エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

初夏の風を捉えた

2010年05月18日 | 日記
東京は、昨日の気温は25度を超え真夏日となった。
今日も同じ真夏日である。

予定の時間までと思い、小石川後楽園に立ち寄ったのである。



入口である。
ここは、水戸徳川家の上屋敷の庭園である。
後楽園ドーム球場の隣りである。

四季折々に楽しめる。
いまは、新緑の鮮やかさが堪能できるスポットである。



この緑が、風に揺れているのは見事である。
風が捉えられた。



新緑が揺れている。
まるで、緑のパステルでサッと描いたようである。



視線を下げると、カタバミが咲いていた。

この庭園の外壁も拡張が高い佇まいである。



緑と瓦のコントラストが美しい。

後楽園の命名の由来は、パンフレットに記載されていた。

「天下の憂に先んじて憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」
からであるのだ。

どこかの国の為政者に伝えたい由来である。





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上海の蔬菜栽培

2010年05月18日 | 旅行
中国の野菜、最近では毒ニラが話題をさらった。
ついこの間は、毒入り餃子であった。

我が家でも、蔬菜類は日本産になっている。
中国産は価格は安いけれど安全性に信頼が置けないのである。



上海近郊の農村地帯である。
かつての日本農業がそうであったように、住居の近くで生産する。
そして農薬を大量に散布し、品質の均一化や生産増を図っている。



水は基本的にクリークで田畑を潤すけれど、そのクリークには生活排水が流入している。
したがって、田畑を流れる水は、お世辞にも決して綺麗とは言えないのである。



上海のような大都市近郊の農家は、多いに潤っている。
従って、住居も綺麗だし立派である。

かつての・・・人民公社時代の農村とはイメージを一新しているのである。
土塀の藁葺き屋根とは全く違う、新建材で建てられ、無用と思われるほどの展望階まで設(しつら)えられている。
3階建ての家が多いのである。

そして・・・。



自分たちの食べる野菜は、こうして自宅の庭で栽培されているのである。
これは間違いなく「無農薬栽培」である。

おそるべし・・・中国!
である。




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