ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/03/16「ロボコップ」

2014-03-16 00:00:00 | 日記
 ロボコップと言えば、ポール・バーホーベン監督による、
バイオレンス色の強いSFアクション。
映画が3作作られ、TVシリーズもあったが、ここへ来てリメイク版が登場。
ロボコップの魅力って、強いんだけど、
何か融通がきかない、何か効率が悪いあたりにあるはず。
そういう意味では、妙にスマートな新ロボコップのデザインは違う気がしつつ、
やっぱり見ちゃいます。好きなんですよ。実は。

アレックス・マーフィ 警官。ロボコップに改造される
クララ マーフィの妻
デビッド マーフィの息子
ノートン博士(ゲーリー・オールドマン)
キム 博士の助手
セラーズ オムニ社CEO (マイケル・キートン)
ジャック・ルイス マーフィの相棒
マドックス 戦闘のプロ
バロン 犯罪者(実はミゲル・フェラー)
本部長
ノバク キャスター(サミュエル・L・ジャクソン)

 冒頭はMGMマークだが、ライオンは吠えず、
キャスターのノバクがする奇妙な発声練習がかぶさる。彼は報道番組を司会。
警察ロボが発達し、某国では、テロリストの制圧に貢献していると報じる。
カメラの前でテロリストが自爆したりして、修羅場となるが、そこは適当にごまかす。
世界各地で警察ロボが導入されているが、
開発したオムニ社があるアメリカでは、いまだ導入されていない。
と言うのも、ドレイファス議員が提案したドレイファス法により、
警察ロボの導入が禁じられているのだ。
ノバクはこれに否定的で、今すぐ導入すべきだと訴える。

 オムニ社のCEOセラーズは、
米国での警察ロボ導入が進まない件について、妙案を出す。
人々には、ロボットに治安を任せる事に抵抗がある。
では、人間らしさを盛り込んだロボを作り出してはどうかと考えたのだ。
そこで、ノートン博士に協力を求める。
ノートン博士は、人体を損傷した人に機械の腕などをつけ、
五体満足の時と同様に動けるようにする技術の研究をしていた。
その目的はリハビリであり、ロボット警官を生み出す事には乗り気でない。
だが、研究への資金援助等を持ち出され、結局受ける事に。
ベースとなる(負傷した)警官の人選にかかるが、なかなか適当な人物が現れない。

 警官のアレックス・マーフィは、相棒のルイスと共に、犯罪者バロンを追っていた。
だが、警察内部にもバロンに通じる者がいるらしく、ルイスが襲撃されて負傷。
マーフィもまた、自宅前で車を爆破され、瀕死の重傷を負う。
ノートン博士やセラーズに説得され、
マーフィの妻クララは、マーフィに特別な措置を施す事を承諾する。
それは、マーフィが生き延びる唯一の選択だったのだ。
マーフィは、パーティでクララとダンスを踊る光景を見るが、
それは作られた偽の映像だった。
実際のマーフィは、研究室で装置につながれ、
全身がロボ化されたロボコップとなっていたのだ。
意識が戻ったマーフィは、自分がスーツを着せられていると誤解する。
それはスーツではない、君の体の一部だと言うノートン博士。
ロボの部分を外されると、
マーフィの体は脳と肺だけ(心臓もあるのかも知れないけど)で、ショックを受ける。
今すぐ殺してくれと言うが、奥さんの選択だと説得するノートン博士。
ロボ部分を取り付けられると、暴れ出したロボコップは研究所から飛び出す。
実はそこは中国にある施設で、
ロボコップは田んぼの中を走り抜けるが、機能を停止されて倒れる。
やがて、マーフィもロボコップである事を受け入れるが、
シミュレーションでは成果が出ない。
純粋なロボに比べて、マーフィの迷いなどが邪魔し、反応が少し遅いのだ。
セラーズは何とかしろと指示。
さらにはデザインにも口を出し、
旧シリーズに似た白色だったロボコップは、黒色に変えられる。
反応を早くしろと言う命題を出されたノートン博士は、苦しい解決策を思いつく。
通常はマーフィが行動を決めるが、
戦闘時には自動的に機械が判断するように切り替わるのだ。
その間、マーフィは自分の判断で動いていると錯覚させられる。
つまりロボコップは、自分がマーフィだと思い込んでるロボットであると、
セラーズの側近が指摘。
法的に問題あるかもと言うが、セラーズは完成優先で取り合わない。
戦闘訓練では、ロボコップを時代の逆行だと言う戦闘のプロマドックスが、
プログラムした戦闘ロボを率いて対決。
彼はロボコップをブリキ男(オズの魔法使い)とバカにするが、結局やられる。
完成が近づいたロボコップは、マーフィの妻子に会う事に。
妻子は外見が変わったマーフィに動揺するが、
そこにはかつてのマーフィの感情が感じられた。

