放送法を巡る総務省の行政文書に関し渦中の高市経済安保相が一転攻勢に出た。
たしかちょっと前までは「当該文書について『捏造』という表現は強すぎる」として撤回していたように記憶していたが昨日の国会では「捏造」という表現は「かなり配慮したつもりだ」と逆に肯定していたのだ。
そして総務省の事務方の2名が認めている実在性、真正性についても「怪文書の類いだ」と言明することによりバッサリと切り捨てた。
これはいかなる心境の変化だろうか。
このまま当該文書の真正性を認めてしまったら自らの政治生命に影響するとでも考えられたのかもしれない。
かといって疑惑が完全に払しょくされたわけではない。
ともあれ国会は予算成立というヤマ場を乗り越えた。
今回の事件は岸田内閣にとって、そして高市大臣にとって「吉」と出るか? 「凶」と出るか?
その結果は4月の統一地方選や5月の補選まで待たなくてはいけないようだ。
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