「芳年 躍動の瞬間と永遠の美」と「絵の中の音を聞く」に行って来ました。
「芳年-」芳年の集大成のような展覧会ですた。芳年と言えばどうしても血みどろ絵が浮かぶのですが、それだけではない絵も色々来ていました。戦記物のドロドロや怪奇譚のドロドロや幕府軍のドロドロの合間に美人画やかっこいいアクションシーンなどが入っています。晩年の静かな絵が好きですね。とにかくデッサンがしっかりしていてうまいんです。しかしここまで怖い西郷隆盛は初めて見たというくらい恨めしそうな西郷隆盛がありました。嫌いだったのか気にいっていたのか。
「絵の中の-」所蔵作品の中から音のする絵を選んであります。面白いのは楽器や演奏の絵の他に音を感じる絵を小学生に選んでもらっていることです。話し声とか波の音とか風の音とか、音のしない絵もありました。いろんな感じ方があるなと思いました。
とうとう始まったみたいです。涙腺がゆるむとはいいますが、この場合鼻腺がゆるむというのでしょうか。外ならまだわかるのですが、クリーンなはずの展示室で突然くしゃみがとまらなくなったりします。空調の具合なのか。周りの人ごめんなさい。