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九州総合釣行情報

極寒有明、出たのは金魂

2018-01-14 09:29:19 | 船釣り
1月13日 北北東6m 波1m 中潮 月齢25.9 旧暦11/27







予想通り寒気の影響で朝方は一番の冷え込み







意外にも交通事情では問題なくスタットレスだけで走れました。



佐賀の釣友T氏を迎えに行き、今回も有明海へ。







だんだんと餌の確保が難しくなってきましたが何とか自分の分は確保。






1匹違うのが居たんですが寒さか持って行く当日に皆さんが生きる為の魂になってました´д` ;



今回、お世話になるのは三池港発の珠浬丸さん(しゅりまる)。






お孫さんのお名前から取られてるみたいです^ ^



釣友の分のモエビは船長へお願いしてました。



餌もある時とない時があるので出来たら自分で確保したがよいかもです。


餌を頼むならば乗船料が1000円違います。






舞台は有明海、雲仙岳は真っ白ですが佐賀、熊本県と三県見回せ、周りの山々は真っ白でした。



有明の水位の差は干潟になる程の下げ潮が効き、潮流は物凄いのが特徴です。





本命潮は上げ潮になり、また冬時期の水温も一気に下がります。



通常は今期は遅く20℃近い水温だったようですがこの寒気の影響で一気に3℃近く下がったようです。



いくら冬時期のメバルといえ口を使うかが問題。



水温1℃で人からすれば10℃近い体感とも言います。







移動中、キャビンの中でサービスの暖かいものを頂きます^ ^







T氏も寒そうです(笑)


手が悴むため今回だけはカイロをポケットに。



有明海といえば干潟のイメージで何にもないように思えますが、アラや根魚ポイントの他地域よりも起伏が激しく物凄い高低差の海底地形。


またテクニカルな釣りが多く、カワハギや太刀魚、マダコなど俺には有明のイメージが完全に変わり好んで行きたいエリアでもあります。






※イメージ画像



30m近くから一気に5mと浅くなったりとあり他にも漁礁も多く数あるポイントでもあります。



潮止まりから入り、ポツポツ出るのですがやはり口を使うのが悪い´д` ;


水温が低いのかウミタナゴまで掛かってくる。



上げ潮に期待してたら一方通行の潮が続き、昼近くにはベタ凪から風が出始め、根を攻める釣りなんで仕掛けのロストが多く出始めました。



転々と周り渋い中、納竿近く、今までにないアタリ。



最後まで暴れて浮いた魚体は金色に輝く懐かしい魚でした。







まだ居たんだとしばらく眺め、見とれてました。


幼少の頃、親父とよく投げ釣りで釣れてたアイナメ。



釣れてた場所は埋め立てになり、他の広い範囲の地域でも見ない魚となってしまいました。


40年ぶりの魚






普段は黒色ですが、産卵した卵をオスが守る時にこの金色に輝くそうです。



釣友にもアイナメが同じとこで釣れたので、産卵がそこで行われたと思うます。


しかし、好んで卵を食う為に同種他の卵を縄張り意識の為、食うことで少なくなったアイナメは尚、少なくしたのかもしれないという説もあります。


寒い地域では普通に居るようですが今回、急激に下がった水温で顔を見せてくれたのかもしれません。









リリースも思ったのですが魚体が弱り、キープしました。



有明海ではたまに顔を出すとの事。



もう顔を見ることが出来ない、釣る対象も忘れた魚でしたが嬉しい限りでした^ ^










美味しく頂きたいですが煮付けはもちろん、アイナメは洗いにしたら美味いとの事。


これから本番を迎える船メバルシーズン、餌が困難ならばメバルサビキやカブラでも良さそうに思えます。



帰りには暖かいものをと荒尾までちょっと行き、久留米ラーメンの一龍さんへ^ ^







湾岸線を北上し帰りましたが高速とあまり時間差はないですね。



地形に沿った釣りなんで、仕掛けをかなり使う釣り。行かれる方は十分な確保とメゲない気持ち(笑)が必要です。






コメント
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