 ついにマスコミにロボコップが公開される日が到来。
その日になって初めて、全警察の情報とアクセス可能にされる。
(事前にテストした方がいいと思うよ)
膨大なデータに、マーフィの部分が耐えられなくなり、
ノートンはドーパミンを抑える措置をとる。つまり、マーフィの部分を殺したのだ。
皆の前に出たロボコップは、
妻子が声をかけても無表情で、あれは別人だと言われる始末。
ロボコップは集まった見物人の情報を直ちに検索。
中に重犯罪者がいるのを見つけ出し、いきなり銃を取り出して電気ショックで捕える。
この様子はノバクの番組でも報じられ、
近くにいた3人の警官が気付かなかった犯人を、ロボコップは瞬時に気付いたと指摘。
犯罪捜査に有効であると訴える。
ロボコップは人気者になり、バイクで走り回ると声援が飛ぶように。
今日は何人捕まえると宣言し、監視カメラの映像などから居場所を特定。
次々逮捕して成果をあげる。
一方でクララはマーフィが自分たちを忘れた事に耐えられず、
街で彼を見つけると、思い出してと叫ぶ。
それを聞いたロボコップは、その場を立ち去るが、
気にはなっていて、クララの情報を検索。
犯罪者ではなく、妻の情報を検索した事にノートン博士らは驚くが、
そのまま様子を見る事に。
どうやったか、マーフィは機械の制御を克服してしまったのだ。
かつての自分の家を訪れたマーフィは、監視カメラの位置を分析。
残された映像から、以前から追っていた犯罪者バロンが関与すると判断。
バロンの居場所は特定できないが、まずは手下を襲撃し、アジトを聞き出す事に成功。
何者かによって、ロボコップが急行する事がバロンに伝わっており、
待ち伏せを受けるが、撃ち合いで全滅させる。
さらに、そこにあった銃器が警察の証拠品だったと気付き、
指紋から同僚が横流ししたと判断。
署に戻り、同僚を追及すると、本部長も関与していたと白状。
バロン襲撃を漏らしたのは本部長だったのだ。
ロボコップは本部長の部屋に飛び込み、俺を罠にかけたなと、
殺しかねない勢いで追及。
これは危険だと、ノートン博士らはロボコップを停止させる。

 ロボコップ人気により、ドレイファス法の廃止が決定。
そのロボコップが警官を殺しそうだった事を問題視したセラーズは、
もはや用済みと、ロボコップを処分する事を決定。
クララにはマーフィは死亡したと告げる。
だが、マーフィまで始末するに忍びないノートン博士は彼を逃がす。
怒りのロボコップは、オムニ社を襲撃。
まだクララはオムニ社にいて、セラーズは、
マーフィは死んだが、機械の部分が誤動作したのだとごまかす。
オムニ社のロビーには、警備用ロボ(旧シリーズで髭剃りと言われた)が待機。
攻撃を受け、ロボコップは髭剃りロボの下敷きになるが、
自分の腕を撃って切り落として向かう。
さらに攻撃を受けるが、かけつけたかつての相棒ルイスが盾に。
ロボットは警官を撃てないのだ。
ロボコップが先に進むと、今度はマドックスが待っていた。
ロボコップは撃とうとするが、なぜか撃てない。
赤いマークをつけた相手は撃てないシステムなのだ。
だが、またもルイスがかけつけ、マドックスを射殺する。
屋上では、セラーズがヘリで退散しようとしていた。
そこへロボコップがかけつけるが、セラーズも赤いマークをつけていて撃てない。
抵抗し続ければ、システムがダウンする仕掛けだ。
セラーズは、必要ならば君の妻子も殺すとうそぶくが、
ロボコップは制御を耐えぬいてセラーズを射殺。その直後にシステムがダウンする。
ノートン博士はロボコップを復旧し、妻子と再会させる。色も元の白色に戻した。
ノバクは、警察ロボ導入の流れをノートン博士が台無しにしたと、
放送禁止用語連発で非難。
だが、実際にはロボコップは生きており、一方でドレイファス法は廃止に。
今後の世界がどうなるかは不透明だ。

 と言うわけで、時は近未来。
海外ではロボによる警察組織が当たり前になっていたが、
アメリカでの導入は法律で禁じられていた。
そこでオムニ社社長(マイケル・キートンだが、
旧シリーズのピーター・ウェラーに風貌が似てる)は、
わざわざ人間の要素を入れたロボを開発。それがロボコップだ。
そんな中、マーフィ刑事が重傷を負い、妻の承諾を得て、ロボコップに改造される。
ところが、このマーフィの部分が悪さして、
撃ち合いの判断が遅れたり、大量の犯罪情報にパンクしそうになったり。
やむなくマーフィの部分を抑え、ただのロボになるが、やがて制御不能になる訳。
映画的には、ロボコップ誕生までで半分くらい費やして、ちょっとまだるこしい。
そこから、警察内部にも通じた犯罪組織と対決するあたりは、
ロボコップならではの痛快感あり。
終盤は、邪魔になったロボコップが、逆に企業に追われる羽目に。
これこそロボコップらしい皮肉な展開で、
その障害を乗り越えて巨悪を倒せば痛快なのだが、結果的にはちょっと物足りない。
面白くない訳ではないが、寸止めを食らわされた感が。

