我が街横須賀を往来する京急が13日、国交省に対し運賃値上げ申請を行った。
諸物価高騰の折、いよいよ「私鉄運賃もか」という感じだがその中身には秘策が込められているようだ。
というのも改定率が全体で10.8%なのだが乗車区間41キロ以上からは逆に値下げとなり61キロ以上になると何と現行より15%ほど安くなるという。
長距離料金の値下げは観光需要振興や沿線開発活性化の狙いがある。
これだけ下げても全体の増収率10.1%をキープできる見通しだそうだからこの価格戦略は成功ということになるのかもしれない。
そういえば先週利用した京急の車両にはトイレが備えられていた。
長距離を走る特別車両ならいざ知らず私鉄各駅停車の車両内にトイレが備えられているのは初めて見た。
最寄り駅では構内外3台のエスカレータが立て続けに更新工事を行っている。
鉄道事業もいろいろカネがかかる。
今回の値上げ申請は妙に納得してしまったねぇ。(笑)