マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

新テーマパーク「ジャングリア」は沖縄経済活性化の救世主となるか

2025-02-21 11:35:37 | 経済
先日沖縄県北部に開設される予定の新テーマパーク「ジャングリア」のお披露目会見が石破首相も同席して行われていた。
ジャングルを主テーマにしたテーマパークってなかなかユニークだねぇ。
ただテーマパークとして成功するためにはいくつかのハードルがある。
1つは後背人口の存在だ。
相応の設備投資にはそれにふさわしい後背人口が必要、例えばTDLであれば首都圏、USJであれば関西圏の定住人口が存在するが沖縄にはそれはない。
となれば(近隣からのリピータよりも)遠隔地からの旅行者、来訪者が重要になる。
そのために近隣に大きなホテル等が必要だし旅行エージェントを巻き込んでいく、より大掛かりな集客努力が欠かせない。
もう1つは滞留時間をどう作るか、だろう。
アトラクションについては「自然」と調和した企画になっているかどうか、がカギになる。
本物のジャングルの中に本物の動物を置けばサファリパークになってしまうし機械仕掛けの動物ってのも何かねぇ・・・?
バンジージャンプは参加者も限られるし回転率(スピード)も気がかりだ。
テーマパークにとって最も恐れるのはコンセプトの欠如である。
本物感があっての非日常空間であり非日常空間あっての滞留時間だから、ねぇ。

誤解なきよう断っておくが筆者は当テーマパークが沖縄経済活性化の救世主になることを切に願っている。
ゆえについ心配症的でネガティブな物言いになってしまったが「その辺りは心配に及ばず」と笑い飛ばして欲しいものだ。




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