳優・夏夕介さん。
27日、胃がんのため逝去。59歳。若すぎます・・・。僕らの子供の頃には兄弟もの特撮として人気のあった『宇宙鉄人キョーダイン』('76年)や、舞台公開録画もの特撮という斬新なスタイルで話題を集めた『突撃!ヒューマン!!』('72年)などで主役を務めていました。



そして伝説の刑事ドラマ『特捜最前線』の叶刑事でその印象はさらに強く僕らに残った訳です('80~87年)。



お二人のご冥福をお祈ります。
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路線バス

2010-01-27 | ヨコハマ
電車で横浜駅に行こうとしたら、ちょうどバスが来ました。普段から本数が少ない事もあり「ありゃ、こりゃ珍しい」と飛び乗っていい旅夢気分~!
「こんな道を通るのか」「こんな場所にこんなトコがあるんだな~」と同じ町内・区内なのにまるで知らない街に旅行に来た気分です♪d(⌒〇⌒)b♪
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小堺さん

2010-01-27 | レコード
ほぼ1年前のブログでもご紹介したタレントの小堺一機さん(http://blog.goo.ne.jp/dtfbwb2004/m/200901)。先日の語り芝居公演にも鼻を…いや…あれ?変換が…花を届けてくださいました



感謝の気持と共に小堺さんのレコードをご紹介します



『ムーンライト・シィンギング』('87 フォーライフ 700円)
元々歌って踊れるエンターテイナーを目指していた小堺さんは'85年に「小堺君のおすましでショー」の舞台を立ち上げ現在まで続いています。得意のおしゃべりの他にミュージカル仕立てのステージやコントなどで誰もが楽しめる内容です。おしゃれな小堺さんは時にはしっとりとした歌をも歌いますが、それがこの歌なんです。“君と歩く夜道 家が見えて来たけど話し足りないよ…



『想い出して下さい』('85 フォーライフ 700円)
師匠・萩本欽一さんのバラエティ番組「欽ちゃんのどこまでやるの」内で人気者になった“わらべ”から3年、あらたに結成されたユニット「サンドイッチ」。右が小堺さん。中がバレエダンサーで現女優の鳥居かほりさん、左がテレビ朝日アナウンサーの藤井暁さん。この2人はこれがきっかけで結婚もしましたね…別れちゃいましたが
このレコード、A面は45回転、B面は33回転で“わらべ”のヒット曲である『もしも明日が』『めだかの兄妹』のカラオケが収録されています



ちなみにこちらは師匠・萩本欽一さんが出したレコード『何処かにお前が』('70 東芝音楽工業 400円)です。'69年に出演した映画「手」の主題歌で、作詞も手掛けています。自分のもとを去ってしまった女性を思う切ない歌です
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錦糸町の生姜焼き

2010-01-26 | 生姜焼き&中華
語り芝居公演から一夜が明けました。午後2時頃に急に眠気に襲われました。かなりの眠気だったのですが外出中だったので居眠りする事が出来ず・・・何でかなぁ?と考えたら、昨日まではその同じ時間帯って稽古やら本番やらで毎日のようにチョ~緊張していたんですよね。妙に納得

本番前日まで稽古に通った東京・錦糸町 ちょうどお昼時だったので生姜焼きを探して街を歩いていると、まず出くわしたのが「不二家」



おなじみのペコちゃんに迎えられ店内へ



いわゆるソテー風の一枚肉が3枚。結構なボリュームにお腹も満足 もうちょい醤油味が効いててもいいのかな?なんて事を感じましたが、いえいえ結構な定番の味です シェフ姿のペコちゃんとポコちゃんのイラストがついた箸入れが可愛いです。



かなりの需要があるのはわかりますが、各テーブルにはてんこ盛りになった砂糖・ガムシロ・ミルク 大雑把なんだか気が利いているのか(笑)。



錦糸町駅前の大通りから一本隔てた脇道で見つけた焼鳥屋さん ランチタイムも営業していて定食や丼物を提供していました。夜の営業がメインであろうに、店主や従業員は一体何時間働くんだろうってな事をチラッと考えつつ2階の座敷に。



生姜ダレが美味い美味い 玉ねぎも程よく仲良くしていて庶民的和定食ってな感じで箸が進みました。テーブルにド~ンと置かれているマヨネーズがまたいい雰囲気を醸し出しているわけです。久々に食べたなぁ、常温のマヨネーズ。
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浅草・無事閉幕

2010-01-24 | 舞台・イベント系仕事
無事に千秋楽公演を終えました。ご来場頂いた方、激励・ご支援頂いた方、ありがとうございました
共演した諸先輩やご覧頂いた方々よりおほめのお言葉を頂戴し少しは肩の荷が下りたものの、やはり本番前は気持も神経性胃炎もヒートアップ(痛…)。