 以下は旧シリーズとの違い
・旧シリーズはロボコップ計画を進めて、ただのロボが現れたが、
本作はむしろロボが先。
・旧シリーズはマーフィは死亡しており、肉体を利用したら、
たまたま魂みたいな物が残っていて制御不能に。
本作はロボに人間の部分を入れるため、意図的にまだ生きてるマーフィを利用。
・旧シリーズは妻子は回想シーンでチラリと出るだけだが(TV版は別)、
本作は結構出る。
・旧シリーズで死ぬ前のマーフィは、警官としての能力は微妙。
アンルイスの助手についた新人みたいだった。本作はやり手の警官。
・旧シリーズの相棒は女性のアンルイス(六本木心中)。本作はルイスだけど男。
・旧シリーズには、3つの優先事項があって、それが邪魔すると、何も出来ない。
本作は赤マークをつけた相手を撃てないだけだが、
長時間抵抗するとシステムが落ちる。
・旧シリーズのラストで、
敵ボスは意図せず優先事項が解除されてロボコップにやられた。
本作では動きが封じられ苦しかったけど、頑張ったら何とかなったって感じ。
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2014/03/16 「ソルトン・シー」

2014-03-16 00:00:00 | 日記
「ソルトン・シー」

ダニー・パーカー トランペット奏者トーマス・バン・アレン(バル・キルマー)
モーガン 捜査官
ガーセッティ 捜査官
コレット 隣人
ジミー 友人。麻薬中毒

 麻薬中毒のダニーは、捜査官に売人の情報を流し、そのため自殺する者も。
1年前。ソルトンシーの街でトランペット奏者だったトーマスは
妻を何者かに殺害される。
それが捜査官モーガンとガーセッティだと気づいた彼は
中毒患者ダニーのふりをして、タレこみ屋として近づいたのだ。
ダニーはモーガンらを襲撃して倒すが、組織は建物に火をつけて始末しようとする。
負傷したダニーは友人によって病院に担ぎ込まれる。
ダニーは死んだと言う彼は、自分が誰かわからないが、それでも生き続けると誓う。

 と言うわけで、バル・キルマー主演のクライムサスペンス(?)
キルマーはドラッグ中毒で、序盤どっぷり浸かった連中の描写が続くが、
その一方で売人の情報を刑事に流したりしていた。
実は、過去に妻を殺された彼は、犯人が悪徳刑事だと気付き、
たれ込み屋として接近したのだ。
。。。と言う、全体の流れがつかめたのは映画の終盤。
復讐を成し遂げるが、目的の為に中毒の男を演じていた彼は、
どれが本当の自分かわからなくなると言う訳。
復讐のあたりにウエイトを置けば面白かった気がするが、
そうはしなかったあたりが、この映画の煮え切らないポイントかな。
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2014/03/15 「メイクアップ」

2014-03-15 00:00:00 | 日記
メイクアップ(1977年米)

ジョージ・マニング
ジャクソン (ソンドラ・ロック)
ドナ (コリーン・キャンプ)
カレン ジョージの妻

 1975年サンフランシスコ。
息子が手術を受けるため、妻が実家に戻り、1人で留守番する事になったジョージ。
ジャクソンとドナと言う2人の娘が雨宿りに来る。
清純そうだった2人は、気がつくと勝手に風呂に入り、
ジョージは誘われるまま、彼女たちと愛し合う。
翌日、過ちだったと彼女たちを帰そうとするが、
未成年に手を出したと訴えると称して居座る。
それでもジョージが警察を呼ぶと言うと、2人はあきらめ、駅まで車で送る事に。
ところが、帰宅すると彼女たちは戻っており、
催涙ガスを浴びせされ、ベッドに縛りつけられる。
家具を壊したり、やりたい放題した挙げ句、訪ねてきた配達員を殺害してしまう。
未成年にひどい事をしたとして、夜明けに処刑すると宣言。
ジョージは絶望しながら時を待ち、朝になると2人は包丁を振り上げるが、
遊びだったと笑って出ていく。
夜明けの道を陽気に歩く2人は、通りかかった暴走車にはねられるのだった。

 と言うわけで、初見ではなくて、かつて深夜放送で見た事あり。
その時の、いやーな印象が強烈で、
克服せねばとレンタルしたが、実際に見るのをためらい3ヶ月。ついに見ました。
主人公のジョージは、息子の手術で妻子が実家に行き、1人で留守番する事に。
そんな中、2人の娘が雨宿りに。
最初は清純そうだった彼女たちだが、
気がつくと勝手に風呂に入ってて、ジョージは迫られるまま、相手をしてしまう。
翌日、罪悪感にさいなまれた彼は、2人を駅まで送るが、
いつの間にか戻っていた彼女たちに居座られる。
ジョージをベッドに縛り、部屋を散らかし、家具を壊し、訪ねてきた配達人を殺害。
未成年を弄んだ罪と称して、夜明けに処刑すると言う。
未成年と称する彼女たち(ソンドラ・ロックは30歳)と遊んだのは事実なので、
何となく引け目を感じつつ、でもそんな事関係ない程の異常な仕打ち。
どういうつもりか分からない連中に振り回される話はいろいろあれど、
これが実話で、結構長時間ストレスが続くあたりが、いやーな要因か。
逮捕されて精神鑑定を受けるとか、主人公が反撃したりする訳でもない、
あっけない終わり方も印象的で、何だったんだろうと主人公と一緒に呆然とする。
ジョージ立ち直れたんでしょうか。
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2014/03/14 「スナッチ」

2014-03-14 00:00:00 | 日記
「スナッチ」

ターキッシュ (ジェイソン・ステイタム)
トミー ターキッシュの相棒
ミッキー パイキーのボクサー(ブラッド・ピット)
フランキー 組織のメンバー(ベニチオ・デルトロ)

