マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

あらためて「最低賃金1500円」を考える

2024-11-08 11:18:15 | 経済
最近いろんな場で「最低賃金1500円」が話題に上るようになった。
これはこれで結構なのだがちょっと気になることもなる。
1つは目標年次である。
時にこの最低賃金は明日にでも実現しないといけないのか、と思わせるようなトーンに遭遇する。
たしか当初は「2020年代中には」という話だったと思うが最近ではこの目標年次がどこかに行ってしまったように思う。
これは筆者だけの早とちりなのだろうか。(笑)
経済同友会は独自に「3年以内に」を目標に掲げているようだが中小零細企業を束ねる商工会議所はあまりのスピードに困惑しているようにも見える。
切りのいい「最低賃金1500円」だけが独り歩きしていることはないのか。
最低賃金は今年やっと1000円を突破に過ぎないのだからこの指標をもっと丁寧に扱おう。
そうそう、最低賃金は目標年次のほかに都道府県別とか職種別とか様々な要素を考慮する必要もある。
きめ細かく基準を設定することによってより早くスムーズに賃上げが進んでいくのではないか。

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