エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

川口市の瀟洒な駅

2010年05月10日 | 日記
川口市の「とある駅は」プロムナードに面して木陰を作る工夫がある。
藤棚なのだけれど、仔細(しさい)に見るとお洒落な装飾が施されている。



これは、藤棚を見上げたシーンである。
小さな藤の房が見えるけれど、まだまだである。

この藤棚の先には、駅前のプロムナードがあってタクシーが客待ちをしている。



その場所を見下ろすように、花玉が吊り下がっている。
青空に映える見事な造作である。

さてお洒落な装飾である。
昆虫のレプリカが鉄で作られているのである。



カマキリである。



ハチである。
尻尾(しっぽ)から針を出して尖(とん)がっている。



トンボである。



バッタである。

とても良く出来ている。
暑苦しい夏の昆虫であるけれど、爽やかに見えるのである。

この「とある駅」周辺には、比較的大きなスーパー、マックそれに合わせて数多く駐車場がある。

車を必要とする社会の典型的な街である。






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                     荒野人

苔むした庭や石が危機に・・・日光のことなど

2010年05月10日 | 日記
日光の歴史と文化を物言わぬまま伝えている、古色蒼然とした庭や石の苔が危険である。
日光は煌(きら)びやかな建築物が、深い自然や古色蒼然とした雰囲気がいのちである。

その犯人は雑草である。



日光山内に連なる院の坪庭である。
苔むした坪庭に乱れ咲く「トキワナズナ」の花である。
この花が、苔を殺していくと知らなければ、小さくて可愛い花である。



日光の参道を歩いていると、殆ど全ての石垣や杉の根元にこの花が咲いているのだ。
ポイントとしては雰囲気があるけれど、現実を知るとそうも言っていられないな!
と思うのである。



院の方にお聞きしたところ、丁寧に抜根しなければならないのだけれどその手間隙がかけられないので放置しているとの事。
事態は深刻ではないかと思われるのである。



こうして見ると可愛いでしょう?
更に背景を工夫して写真を撮ってみました。



いかがでしょうか?
花の向こうに、竹の生垣があって上手い具合にカットされていたのである。



日光の苔に危機が迫っている。





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