しかし、不思議な事に・・・役者の性(さが)なのでしょうか舞台に立つと集中力が増してセリフを口から出すのがand動きが身体から飛び出すのが楽しくてたまりません



『三枚起請(さんまいきしょう)』
想いを馳せている花魁が実は他の男衆にも調子のいい事を言っていたのが判明し、「騙され男3人組」が花魁にひと泡吹かせようと一致団結



花魁を呼び出し痛めつけてやるものの、結局はその花魁にうまい事を言われてかわされてしまうという楽しくもバカバカしくも切ない馬鹿な男たちの話。僕はその中心的な存在である棟梁役でした 会場からは多くの爆笑と拍手を頂き感激極まりました事をご報告申し上げます



終演後は出演者やスタッフと共に楽屋で打ち上げ乾杯 そのあとはそれぞれが来場したお客さんと飲みに浅草に繰り出しました。僕は友人たちが待つもんじゃ焼き屋へ向かい合流。安堵感と共に楽しいひと時を過ごしました。

パンパンに張ってしまい疲れ果てた腰や背中をいたわりつつ、明日は家でつかの間の休息を過ごし、次なるステップに向かってGO
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浅草・千秋楽

2010-01-24 | 舞台・イベント系仕事
あららららら・・・あっという間に今日は千秋楽です。最後のステージを務めて参りま~~す

さて、2日目ですが・・・初日を無事に勤めた安心感も手伝って、重い胃炎もなんとな~く軽く感じられ、足取りも軽く浅草に参りました 土曜日と言う事もあって、何しろにぎわっている浅草です。あっしもちょいと観光気分でのんびりと仲見世通りをブ~ラブラ



「賀正」という飾りもまだまだ残っていて、演劇にしろ商売にしろ新春興行は1月いっぱい続いているようです。あっしはおのぼりさん気分でお土産なんかを買っちゃったりして(笑)。



こちらが連日お世話になっている木馬亭です。いい雰囲気でしょ?2階の「木馬館」では剣劇旅一座が公演を行なっています。チャンバラと歌謡ステージです。これまた日本の庶民的文化です



ここが僕らの舞台です。普段からこういうたたずまいです。庶民的和風でしょ うんこらしょと柔軟体操をしているのは私です・・・っていうか身体堅そう・・・っていうか堅いです



出演者の御親戚から手作り“フィッシュ・パイ”の差し入れがありました アップルパイのようなサクサク皮に、中身は本当の魚の白身を使って作られた餡が入っています。お菓子なんだか料理なんだか・・・とにかく美味い これまた縁起モンですから“おめでたい”・・・で鯛をかたどっているようです。誰だ!シーラカンスと言ったのは



楽屋はみ~んな一緒なのでいつでもワイワイ・ガヤガヤです。あーでもない、こーでもないと他愛のない話で賑やかです・・・・・・でも実は見えない緊張の糸がピーーーンと張っていたりもします
中央に座っている頭に特徴のある(失礼)のは高瀬哲郎さん。やはり文学座のベテランです。この方のお父さんは『秘密戦隊ゴレンジャー』で戦隊を指揮する江戸川長官を演じていた高原駿雄さんです

さて・・・ラスト1回公演。ここまで来ると、苦しいとか緊張しているとか言うよりも、もうちょっと“遊んでいたい”って感じです
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浅草・中日

2010-01-23 | 舞台・イベント系仕事
中日です。「なかび」です。「ちゅーにち」ではありません。念のため

昨日、無事に「語り芝居・でえく」が開幕しました 多くのお客様に観ていただき感謝の念に堪えません。短い期間での稽古ゆえに緊張と不安、集中力と神経性胃炎で過ごした日々ですが、リハーサルを経て1回目、2回目の本番を行ない、沢山の笑いと拍手を頂いてだいぶ気持ちが和らぎました



楽屋に入るとすでにお赤飯がド~ンと山積みになって置かれていました。コレがまた美味い。みんなで食べるおこわ。楽しくていいもんです



所作のご指導を頂いた師匠からは全員に手ぬぐいが配られました。赤飯にしろ「寿」にしろ縁起物です これで気持ちは最高潮。熱演の運びと相成りました

さて、これから浅草に向かいます 油断大敵。気を引き締めて2日目を楽しんで参りま~す
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浅草・初日

2010-01-22 | 舞台・イベント系仕事
悶々として寝つけない夜をバーボン呑んで無理矢理寝て…(汗)。
いやぁ、いい天気です。陽射しがまぶしいっす(≧ε≦) ついに来ました語り芝居「でえく」の初日。緊張しつつも楽しんで相務めまする~m(__)m
〓イタル〓
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