 組織で働くターキッシュは、賭けボクシングで八百長をする事に。
相棒トミーがパイキーと言う集団からトレーラーを買うが、オンボロをつかまされる。
怒ったボクサーのジョージが怒鳴り込むが、ミッキーに叩きのめされる。
ミッキーは素手のボクシングチャンピオンだったのだ。
やむなく、ミッキーを試合に出すが、負けるはずの試合に勝ってしまう。
怒った一味がパイキーを襲撃し、ミッキーの母が殺される。
一方で、複数の組織がダイヤを奪い合って抗争に。
ターキッシュは損失を取り戻すため、再びミッキーを試合に出す事に。
今度はやられっぱなしだったミッキーだが、最後に逆転して勝ってしまう。
組織は怒るが、パイキーの襲撃を受けて全滅。
ミッキーは自分の勝ちに賭けており、大儲けして姿を消す。
取り残されたターキッシュらは、警察が来たため、残された犬を連れて退散。
獣医へ連れていくと、一味が隠したダイヤが見つかるのだった。

 と言うわけで、ブラピも出てるけど、ジェイソン主演のアクション。
組織の一員であるジェイソンは、
八百長ボクシングの選手である仲間が、ブラピに叩きのめされ窮地に。
仕方なく、ブラピを選手として出すが、
八百長なのに負ける気なんかなさそうで困り果てると言う訳。
彼らのボスが、敵対する連中とダイヤを奪い合うなんて話があるが、
こちらは人物関係がよくわからず。
2つの組織が対立しているようにも、3つ巴にも思えるが、最終的にすべて自滅。
振り回された感のあるジェイソンだが、なぜか終始落ち着いていて存在感たっぷり。
もう少し整理されてれば、後の出来の悪いジェイソン主演作より面白そうだが。。。
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2014/03/13 「最後の初恋」

2014-03-13 00:00:00 | 日記
「最後の初恋」

エイドリアン・ウイルス (ダイアン・レイン)
ポール・フラナー 医師(リチャード・ギア)
マーク ポールの息子(ジェームズ・フランコ)
トーレルソン ポールの患者の夫(スコット・グレン)
アマンダ エイドリアンの娘
ジャック エイドリアンの元夫
ジーン エイドリアンの友人。宿を経営

 エイドリアンは元夫に子供たちを預け、週末の間、友人ジーンの宿の番をする事に。
元夫ジャックはエイドリアンとやり直したがるが、彼女にはその気がない。
唯一の客ポールは、近くに住むトーレルソン氏を訪ねる。
医師であるポールには、トーレルソンの妻を手術で死なせた過去があるのだ。
落ち度はなかったと言うポールだが、
エイドリアンは、トーレルソンが死に向かい合う事を期待しているのだと指摘。
2人は親密になるが、エイドリアンは子供を持つ身で好きな事はできないと言う。
自分の気持ちに気づいたポールは、トーレルソンを訪問して謝罪。
週末を終え、エイドリアンとポールは、再会を期待して文通を続ける。
だが再会の日にポールは訪れず、現れたのは彼の息子マークだった。
ポールは別人のようになり、辺境の地で医療の仕事をするマークを手伝うようになるが
土砂崩れに巻き込まれて死んだのだ。
マークは、エイドリアンが父を変えた恩人だと言うが
エイドリアンもまた、彼に救われたと感じていた。
気持ちの整理ができないエイドリアンは、娘やジーンにポールの話をするのであった。

 と言うわけで、ダイアン・レインとリチャード・ギアによる大人の恋愛もの。
運命の女の組合せだが、実はコットンクラブでも共演していた。
レインには家族がいるが、夫とは別居中で、娘は寄りを戻してほしいと願う。
でも、レイン自身はもう無理と感じてる。
子供たちが夫の所へ行った週末、友人に頼まれ、海の小さな宿の留守番をする事に。
そこへ唯一の客として、ギアが泊まりに来ると言う訳。
ギアは医師で、近くに住む男性の妻の手術をしたが、成功せず、妻は死亡。
裁判もあるので、過失はなかった等の冷たい発言をするが、
心の底では責任を感じていた。
ちょっとくたびれた男女が、嵐の週末を通じてひかれ遭うと言う展開で、
マディソン郡の橋みたいだが、本作にはおまけ(蛇足?)があった。
週末を終え、別れて過ごす2人は、再会を約束しつつ文通を続けていたのだ。
だが、再会はかなわず。。と言う訳。
よくありそうな悲恋ものを、もう若くはない男女が演じているのがミソ。
こういうのを作りたくなった気持ちはわかるけど、
何か見ていてバチッとはまらず、企画は悪くないんだけど。。と言う印象かな。
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2014/03/12 「アンダーワールド ビギンズ」

2014-03-12 00:00:00 | 日記
アンダーワールド ビギンズ(2009年米)

ソーニャ バンパイアの女戦士。ビクターの娘
ビクター バンパイアのリーダー
ルシアン 狼男
セリーン バンパイア(ケイト・ベッキンセール)

 バンパイアと狼男ライカンの戦いの中、ライカンのルシアンが生まれるが
バンパイアのリーダービクターは、護衛として優遇する。
ルシアンはビクターの娘ソーニャと親密に。
ソーニャはルシアンを逃がすが、裏切りを知ったビクターに捕らわれる。
彼女はルシアンの子供を妊娠していたが、日光にさらされて朽ち果てる。
怒ったルシアンはビクターを襲撃。刺されたビクターは生きていたが封印される。
セリーンはそのソーニャに生き写しだった。

