25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

正しい歩き方

2017年11月26日 | 日記

 新体操の女性選手の脚の見事な美しさには見ていて感動してしまう。重心が常にとれているから、あのような理想的な脚になるのである。

 重心がかかる位置がずれて、相当な負荷がかかった場合に、膝などを傷める。力士がよい例である。

 日本の女性の歩き方は基本的に間違っている。足先を内側にして歩く人が多い。それで脚の形が歪むのである。さらに、毎日歩くことによって、いつも膝を捻っているのである。さらに太れば体重の負荷がかかる。そして右膝を傷めるとそれをかばうため、やがて左膝も傷めることになり、ひいては腰まで傷めてしまうことになる。

 「かかと着地で歩け」という人がいる。踵も広うござんす。正しい着地ポイントはくるぶから直線でおりたところと親指の隣りの指から直線でおりてきた交差点である。ここをぼくはビテンと呼んでいる。重心点である。足先の角度は15度。このポイントを一直線上につけることを意識して歩き、無意識に歩けるようになると、十代であれば脚の形が綺麗になる。二十代や三十代でもやや日数はかかるが変わる。米倉涼子に言いたいが、彼女は足先をまっすぐにする。その分美しさが少し崩れている。やや足先を外に向ければ新体操の選手のように美しくなる。

 足先を15度にして(合計30度)立てば、両脚のふくらはぎがくっつけばそれが正しい。女優、タレントでみる限り、上戸彩、樋口可南子、八木亜紀子らが綺麗な脚であり、AKBの女性たちはXO脚という複雑な捻れになっている。今の若い世代の女性にこのXO脚が多い。

 膝は大事である。歩くのはよいエクササイズであるが、間違っていたら、どうしようもない。