エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

妖しいまでの春霞立つ

2010年05月07日 | 旅行
妖しいまでの春霞の気配である。



ぼくの眼が疲れているわけでも無ければ、メガネが曇っているわけでも無いのである。
霞むような自然の姿は、春の配色であるのだ。



山も煙っているように霞んでいる。
気温と風、たゆたう空気の絶妙のバランスである。



ぼくはこの気配の中で、花絵を鑑賞しつつ美味しいプリンをいただいたのである。



このプリンは特別の卵で作られている。
イチゴは、塩山のイチゴ農家が丹精込めて育てている。

美味いのである。



美味しい空気を吸い、旨いものを食べる。
贅沢である。

加えて、花弁で描かれた絵は早朝に補修をするし、刻々と萎れる花弁を交換する。
早朝交換した花は、エッセンスを吐き出して空気を滑らかで爽やかにする。





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                     荒野人