 と言うわけで、バンパイアと狼男の戦いを描いたシリーズ第3弾。
かつて狼男はバンパイアの護衛としてこき使われていたが、
反乱を起こして対決するようになったと言う、物語の始まりを描く。
とは言っても、最初から両者はさほど仲良くなさそうなので、
ぼんやり見ている分には、前作の続きって事でも差し支えない感が。
本作のヒロインが、ベッキンセールと瓜二つらしく、次回作で何か物語に絡むのかも。
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2014/03/11 「アントブリー」

2014-03-11 00:00:00 | 日記
アントブリー(2006年米)

[人間]
ルーカス 少年。通称ピーナッツ

[アリ]
ゾック (ニコラス・ケイジ)
ホーバ ゾックの妻(ジュリア・ロバーツ)
アリの女王 (メリル・ストリープ)
フーガックス ホーバの仲間
クリーラ アリの先生

 いじめられっ子ルーカスはアリの巣を壊して楽しみ、
付近のアリたちに破壊屋と恐れられていた。
魔法の薬を作ったアリのゾックは、
ルーカスの寝室に忍び込み、ルーカスの耳に注ぎ込む。
するとルーカスの体はアリの大きさに縮み、アリの巣へ連れてこられる。
女王は殺さずにアリの生活を学ばせよと言い、ゾックの妻ホーバが世話をする事に。
ルーカスは大きな虫の襲撃を爆竹で撃退し、皆に感謝されるが、
自分の身を守っただけとゾックは信じていない。
ルーカスはゾックと共にカエルに食われるが、何とか脱出に成功。
アリは皆で協力するが、人間は他人と違うといじめられるのだと気付く。
害虫駆除業者が来たと気付いたルーカスは、
皆と協力し、業者を薬で小さくする事に成功。
女王に立派なアリだと認められ、ゾックは元の大きさに戻る薬を与える。
ルーカスは、同じようにいじめられていた子と協力していじめっ子を撃退。
アリたちに約束したお菓子を贈るのだった。

 と言うわけで、アリなどの虫の世界を描いたアニメは何作か作られ、
違いがよくわからないが、その中の1作。知名度はたぶん落ちる。
異色なのは、主人公がアリサイズになった少年であると言う点。
とは言うものの
・最後には元のサイズに戻る
・物語を通じてアリの気持ちを知る
・人間的にも大きくなる
。。と言う展開は容易に予想できるので、奇想天外なとまでは行かず。
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2014/03/10 「マックイーンの人喰いアメーバの恐怖(絶対の危機)」

2014-03-10 00:00:00 | 日記
「マックイーンの人喰いアメーバの恐怖(絶対の危機)」

スティーブ 高校生(スティーブ・マックイーン)
ジェーン スティーブの恋人
ハレン医師
ディブ 警官

 高校生スティーブが恋人ジェーンとデートしていると、付近に隕石が落下。
老人が木で突っつくと、中から現れたゼリー状の物体に襲われてしまう。
気付いたスティーブは、老人をハレン医師の所へ連れていく。
現場を再度確認して戻ると、医師がゼリーの生物に教われていた。
スティーブは警察に知らせるが、
本気にされず、彼らが診療所を荒らしたと決め付けられる。
仲間と生物を捜し回り、父の店に現れたとサイレンを鳴らす。
警察がかけつけても生物はいなかったが、映画館に現れて大騒ぎに。
スティーブらは食堂に閉じ込められ、警察が火で攻撃するが効果ない。
だが、逆に消火器から逃げると判明。生物は寒さに弱いのだ。
人々が町中の消火器をかき集めて攻撃。
動かなくなった生物は、空軍によって北極に廃棄された。

 と言うわけで、後に続編やリメイクが出来た人食いアメーバの話。
大脱走などで人気になるマックイーンが、無名時代に主演。
宇宙から飛来した謎の生物が人々を襲うって話で、
以前はこんなのを21時の洋画劇場でやってました。
80分くらいの映画で、生物が出るのは20分に満たない。
生物が人を襲うシーンもない。
人がいなくなって、後から来た人が生物にやられたと判断しただけ。
残り60分くらいは、マックイーンがウソをついているのではと疑われるシーン
(怪物がいるかいないかは話題にならない)が延々と続く。
続編の方がまだマシでした。
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2014/03/09 「リオ・ロボ」

2014-03-09 00:00:00 | 日記
リオ・ロボ(1970年米)

マクナリー大佐 北軍(ジョン・ウェイン)
ピエール・コルドナ大尉 南軍のリーダー
タスカロラ コルドナの相棒
シャスタ 助けを求める女性
ケチャム 一味のリーダー
ヘンドリックス 保安官。一味に通じる
フィリップス 一味に抵抗する牧場主(ジャック・イーラム。キャノンボールの医師)

