松山櫨(はぜ)復活奮闘日記

失われてしまった松山櫨の景観を復活させようと奮闘していく日々の記録。

お香の天年堂

2008-01-21 20:40:38 | 復活奮闘日記
先日、「正徳芯和ろうそく」に興味を持った方から問い合わせがありました。
その方は久留米市にある香舗「天年堂」のIさん。
お香の専門店が久留米にあったとは露知らず、どんなトコだろう~?と思いつつ
行ってきました。お香の店へ!

店内に入ると、いい香りが漂っています。
お話を聞くと、天年堂は初代久留米藩主有馬豊氏の入城に伴ってやってきた
丹波商人に端を発するのだとか。
こんなに歴史のあるお香の店が久留米に会ったなんて感激しました。

店内の商品を拝見させていただくと、一万円以上もする高価で優雅な香りから
1000円ぐらいの手頃な価格の香りまで、たくさんの種類のお香が並べられています。
上の画像は1050円の季節のお香で、ラッピングがとってもステキ。

Iさんによる手書きの「かけ香」630円なんかは、お部屋に飾って元気をもらいたい一品です。



白檀や沈香という香木のチップを炊いて香りを楽しむこともできました。



お香の香りやIさんの優しいおしゃべりを聞いていると、
すっかりいい気分になった私です。
お香はリラクゼーションに効果があるといいますが、
確かに、このお香をかいでいると
もしイライラしていても落ち着いてくるような気がします。

仏壇でなぜ、必ずお香をあげるのか、
今までよく考えたこともありませんでしたが、
このお店に入って、はっきりわかりました。

お経を上げながら、心を静めるためだったんですよ!絶対!
お経の声や、和ろうそくの揺らめきと共に、香りが人々の心を静めることで、
自然に親しかった故人に思いを馳せることができるのではないでしょうか。

お線香や和ろうそくって、古くさいようでいて、
現代でも通用する最先端のアロマだったんですね。

…というわけで、正徳芯和ろうそくを置かせていただいています。
ぜひ立ち寄って、お香でリラックスしてみてください。

天年堂のHPサイト「手作り工房香木堂」


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