加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

ルージュの伝言は先生。

2020-07-07 | レコード

先日購入した荒井由実のサードアルバム「コバルト・アワー」(東芝EMI/1975年)

「卒業写真」「ルージュに伝言」などが収録されています。レコードの帯やライナーノーツには演奏者の名前が記載されています。

細野晴臣(ベース)松任谷正隆(キーボード)鈴木茂(ギター)林立夫(ドラム)

”はっぴいえんど””ティンパンアレィ”からの流れで集った錚々たるメンバーです

でもね。「ルージュの伝言」「何もきかないで」の2曲に関しては「Daddy Oh!」が演奏しています。ジャケット裏面やライナーノーツにも下の方に明記されています。

前回のブログにもアップしたようにユーミンの初期ライブでバックバンドを務めていたのがパパレモン、後に改名してDaddy Oh!であり、このアルバムでも最初はDaddy Oh!が担当。しかし、プロデューサーが「Daddy Oh!の演奏はライブっぽい」との理由で、急遽プレイヤーを変更して再度録音してリリース。Daddy Oh!のメンバーは悔しかっただろうなぁ。

それでもこれまた理由があったのだろうけど、「ルージュの伝言」「何もきかないで」の2曲にはそのままDaddy Oh!バージョンが収録され、さらにカップリングされたシングル盤としても発売されました。

で、Daddy Oh!のドラムを担当していたのが平野肇さん。前回のブログでも書いたように私のドラムの師匠です。僕が高校時代に通っていたヤマハのドラムスクールの講師でした

Daddy Oh!としての音源が聞けるのはこの2曲だけってことになるのかな。そういう意味では貴重なユーミンの歌ですね

 

コメント (2)
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初ユーミン

2020-07-03 | レコード

いやね。なんとなく予感はあったんですよ。軽~くはまるとしたらユーミンかなって。

ここ数年、日本のロックミュージシャンの歴史を顧みるような書籍や記事をあらためて見ていてね。特に平野肇さんが著した「僕の音楽物語/日本ポップス興亡史」(2011年・祥伝社)を読んで

以前、このブログにもアップしました(https://blog.goo.ne.jp/dtfbwb2004/e/b6284f1faf2ebc5b718142608b0819ad)が、平野先生は僕のドラムの師匠なんです。この方の本を読んでると日本のロック/ポップスの歴史がよくわかるんですよ。

でね。ユーミンこと荒井由実のデビュー期のライブでは、「パパレモン」というバンドがバックを務めていたんだけど、そこでドラムを叩いていたのが平野先生。レコーディングとはまた違うメンバーで演奏がされていたんですよ

そこで「ほぉ~」となって、ではレコーディングでは誰が演奏していたのかな?って調べていたら「エイプリルフール」「はっぴいえんど」からの流れで来た人たちがいて。でもって、2018年の紅白にユーミンが出演した時にバックを務めていたのが、そういう人たちだったりして、「お~~~~~~!すげぇ~~~~~~~~~!」っとなって

自分の青春時代によく聞こえてきた音楽がサザンやユーミンな訳で、解散や休業引退などせずずっと第一線で活動している国民的な歌手ともいえるわけです。そんなユーミンと日本の音楽シーンを作って来た人たちが、実はずっと一緒にやっていたなんてと思ったら・・・・・・買ってしまいました

中古店で見つけた荒井由実時代のオリジナルアルバム4枚中の3枚をゲット。ファーストの「ひこうき雲」はいずれ探しましょう。

あらためて聞くと、あの母音をしっかりと捉えて甘ったるく歌う歌い方に、胸キュンする切ない歌詞に、何となくほろ酔いしています

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