 南北戦争末期。北軍のマクナリー大佐は、金を運ぶ列車を護衛。
列車は南軍のコルドナ大尉らの待ち伏せを受け、大佐は部下を失う。
北軍の何者かが情報を流したようだ。
戦争は終結するが、裏切り者を許せない大佐は、コルドナに捜索の協力を求める。
ブラックソーンに着くと、
近くの町リオ・ロボから逃げてきた女性シャスタに助けを求められる。
殺人があったが、保安官ヘンドリックスも一味で助けにならないと言うのだ。
先に町に入ったコルドナの相棒タスカロラによると、
この一味に北軍の裏切り者ケチャムが通じているらしい。
リオロボに到着した大佐らは、一味に牧場を狙われているフィリップスを仲間に。
ケチャムの屋敷を襲撃し、その正体がゴーマン曹長だと知る。
ケチャムを捕えた大佐は、一味に捕われたタスカロラと人質交換する事に。
結局、撃ち合いになり、ケチャムやヘンドリックスを倒し、町に平和が戻るのだった。

 と言うわけで、ジョン・ウェイン後期の西部劇。
南北戦争終結前後の話で、ウェインは北軍の大佐。
前半、南軍に金を輸送する列車を襲撃され、部下を失う。
戦後、作戦を指揮した南軍の大尉と親しくなり、
情報を流した北軍の裏切り者を追う事に。
戦争で部下を失うのは仕方ないが、裏切りは許せないと言う理屈らしい。
製作年度も比較的新しくなり、悪役を原住民でも南軍でもない、
北軍の裏切り者にしたのは苦肉の策か。
この裏切り者が、無法者の町のリーダーになっていたが、
実際は悪徳保安官に利用されてたなんて展開で、
当時の西部劇にしてはずいぶんひねった感じ。
南軍の大尉は甘いマスクの新人俳優で、
人気が出そうな感じだったが、この後それほどの代表作はない。
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2014/03/08 「プリンセスと魔法のキス」

2014-03-08 00:00:00 | 日記
「プリンセスと魔法のキス」

ティアナ 黒人の娘。ウエイトレス
シャーロット ティアナの友人。白人で富豪の娘
ナヴィーン王子 実は放蕩息子
ブードゥの魔法使い
王子の家来 魔法使いと組み、王子に扮する
ママオーディ 魔法使い
ルイス ワニ
レイ ホタル

 子供の頃ティアナとシャーロットは、
プリンセスがキスしたカエルが王子に戻り、結婚した話を聞いていた。
富豪の娘であるシャーロットは、大人になっても王子との結婚を夢見ていた。
ナヴィーン王子が訪れると知り、家に招く事に。
実は放蕩息子の王子は遊びまわるが、
王子の家来と手を組んだブードゥの魔法使いに、魔法をかけられてしまう。
王子の家来が王子に扮し、シャーロットと結婚して金をいただくつもりだ。
一方、ティアナは自分のレストランを作る事を夢見ていた。
店が買えないと知り失望していると、カエルにされた王子に話しかけられる。
仕方なくキスするが、王子は元に戻らず、シャーロットまでカエルになってしまう。
ウエイトレスだから効果がなかったらしい。
ワニのルイスやホタルのレイに助けられ、魔法使いのママオーディを探す事に。
ママオーディは、真夜中までにプリンセスがキスすれば2人とも人間に戻ると言う。
ケンカばかりしてたティアナと王子だが、たがいに惹かれるように。
ブードゥの魔法使いは、魔法を持続するため、王子を捕える。
結婚式に乱入したティアナがまじないの道具を壊すと、
ニセ王子は正体を現し、ブードゥの魔法使いは影の男と言う連中に捕らわれる。
事情を知ったシャーロットはカエルにキスするが、効果はなかった。
ティアナと王子はカエルのまま結婚する事を決意。
キスすると2人は人間に戻る。結婚したため、ティアナがプリンセスになったのだ。
シャーロットの支援でレストランは実現し、彼女はまだ王子との結婚を夢見ていた。

 と言うわけで、これはディズニーアニメの変化球。
たぶん、ディズニーアニメのお約束が好きな人には、違和感があるはず。
主人公のティアナは黒人の娘(貧しい)で、もちろんそこも異色なんだけど、
他の作品と大きく違うのは、彼女が王子との結婚を夢見ていない点。
夢見てるのは、ティアナの親友で、金持ちの白人の娘シャーロットの方だった。
シャーロットはカエルにされた王子とキスして結婚する話が好き。
本物の王子(実は放蕩息子)が来訪して浮かれるが、
王子がカエルにされてしまい、ティアナが親友の代わりにキスする羽目に。
すると、王子が戻るどころか、ティアナまでカエルになってしまったのだ。
これはもう、ディズニーアニメのお約束をバシバシ外してくる展開だ。
終盤、恋に落ちたティアナと王子が、人間に戻れないと知り、
カエルのまま恋が成就するのを望むなんて、もう衝撃です。
もちろん、お約束だから最終的には人間に戻れるんだけど、
どのお約束が守られ、どれが破られるかわからないあたりが、本作の魅力。
ティアナらの仲間になった星に恋するホタルのエピソードも、結構ツボっす。
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2014/03/07 「フューリー」

2014-03-07 00:00:00 | 日記
「フューリー」

ピーター・ジョンソン (カーク・ダグラス)
チルドレス ピーターの旧友(ジョン・カサベテス)
ロビン ピーターの息子。超能力者
ギリアン 超能力者(エイミー・アービング)
マキーバー博士 (チャールズ・ダーニング)
ヘスター ピーターの恋人

