加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

ジャケ買いの2枚

2021-03-14 | レコード

誰が、どんなジャンルの演奏しているのかわからないけれども、ジャケットのデザインを見ただけで気に入って買う事をジャケ買いと言います(そんなことわかってら~い!と言われそうですね

私にとって初めてのジャケ買いがこちらです。

「包(bao)」四人囃子/1978年・キャニオン)

高校生の時にレコード店でこれを見た時に”なんじゃ、こりゃぁ!?”  だって、中国の万里の長城ですよ、どう見ても。よく見ると大きなコンサートスピーカーでできているんです、城壁が。 おまけにタイトルが「つつむ」ではなく「バオ(bao)」と中国語発音。北京に住んでいた自分にとって、しかも帰国して2年程度しか経っていない時に、このデザインを見て「中国のバンド?」と衝撃めいた嬉しさを感じたのを覚えています。 ただ、その頃の私は大ファンであったダウン・タウン・ブギウギ・バンドのLP一枚を買うのでさえ大変だったので、買うことが出来ず、後年に中古店で改めて温かく迎えた次第です

四人囃子は日本のロック史を紐解くと、その摩訶不思議な音楽性(プログレッシブ・ロック)が、70年代中盤では斬新だと多くのロックファンに受け入れらた、確かな足跡を残しているバンドです。私自身も何となく気に入ってしまい、数枚のLPを購入しています

「プロパガンダ」オムニバス盤(1979年/A&Mレコード)

これまた中国帰りとしては唖然としたジャケットデザインです。あの毛沢東が楽しそうに笑顔でエレキギターを弾いているんですよこんなの中国だったら発禁は当然、デザイナーは即刻重刑で、国際問題になりますよ 時を経て西洋文化に触れる機会がダントツに多くなった現代では、さほど問題にはならないでしょうけど・・・あ、いや・・・今のトップをこんな風に描いたら、そりゃまた大変なことになるか。経済制裁や人民弾圧やら領海侵犯やら・・・

The Police、Joe Jackson、The Reds、Squeeze など、アメリカのニュー・ウェーブ系バンドのライブ&スタジオ音源を集めたオムニバス盤です

コメント
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