今朝の日経新聞トップニュースは「ホンダの中国生産3割減」だった。
このニュースは日本国民としてどう受け止めたらいいんだろう。
かって筆者はこのブログで某エアコンメーカーのSCM (サプライ・チェーン・マネジメント)に関する中国企業外しを取り上げた。
中国は様々な観点でリスクを内包し労働力コストも国内との差も接近してきた。
そんな中での「ホンダの中国生産3割減」だが今回の動きは中国経済にダメージというよりは日本経済にダメージになっていないか?
ホンダが現地生産量を減らすことは中国経済にとってマイナスだろうがその分を過剰生産に悩むBYDがカバーするとしたら明らかに中国経済にとってプラスに働く。
悔しい話だが自動車のEV化の流れは止めようがないのではないか。
もしも仮に今回のホンダの現地生産減産がSCMの見直しではなくEV化の立ち遅れに起因するものとするならば一刻も早く体制を再構築すべきだろう。
ことは深刻である。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます