今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

エールビールの勉強。

2014年10月24日 | 飲み物
エールビールの定義、大麦麦芽を使用し(但し白ビールでは小麦)、醸造する時に酵母を常温で短時間のうちに上面発酵させることで、複雑な感じの風味と、深味あるコク・そしてフルーティーな味(これは他のネットに出ているモノと同じ表現以外にあてはまらない、この表現しかない)を醸し出しているビールだ。
・エール以外のビールはラガーと呼ばれ、下面発酵である。
・エールは、イギリスを筆頭に、アイルランド、ベルギー、ドイツ、カナダ東部・アメリカなどの地ビールとして特に流通している。
・ラガーより発酵を高温で行う事で区別され、通常15℃~24℃で発酵させることによって、エステルという果実の様な風味の良い化合物を生成し、結果フルーティーな生成物となる。
・リンゴ、洋ナシ、パイナップル、バナナ、スモモ、プルーンの様な香りがする(←そういえば酸味がある甘い果実が多いね)。
・エールはラガーよりも甘味とコクがある。
・ホップで苦味と香りを与えて甘味とのバランスを取っているという。

よくイギリスの「ペール・エール」を飲むのだが、少しホップが強い気がするが、
今年の夏にコンビニで「PREMIUM MALTS(プレミアム・モルツ)」の青い缶を見付けて、

「なんじゃこりゃ?」と思って手にとって見ると・・・限定醸造のエールビールと書いてあるではないか!!、あの「プレモル」でエールビールの味が楽しめるとは!!これは1本買うしかない!!
どこまで日本の大量生産のビールがエールに近付けるのか?期待に胸を膨らませ、飲んでみた。う、美味い、こんなにフルーティーなフレーバーというか風味のするビールはちょっとお目にかかれないのではないか?(まるでベルギービールの様な甘さも期待してしまうが、決してベルギービールの様な甘さは無い)、コクも深くてまさにエールビールの定義を体現した様なビールではないか。
日本でも遂にこういうエールビールが飲める様になったんだなー。