エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

葉桜の下で揺らぐ陽射し!

2010年05月06日 | 日記
八重桜は別にして、ソメイヨシノは葉桜になってしまった。
その葉桜の間から陽射しが揺らぐように差し込んでいる。

陽の揺らぎは美しいのである。



公園の土は大きなキャンバスである。
ぼくの家のそばにある小さな公園である。
ベンチが二つだけ置いてある。



見上げる空は、千切れ千切れである。
葉陰からの木漏れ陽は、決して眩しくは無い。
むしろ、心地よいのである。



これは欅の新緑である。
桜の新緑と甲乙(こうおつ)点け難い(つけがたい)のである。
鮮やかな緑は生命力に満ち溢れ、伸び行く勢いがある。

今ごろは、こうして空を見上げると楽しい。
視線の高さには、様々なクレマチスが競っている。



クレマチス・・・鉄線である。
際立った花弁の輪郭と色彩のシャープさが魅力である。




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                     荒野人