トヨタ自動車が24年3月期の業績見通しを発表していたが売上高は前期比16%増の43兆円、営業利益は同65%増の4.5兆円、純利益は同61%増の3.9兆円となりそうだ。
いやはや、もの凄い数字だねぇ。
営業利益、純利益は円安効果が寄与して上振れがあったとしているが売上高16%増だって今どき驚異的である。
同社に勤めていた友人はいつも「田舎会社」と卑下していたがどうして、どうして・・・紛れもない日本一の製造会社である。
現下の収益構造は一朝一夕に出来たものではなくたゆまぬ原価低減や無駄のない生産システムを追求し続けてきた結果なのだろう。
しかし「好事魔多し」という言葉がある通り気を緩めることは禁物だ。
まさかそんなことはないと思うが一つ心配なのはEV車へのスムーズな事業転換だ。
先般同社は米国での車載電池事業強化策を発表していたが今後間違いなくエンジン車は衰退しEV車がとって代わるのだ。
この分野でも標準化が大きなカギを握るだろう。
日本勢が世界のEV車市場をリードできるのかに日本経済の命運がかかっていると言っても決して過言ではない。
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