マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

ドコモの基地局調達方針見直しに思う

2024-10-11 10:44:13 | 経済
ドコモが携帯電話基地局の調達先を国産勢から海外製に置き換えていく方針を明らかにした。
その理由が通信品質の向上とあっては穏やかではない。
通信機器に限らず「(価格はともかくとして)品質は国産が優位」との固定概念はどこかに行ってしまった。
自動車産業ではEVで明らかに立ち遅れている。
半導体産業は何とか手を打ちつつあるが成果のほどはまだ見えないのが現状だ。
ジェット旅客機やロケット事業など航空宇宙産業は見る影もない。
昔は家電ですら海外展開を進めていたのだが近年は為替レートのせいもあるのかまるで音沙汰がない。
「ニッポン品質」は完全に昔話になってしまったのだ。
悪名高きMITI 時代はこんなこともなかったが最近では経済産業省もすっかりおとなしくなってしまった。
「官」に頼る「民」も情けないが現状を打破するために何か協働作業が必要かもしれない。
日本株式会社の国際競争力は地に墜ちつつあると言っていいのではないか。
この30年で随分後れを取ってしまった。



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