 ピーターは旧友チルドレスの襲撃を受け、息子ロビンがさらわれる。
1年後。超能力を持つ少女ギリアンは、制御できず、
感情が高ぶると周囲を傷つけてしまう。
彼女は研究施設に入る事になるが、以前いたロビンの存在を感じる。
ロビンも超能力者だったが、ギリアンの能力はそれを上回り他国の脅威となるはずだ。
生きていたピーターは、恋人ヘスターを施設に潜入させ、ギリアンを逃がそうとする。
だがヘスターが事故死してしまい、
ショックを受けたギリアンは、ピーターに協力してロビンを探す事に。
ロビンは自らが用済みになると怯え、恋人役のスージーを殺害。
屋敷にかけつけたピーターと格闘になり、共に屋根から落ちて死ぬが、
チルドレスはやむを得なかったとうそぶく。
怒りに燃えるギリアンは地獄へ行けと叫び、チルドレスの体を破裂させるのだった。

 と言うわけで、キャリーのデパルマ監督が再び超能力を扱った作品。
かの作品で脇役だったエイミー・アービングが、本作では超能力少女を演じる。
主人公カーク・ダグラスがかつての仲間の襲撃を受けて殺され、息子が捕われる。
実は息子には超能力があり、
国際競争で勝ち残ろうとする組織が、その力を利用しようと考えたのだ。
実はダグラスは生きていて(主人公だし)、
同様の能力を持つエイミーを利用して、一味の隠れ家を見つけ出そうとする。
。。と言った展開が、2/3くらいまで続くのだが、
描写がまずいのか、なかなかそういう話だと伝わらない。
ダグラスに息子をさらわれた悲壮感はなく、
何かスパイ戦を楽しんでる調子の良い輩に見えるし。
終盤になって、ダグラスは敵の屋敷に乗り込み、
息子と対決する羽目になるが、あっさり共倒れ。
息子には宙に浮く能力があったのに、2階から落ちて死ぬなんて。。。
最後にエイミーが怒りの能力を爆発させる派手な結末だが、
そこまでにダラダラ感があったからね。
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2014/03/06 「リボルバー」

2014-03-06 00:00:00 | 日記
「リボルバー」

ジェイク・グリーン (ジェイソン・ステイタム)
マカ ギャングのボス(レイ・リオッタ)
ソーター マカの殺し屋
ジョン卿 マカの商売敵
アビー グリーンの前に現れた謎の男
ザック アビーの仲間

 グリーンはマカの組織に狙われるが、アビーとザックと言う2人組に助けられる。
彼らによると、グリーンは血液の病気で3日後に死ぬのだと言う。
そこで2人組は、グリーンに協力させて、高利貸ししたりマカの金庫を奪ったりする。
かつてマカの手下だったグリーンは、
刑務所の独房で、両隣の囚人からペテンとチェスを教わったと言う。
彼らは突然脱走し、後に出所したグリーンは、外の世界の金を奪われたのだと知る。
謎の大物ゴールド氏と取引する予定だったマカは、
金庫の品を奪われたため、あわてて商売敵のジョン卿から麻薬を買う羽目に。
さらにグリーンらがジョン卿の一味を襲撃。互いの仕業だと抗争が激化する。
3日たっても生きていたグリーンは、誰が敵かわからなくなり思い悩む。
マカの寝室へ乗り込むが、手も出さずに退散。コケにされたと怒らせる。
アビーにチェスを教えていたグリーンは、ある時相手の方が強い事に気づく。
アビーらこそ、刑務所の両隣の囚人だったのだ。
グリーンはマカのところへ行くが、彼はゴールドの正体がわからず混乱していた。
耐えられなくなったマカは、最後には自分の頭を撃ってしまう。

 と言うわけで、ジェイソン主演の現代アクション?
先日見たデスリベンジでジェイソンとレイ・リオッタが対決していて、
こんな中世の怪しげな話ではなく、現代アクションで見たかったと思ったが、
何と本作で実現していた。まあ、こちらも怪しげな現代アクションだけどね。
ジェイソンは見知らぬ2人組に、
余命3日と告げられ、彼らの仕事の手助けをさせられる。
ここだけ聞くと、アドレナリンみたいな設定だが、そんなに面白くない。
ジェイソンは相手をペテンにかけるのが得意なのだが、
終盤に2人の正体が明らかになり、ペテンにかけられたのが自分の方だと知る。
その展開はまあ面白い方だが、いただけないのが、後半の妙な描写。
ジェイソンもリオッタも、内面に生まれた別人格に振り回される様に。
ジェイソンが別人格をリオッタに押しつけたみたいな感じの終わり方だけど、
こうなるとペテンとかではなくて黒魔術だよね。何の映画だっけ?
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2014/03/05 「デス・リベンジ」

2014-03-05 00:00:00 | 日記
「デス・リベンジ」

ファーマー (ジェイソン・ステイタム)
コンリード王 (バート・レイノルズ)
メリック 王の魔術師(ジョン・リース・デイビス)
ミュリエラ 王の娘(リーリー・ソブエスキー)
森の民のリーダー ファーマーに協力(クリスチナ・ローケン)
ソラナ ファーマーの妻
ファーマーの仲間 途中でやられる(ロン・パールマン)
王の甥
ガリオン 悪の魔術師(レイ・リオッタ)

