25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

スーパーニッカは旨い

2018年12月05日 | 日記
 マッサンの「スーパーニッカ」の旨さに、今更ながら驚き、これまでのウィスキーの試飲旅は何だったのかと言いたくなる。
 サントリーの「オールド」というウィスキーが50年前から15年ほどの間スナックのどこに行ってもあった。スナック=オールド だった。ニッカは当時競争相手ではあったものの圧倒的にサントリーがスナックバー業界を寡占化していた。スーパーニッカはオールドに対抗するためか、リザーブに対抗するためか知らないが、リザーブより旨いものだから、これはオールドも馬鹿にできないとも思い、オールドを見るたびに買ってみようかと思う。だが買っていない。20代の頃の
無理して飲んだ飲み物であり、味もなにもわからなかったものだからである。旨かったという印象がない。もしかしたら旨いのかもしれない。
 サントリーのヤマザキが香港で2500万円だったか、そのくらいの値がついてあきれたのだが、それは50年ものだった。50年物なんておいしくないだろうと思うが、ヤマサキの一番安いピュアモルトでさえ、値上げが続き、いよいよ1万円に近づきつつある。
 スーパーニッカは他のニッカやサントリーの「カク」や「オールド」「リザーブ」「ロイヤル」のようには置いてないのだ。尾鷲ではまずイオンにも、他のスーパーにも酒屋にもないのだ。ニッカ「余市」や「竹鶴」「宮城挟」よりも旨いと思うのだ。確かに「余市」は3年前までは旨かった。しかし、若返った「余市」は「スーパーニッカ」にかなわないだろうと思う。
 このウィスキーは「響」「ヤマサキ」を超えるように思うのだが。まあ好みの問題である。がマッサンの心髄がこもっているように思える。3日、4日間で飲んでしまうなんて、そんなウィスキーはヤバイと思う。
 ウィスキーは命を縮める飲み物だと思うので、(と思うと裕次郎とか美空ひばりを思い浮かべる)、用心、用心と思いながらも、ついついもう一杯と飲んでしまっている。かつてどんなスコッチを飲んでも、そうなることはなかった。それで驚いたのだ。
 γGTPが高めになっており、医者からアルコールと食事の量を減らすよう、言われた矢先のスーパーニッカ発見であった。
 この頃のウィスキー人気で、原酒がなくなる事態が各社続いており、新製造会社もいくつか誕生している。イノベーションが苦手な日本で、なぜウィスキーが世界一位をとり、世界でニンキガあるのだろう。サントリーとニッカがよほどに優れた企業なのだろうか。
 

中国と台湾

2018年12月05日 | 社会・経済・政治
中国はなにせ人口が多いから、多くの先進国にしてみれば巨大な市場であり、中国より後進の国は中国からの援助があれば、その市場にもありつくことができるから魅力的だ。そのように行動しているのがフィリピンのドゥテルテ大統領が代表的だろう。

 制海権をもつアメリカに対抗して新たな制海権をもちたい中国。グーグルやアップル、マイクロソフト、インテルなどに席巻されたITの世界市場は、中国14億人に解放されなければ、14億人をバックにして中国がグーグルに替わるものを作ることもできる。すでに作っている。

 中国、イギリスはガソリン車廃止の方向を取り決めている。すると俄然14億人市場は、電気自動車なのか水素自動車なのかを決めていくことになり、世界はそれに倣っていくことだろう。

 こんなことも思ってみる。中国は一党独裁の国だから危うい。あのいくつにも省や自治区で分かれた国を統御がいつまで続くか、どこかで無理が来るのではないか、とぼくはひそかに思っている。経済成長をし、14億人の豊かさが達成されてそれがいつまでも続けば言うことなしだが、国にひずみがでたときに一党独裁の限界があるように思える。それで台湾に参加してもらって、共産党と国民党の二台政党制がよいのではないかと素人なりに考える。台湾の国民党の結成目的は中国に帰り、政権をとることである。仲良く台湾と中国が合併して新たな体制で国を運営することができる。台湾の民進党も加わっていいと思う。
 とにかく政情が不安定にあると、ぼくには都合が悪いし、中国にとってもよくない。

 書いておかなければ納得できないことはこの3年間ほどで書いたと思うので、来年の一年は中国を実験地にして行いたい。中国とも縁が深まる。内蒙古を視察してから4年が経つ。ようやく動けるようになった。道路、砂防堤、牧草地、農地、森林を造るぞ、と思いを馳せている。
砂漠の農地化が可能となれば、サハラ砂漠は日本列島の24倍ある。農地が砂漠化した砂漠だ。取り戻すことができるはずだ。。