最近、古民家にかかわることが多かったこともあり、
古民家再生で有名な建築家にお会いしてきました。
茂原の「熊家民家再生」の岩熊さまです。
熊家民家再生は、
雑誌「古民家スタイル」の2010年版をはじめ、
いろいろな雑誌に取り上げられています。
→「古民家スタイル」
熊家民家再生では、
■「家は作品でなく、住むところ」として、
快適性を第一にして(場合によっては表面的な見栄えよりも実用性重視)、
できる限りのコストダウンを図っていました。
実際、拝見させていただいたご自宅兼オープンハウスでは、全てをナショナルブランドで統一するのではなく、アイデアを活かしホームセンターで購入した材料をさりげなく使っていたり、その実践がうかがえます。
岩熊さんいわく、
■「家は見えないところにお金をかけてほしい」
基礎や構造など、あとで手を入れられないところにこそ、贅沢をしたほうがより長く快適に過ごせるそうです。
そして、お客様との打ち合わせ内容に細かく対応するために、
岩熊さんは、設計士という立場にとどまらず、
大工さんやその他業者さんをまとめ、
■「施工管理まで一貫」
して行っているそうです。
つまり全体を管理する工務店の役割までしているということです。
これは、なかなか珍しいそうです。
古民家に住まれるお客様の求められている家具などについても、
いろいろとお話ができました。
いつか岩熊さんが手がけられるような立派な古民家に、
家具を納められたらいいなあと思います。
→「熊家民家再生HP」