=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

仕事は思うようにいかないもの

2010年12月16日 | 【日記】いろいろ
今週のアルバイト、私の持ち場は写真のところです。

よく見ればわかりますよね。

このオレンジ色の線は、国道のセンターライン。

ここが私の持ち場でした。

今週は、国道の測量、杭打ちなどで、道路の真ん中にも杭を打ちます。

そのために、
私は通行する車が接近したならば、
「来ましたー!」
と知らせる重要な係をしていました。
一瞬でも気を抜けば、仲間の命が危険にさらされます。

いくら田舎の国道といっても、
それなりに通行量があるので、なかなか仕事ははかどりません。

どんな仕事でも、
仕事は自分の思うように進まないものだというのは理解しているつもりでしたが、
通行する車にも左右される経験をすることができました。
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ダッペエが出没しているらしい

2010年12月09日 | 【日記】いろいろ
(↑ダッペエのオフィシャルサイトはこんな感じ)

ゆるキャラブームにのって、
館山にもニューキャラクターが誕生していました。

名前は「ダッペエ」

こちらの方言をもじったキャラクターですが、

設定が雑種犬、

性格は適当

というところがいいですね。



作成者は、館山出身で今一番熱い人
日産の低燃費少女ハイジなどで有名な文原聡さん。
昔、那古FCで一緒にサッカーをした記憶があります。
そして弟の同級生。
(プチ自慢です)


ゆるキャラは全国各地、賛否両論も常ですが、
誕生してしまったダッペエに罪はないでしょうから、
みんなで応援していきましょう。

その昔、
南房総の人間が上京して恥ずかしかった体験のひとつに、
房州弁をついついしゃべってしまって恥ずかしい!
ということがあったと思いますが、
これで、世の中公認で「っぺ」が使えるかな?


「今日は結構さみったっぺ」(寒かったでしょ)



→ダッペエオフィシャルサイト

→ダッペエのニュース

→房州弁検定
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太陽という名の工房(Teeda工房)

2010年12月09日 | 【インタビュー】木の先人方
近くのギャラリーでお見かけした木工家 平良さんにお会いしてきました。

工房の名前「Teeda」は、沖縄の言葉で「太陽」だそうです。
そう、平良さんは西表島のご出身です。

サラリーマンからゴルファーを目指して南房総にやってこられ、
でも3年間で、しっかりとけじめをつけられたそうです。

「やめることははじめるよりもつらい」

こともあると思うので、そういう決断をされてきた方を私は尊敬してします。



「をくずれ水仙郷」
という、隠れ里のような山郷に工房があり、
その村からの風景は素晴らしいです。
また、来月には水仙の観光地となって、普段とはうってかわってたくさんの人が訪れるそうです。

工房には、犬や猫もたくさんいて楽しいですよ。

また遊びに寄らせてください。

平良さん、ありがとうございました。




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入水???

2010年12月07日 | 【日記】いろいろ
いえいえ、

仕事です。



実は、先月からアルバイトを始めました。

木工房の開業場所を見つけるのは、予想以上に大変で、
その間、プータローではこの年末、忘年会に参加することもままなりませんから、
週2回で働かせてもらっています。


仕事の内容は測量。

よく道路の脇で三脚を立てて、何か覗き込んでいる仕事をご覧になったこともあるのではないでしょうか。

でも、あの道路での仕事はほんの一部。

公共関係の仕事は、道路以外にも、
山林や川の土手、ダム予定地の測量など、かなりワイルドなアウトドアーワールドです。
ときには海岸や、海に入ってという本日のような仕事もあるわけです。
ちなみに今日は、海底の深さを測る仕事で、
漁師さんなんかが着ている胸まであるカバーを着て沖まで進み、
海面がぎりぎりのところまできたら、
「限界でーす」
と叫んで、そこの深さを測ります。


地元に帰ってきたばかりで、
もっと地元を知るために、ほうぼうを見て回ることができる仕事として選んだこの仕事は、まさにうってつけで、毎日海から山、川からたんぼ、畑までいろいろな土地に出動させていただいています。

社員の方は、難しい図面を読み取り毎日大変そうですが、
毎回楽しく働かせて頂いております。
今後ともよろしくお願いします。

◆本日の仕事場「岩井海岸」
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古民家ツアー

2010年12月06日 | 【お出かけ】木のむくまま
古民家という定義も難しいと思いますが、
とりあえず古いお家を回ってきました。

南房総に残る萱葺きの家というのは少なくなってきているのですが、

その中でも、かなり「カワイイ」のが、

一軒目の「ゆっ倉亭」


(ポイントは、屋根の微妙なカーブ。「猫の背」という形のようで萱葺きでも珍しいそうです。)

ゆっ倉亭というのは、
別に飲食店でもなんでもなくて、単なる住居です。

でも、そこに越されてきたGさんが、
「ゆっくり暮らす」と「千倉」の地名をあわせて、自分の家につけてしまった名前のようです。

でも、このカワイイ古民家は、中もとても魅力的で、カフェやショップにすぐなりそうな雰囲気です。


2軒目は、

昼食をとった定食屋の「魚作」 ぎょさく と読むそうです。

こちらは、もともとあった古民家を柱だけのスケルトン状態にしてから、
現代の建材を使って、ご主人自らが完成させたお店です。


3軒目は、
当セミナーの企画者である堀内さんが住んでおられる田舎暮らし体験民宿「海辺の八兵衛」が、来年から引っ越す古民家を訪問しました。
広大な敷地に結構おつかれの民家であり、来年2月のオープンまでに年末だけでなく、何度も大掃除が必要そうです。


