エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

上海万博開幕から半月余!

2010年05月17日 | 旅行
上海万博は成功するのだろうか!

上海万博が始まって、はや半月余。
開始イベントでの楽曲盗作騒動やら、建物の模倣騒動など先進国への脱皮の痛みがあらゆる場所で軋(きし)んでいた。



開幕当初の人出はもう影を潜め、会場は散寒としているとも伝えられているのである。
会場は、ワイタンを挟んだ東と西の地域である。
上海の目抜き通りである。



上海のバンドで最も有名なホテルは「和平飯店」である。
ここはぼくが訪問した時は、工事中であった。

このホテルで聞くジャズは、乙であった。
高年のミュージシャンが奏でる音韻は悲しくスイングしていたものであった。



上海万博はこの5月1日に開会し、今年10月31日までが開催期間である。
参加国・地域、国際機関が246を数え、建設、運営費用などの総事業費は約286億元(約3900億円)、地下鉄や空港などインフラ建設や都市整備などを含めると4千億元(約5兆5千億円)もの資金が投入されたとされている。
浦東地区の開発区には、テレビ塔がそびえたっているのである。



黄浦江と蘇州河の合流点から南の金陵路までの中山東一路沿いの黄浦江西岸は、外灘(英語名:Bund(バンド))と呼ばれ、租界時代の上海の中心地であった。魔都である。
ぼくは多くの友人をここ上海に持っている。
彼らはもう万博に行ったのだろうか?
それとも、白けているのだろうか?



街中からテレビ塔が見える。
上海人の誇りであり、勲章であった。
いままた、万博という勲章が加えられた。

万博の成功を祈るばかりである。




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                     荒野人