先々週のオリエンテーションを終えて、
NPO法人南房総いなかぐらし応援団の主催する「南房総移住支援プロジェクト」が始まりました。
第一弾は、「森の家プロジェクト」
第二弾は、「古民家再生プロジェクト」
です。
この2つのプロジェクトは、それぞれ4回程の連続セミナーとして分かれていますが、
土日の連日で行われますので、
「森の家プロジェクト」で、住宅建設や家の構造について学び、
「古民家再生プロジェクト」で、実際に古民家を補修していくワークショップに
参加することで、
住宅についてかなり実践的な知識と体験を積むことができ、
将来、移住をした際に、自分で住宅の補修などをして住むことができるようになることもできます。
本日は、一弾目の「森の家プロジェクト」でした。
会場は、これまた立派な萱葺き古民家「六助」
(現在はNPO法人千葉自然学校が管理されています)
こんなデカイ神棚、一民家にあっていいのでしょうか?
っていう代物です。
内容は、
1.地元の木の地産地消を訴える木下林業の木下さんから、住宅について大切なこと
2.森林セラピーの紹介
3.木の香りなどを使ったアロマスプレー作り
でした。
木下さんは、プロの講演者顔負けのトークで、
・建材などの安全基準である「☆☆☆☆」は、気温28度での有害物質の規制値をクリアしただけ(ゼロではない)なので、夏場など28度以上になった場合の室内における有害物質の発生はかなり多くなる
・「昔の火事で煙を吸って死んだ人はいない」という言われに比較して、現在は火事の際に有害な煙を吸って大勢の方がなくなっている事実
・子供部屋は南向きでなく北向きがいい
など、多くのデータと説得力のある説明で、私などはしきりにうなづいておりました。
結論は、
「木は心身の良育に効あり」というお言葉でまとめておりました。
アロマスプレー作りでは、
皆さんが実験のように、いくつもの種類の香りを掛け合わせて、楽しみながら自分だけのアロマスプレーを作っていました。
明日は、古民家再生プロジェクトです。