 王国は敵の攻撃で苦しめられていた。
実はコンリード王の甥は、王を倒そうと悪の魔術師ガリオンと組んでいたのだ。
甥は王を殺し、自らが後継者だと主張。
だが、ファーマーが死んだはずの王の息子だと判明し、新たな王となる。
魔術師たちの力を継いだファーマーは、黒幕であるガリオンの城へ。
対決の末倒すと、ガリオンが操っていた敵兵たちも姿を消すのだった。

 と言うわけで、ジェイソンが柄にもなく中世の兵士を演ずる話。
ジェイソンは農夫なのだが、
実は王バート・レイノルズ(これがまた似合わない)の、死んだはずの息子と判明。
王の座を狙う甥は、魔術師レイ・リオッタと組んで、王の殺害に成功。
だがジェイソンが王位を継いだため、リオッタは魔術の兵士たちで、王の軍隊と戦う。
もちろん、ジェイソンらが勝つんだけど、何が決め手だったかはよくわからず。
ジェイソン対リオッタなんて、現代のアクション映画で見たかったよね。
森の民みたいな連中が出てきて、そのリーダー、クリスチナ・ローケンが魅力的。
ドルフ主演のデスリベンジ2を先に見たけど、物語的な接点はなさそう。
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2014/03/04 「ジャッカー」

2014-03-04 00:00:00 | 日記
「ジャッカー」

トラビス 少年
コーエン 殺し屋(ロイ・シャイダー)
テイト 殺し屋(アダム・ボールドウィン)

 FBIに護衛されているトラビス少年と両親の隠れ家を
コーエンとテイトの2人組の殺し屋が襲撃。
トラビスは組織へ連れて行くため、570キロ車で移動すると言うのだ。
ニュースで父親が生きていたと知ったテイトは、少年を殺すべきと言い出し対立。
ドライブインで逃げたトラビスは、警官に保護されるが、
2人組はパトカーを襲撃してトラビスを奪還。
さらに警察の検問も、銃で警官を脅して突破する。
トラビスはテイトを挑発し、暴れたテイトをコーエンが撃ってトランクに入れる。
だがパンクのためトランクを開けると、生きていたテイトに反撃される。
トラビスは補聴器が外れて苦戦するコーエンを助け、コーエンがテイトを射殺。
だが、コーエンも負傷し、ついには警察に包囲される。
トラビスが9歳と知ったコーエンは、大したもんだと言って、自らを撃つのだった。

 と言うわけで、ロイ・シャイダー出演のサスペンス。
物語上の主人公は少年で、彼は組織犯罪を目撃したらしく、組織に狙われる。
ロイ・シャイダーとアダム・ボールドウィンと言う殺し屋チームが、
家族やFBIの護衛を倒して、少年を捕まえてしまう。
このチームがいかに凄いかと言うと、
一旦警察に保護された少年をパトカーを襲撃して奪還。
さらには警察の検問も軽く突破してしまうのだ。
だが、少年はこんなチームのほころびに気付く。
ロイはベテランなのに、アダムと組まされた事に不満げ。
アダムは血気盛んで、ロイを評価するも、そのやり方をまだるっこしいと考える。
少年の父親が生きていた(つまり目撃者がいた)と判明した時点で、
ついに2人の考えがぶつかる。
アダムは逃走すべきと考え、足手まといな少年を始末しようと言う。
一方ロイはプロらしく、あくまでも仕事を完遂しようとする。
そこで少年は2人を対立させ、何とか突破口を見いだせないかと考える。。と言う訳。
ホームアローンみたいに、殺し屋が妙に抜けてる訳でもなく、
なかなか上質のサスペンスと言える。
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2014/03/03 「ダンス・レボリューション2」

2014-03-03 00:00:00 | 日記
「ダンス・レボリューション2」

マリア・ベネット ダンスが得意
ダニエルズ マリアの養母。前作の主人公ハニーの母
ブランドン ダンス仲間
ティナ ダンス仲間。万引き犯
カブール店長
ルイス マリアのかつてのダンス仲間

 鑑別所を出たマリアは、ダニエルズさんの養子になり、彼女のスタジオで働く事に。
かつての仲間ルイスらは、マリアにチーム718に加われと言うが、
犯罪にも手を出す彼らに愛想を尽かし、スタジオのメンバーとHDクールを結成。
718に対抗心を燃やすが、反発するティナが出ていってしまう。
バトルゾーンと言うテレビ番組で、ダンスを競う企画に参加する事に。
718は前年の優勝チーム。彼らの本性を知ったティナは、結局チームに戻る。
両チームは順調に勝ち進み、決勝戦で対決。
採点は同点で、延長の末、HDクルーが優勝するのだった。

 と言うわけで、アルバが踊りまくった映画の続編。
原題はハニー2(前作のアルバがハニーだった)だが、
主人公マリアがハニーがかつていたスタジオで働くと言う程度の絡み。
マリアは元恋人ルイスに裏切られて鑑別所に。
ルイスは出所したマリアと寄りを戻そうとするが、
彼を信じられないマリアはダンスチームを作って対抗する事に。
その後は、ダンス甲子園みたいなノリで、テレビの番組で対決。
圧倒的な差をつけられていたルイスのチームに対し、努力と根性で勝つと言う訳。
ダンスは凄そうだけど、
例えばマリアのチームのどこが勝ったかとかは、よくわからない。
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