そして最後の4軒目が、こちら。


なかなか表現するのが難しい状態になっていますが、現在東京にお住まいのKさんが週末にやってきて目下全力でリフォーム中。
以前は、↓このように雨漏りがするので家の中にテントを張って泊まっていた涙ぐましい跡がありましたが、


今は先にリフォームを済ませた隣にある離れが完成し、そこで週末を過ごしリフォームを進めています。

↓こちらが、浴槽から見える景色。


楓の紅葉も見事で、谷を見下ろせる素晴らしい景観、
これがこの古民家の最大の魅力ではないでしょうか。
小高い丘に立つこの民家からは、下を走る道路が見渡せて、
私なんかは、何かの秘密基地みたいで、
「敵の侵入がわかる!」
っていう感じがとても好きです。
きっと、Kさんもこんな魅力にとりつかれ、この民家の修復を始めたのだと思います。

そしてこのKさんの古民家こそが、
来年から、このセミナーでワークショップとしてして実際に古民家修復体験を行う題材なのです。
かなり修復しがいがあると思いますので、興味のある方のご参加待ってます。

→「古民家再生プロジェクト」PDFチラシ
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日本一をバックに

2010年12月04日 | 【日記】いろいろ
昨日の大風で、
今日は雲ひとつない青空。

昼間から、館山湾に大きな富士山が見えていました。


夕方、
兄貴と姪っ子と甥っ子が、夕焼けを見に行くというので同乗。


既に日は沈んでいましたが、
立派な富士山のシルエットがうかんでいました。

海岸を多くの方がランニングしていましたが、
こんな日本一をバックに走れるのは贅沢です。
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南房総移住支援プロジェクト開始!

2010年12月04日 | 【お出かけ】木のむくまま
先々週のオリエンテーションを終えて、

NPO法人南房総いなかぐらし応援団の主催する「南房総移住支援プロジェクト」が始まりました。

第一弾は、「森の家プロジェクト」
第二弾は、「古民家再生プロジェクト」

です。

この2つのプロジェクトは、それぞれ4回程の連続セミナーとして分かれていますが、
土日の連日で行われますので、
「森の家プロジェクト」で、住宅建設や家の構造について学び、
「古民家再生プロジェクト」で、実際に古民家を補修していくワークショップに
参加することで、
住宅についてかなり実践的な知識と体験を積むことができ、
将来、移住をした際に、自分で住宅の補修などをして住むことができるようになることもできます。


本日は、一弾目の「森の家プロジェクト」でした。

会場は、これまた立派な萱葺き古民家「六助」
(現在はNPO法人千葉自然学校が管理されています)

こんなデカイ神棚、一民家にあっていいのでしょうか?
っていう代物です。



内容は、

1.地元の木の地産地消を訴える木下林業の木下さんから、住宅について大切なこと

2.森林セラピーの紹介

3.木の香りなどを使ったアロマスプレー作り

でした。


木下さんは、プロの講演者顔負けのトークで、

・建材などの安全基準である「☆☆☆☆」は、気温28度での有害物質の規制値をクリアしただけ(ゼロではない)なので、夏場など28度以上になった場合の室内における有害物質の発生はかなり多くなる

・「昔の火事で煙を吸って死んだ人はいない」という言われに比較して、現在は火事の際に有害な煙を吸って大勢の方がなくなっている事実

・子供部屋は南向きでなく北向きがいい

など、多くのデータと説得力のある説明で、私などはしきりにうなづいておりました。

結論は、

「木は心身の良育に効あり」というお言葉でまとめておりました。


アロマスプレー作りでは、
皆さんが実験のように、いくつもの種類の香りを掛け合わせて、楽しみながら自分だけのアロマスプレーを作っていました。

明日は、古民家再生プロジェクトです。





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パキスタンのご縁

2010年12月04日 | 【書籍】
武士の家計簿 ―「加賀藩御算用者」の幕末維新 (新潮新書)
磯田 道史
新潮社


家具修行に入る直前に行った外国旅行パキスタン。

そこで知り合った方が関係した映画が本日公開です。

「武士の家計簿」

→武士の家計簿オフィシャルサイト

残念ながら、南房総には映画館がないので、
私も早く北上し見てみたいです。


【追伸】
パキスタン旅行の記事を読んでいたら、少し懐かしくなりました。
→パキスタン出張編
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循環社会

2010年12月04日 | 【日記】いろいろ
昨年、朝日新聞社が決定した

「にほんの里100選」

に選ばれた地域に、平久里下があります。

ここは、私の家から車で15分くらいの山間にあります。


現在、自らの工房場所を探すべく、
南房総一帯を流していますが、

「この辺景色いいなあ」

と思っていた場所が、まさしく平久里下です。


笛吹きの先輩で地域の園芸会社に勤めている方に聞いた話では、
この地域は、
酪農も兼業している農家が多く、
各牛舎から出る牛糞は、
この園芸会社の堆肥生成場所に持ってこられるそうです。

そこでは土と牛糞、あと籾殻を混ぜて2、3年おいて堆肥を作られるそうです。
また、この籾殻は地域のライスセンターからもらってくるそうです。


無料で牛糞を回収し、無料の籾殻を混ぜて、堆肥が作られる。

小さいことですが、地域単位の立派な循環社会です。


私の工房で出る(近い将来出るはず)オガクズを、
牛さんに届ける形で、私もこの循環社会の輪に入れたらいいですね。

→にほんの里100選
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