25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

あぶりだせ

2017年11月04日 | 社会・経済・政治

「日本を貶める日本人をあぶりだせ」産経新聞のウェブ版での見出しである。

 こんな日が来るのではないかと危惧していた。「一部の日本人による日本の評判を落とす活動を批判している。共謀罪が成立して、それを煽るように、逆手にとって、表現の自由を脅えさせる見出しである。

 ぼくのブログはどうなるのだろうか。現政権の集団的自衛権の解釈批判し、アメリカ追従を批判している。自民党が約2000 万人の支持を得て、もうこのザマだ。産経新聞は現自民党だの、日本会議の御用新聞である。「日本を貶める」とは何を意味するのか、薄気味が悪い。人が自由にものがいえなくなってしまった時代があった。その結果は戦争であり、悲惨な暮らし、兵士の戦死であった。

 アメリカが起こす戦争に付き合う必要は全くない。自衛隊は専守防衛であり、災害救助隊である。

 安倍政権は気持ちが悪い。選挙中を避け、自殺サイト事件とイヴァンカ女史、トランプ訪問ニュースで沸く中、加計学園に獣医学部の認可が降りた。安倍を支持するネトウヨが「ひるおび」を脅し、「サンデイーモーニング」に大攻勢をかけ、報道が歪んでいると脅し、抗議する。日本青年会議草の根運動だ。

 ヨーロッパの自由のための試練、忍耐が日本にも来ている。産経新聞への抗議が2万件近くあったという。それは頼もしい限りである。