羽田空港での航空機衝突事故に関連した今日(6日付け)の新聞記事から感じたことが2つあった。
1つは滑走路に別の航空機など障害物があった場合管制塔に注意喚起を行う滑走路占有監視支援機能のスペックである。
現行では音声ではなく画面上の点滅で知らせるということだがこれでは異常を見落とす可能性があるのではないか。
装置が正常に機能していたとは言えヒューマン・エラーを起こす恐れがあるということだ。
今1つは管制官が指示を出した後は航空機の動きを視認する義務はない、ということだ。
昨日のブログでも記したが航空機側の当事者に相互の存在を意識することは困難だろう。
やはり全体を把握できる管制官が最後まで責任を持たなければならないと思う。
ここはやはりたとえ罰則がなくとも航空管制部門全体で安全確認義務を負うべきではないか。
今後国交省は事故後の再発防止対策を取りまとめることになろうが少なくともこの2点は取り込むべきだ。
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