餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

京都の朝はパンから

2020-10-09 23:01:11 | 本と雑誌

相川真「京都岡崎、月白さんとこ 人嫌いの絵師とふたりぼっちの姉妹」読了。

父を亡くした女子高生の茜と妹のすみれは、親戚筋の若き天才日本画家の久我青藍の住む「月白邸」に住むことに。人間嫌いと噂の蒼藍は酒浸りの生活を送っており、茜たちに対する態度も剣呑。でも妹はすぐに懐き朝食を一緒にとるように。宮廷画家の家系ががんじがらめなのが怖い感じでした。中学生でもう婚約者が決まっているって…。色々外に出たいよね。ちょっと荒れた日本庭園がいい感じです。


万里の長城でショー

2020-10-09 00:02:03 | 映画

あ、期限が来ている。と昨日あわてて国勢調査を提出したのですが、期限のびたようです。急がなくてよかったのか。

映画「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」を見て来ました。

今見ても未来的です。ピエール・カルダンの言葉で私が実在すると知って驚く人がいる。ブランドの名前だと思われているようだ、と。私も別の意味で驚きまいたとも。まだ生きておられるのかと。現在96歳。現役だそうで。すごい。デザインの革命児です。オートクチュールから脱却、プレタポルテに参入。ファッション後進国の日本や中国、ソ連でファッションショー。日本人や黒人モデルの起用。インタビューに高田賢三さんも出ておられました。ご冥福をお祈りいたします。映画には出ていませんでしたが私がピエール・カルダンで驚いたのは紳士服の展覧会に行った時三島由紀夫の軍服が来ていました。それがピエールカルダン。てっきり国粋主義者だと思ったのに。おしゃれさんだったのね。