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「きぬかつぎ・・・サトイモが大きくなる前の時期(秋)小芋の時に蒸して皮を剥いて食べる「秋料理」。
サトイモの3分の1に包丁でグルリと皮目に切れ目を入れて蒸し、皮をツマムと3分の1だけするりと剥け、この一部だけ皮が付いた状態を、平安時代の女性の衣装「衣被ぎ(きぬかづき)」にちなんで名付けられた。それが後に「きぬかつぎ」に転んじて呼ばれるようになったという。
「絹かつぎ」と呼ばれる場合もある。
蒸したり、茹でたりし、塩(や胡麻塩)、味噌を付けて食べるが、自分はいくつか食べて、そのままでも凄く美味しいやって事に気付いた。だってサトイモの(しかも小芋らしい)優しい味がするんだもの。素材の美味しさがダイレクトに伝わってくる。
蒸す方が栄養価が逃げなくて、旨味も逃げなくて良いんじゃないかな?
・石川早生(いしかわわせ)という品種がきぬかつぎでは特に有名で、大阪府南河内郡の石川村(現河南町)が原産だった為、そこの地名が付けられた。その名のとおり収穫時期が早く九州の宮崎では7月頃から収穫が始まるという。
8月15日の十五夜の月見は「イモ名月」と言われ、この石川早生(いしかわわせ)を蒸して塩を振って食す習慣があるとのことだ。