7/10分です。
永楽屋 細辻伊兵衛商店監修/ゴンフレナ編「てぬぐい手帖 -京都・永楽屋、RAAKの心得-」読了。
株式会社エイラクヤのてぬぐいブランド「永楽屋 細辻伊兵衛商店」のてぬぐいをテーマごとに紹介してあります。明治や昭和初期から現代まで幅広いデザインで季節ごとの飾り方やインテリアのコツなど提示も。掛け軸風や額装やパネルだったり。最後に贈り物や普段使いの包み方、身だしなみに使う時の使い方や、てぬぐいの歴史や作り方の説明も。スキーをする舞妓さんの柄が有名ですが、平成18年のデザインではゴルフやサッカーをする舞妓さんもいました。京都の名所絵や季節の行事などのデザインもそろっています。
金魚柄として「きんぎょ 昭和9年」「金魚鉢 昭和11年」「水紋金魚 平成19年」、RAAK(ラーク)ブランドとして「金魚」があります。
「きんぎょ」は更紗の琉金が3匹泳いでいて水草が1本浮いているのですが、水草と金魚の影がそれぞれグレーでずれて映っています。他に何もないシンプルさ。水深が10cmくらい?なのがわかります。昭和初期とは思えないほどモダンです。「金魚鉢」は真上から見た縁がなみなみのガラスの金魚鉢3つ。紺の地に金魚鉢のところだけ白くぼかしてあります。それぞれ金魚藻が2本、赤い金魚が上から1匹2匹1匹です。「水紋金魚」は底に薄いグレーで水紋模様の扇型が3つ。同じくグレーで同心円の水紋がいくつか。その間を赤い金魚、時々黒い金魚がわらわらと泳いでいます。「金魚」は水色の地に白い輪状の水紋。その上を赤いべた塗りの出目金と頂点眼が泳ぎ、黒い出目金と頂点眼が1匹ずついます。それぞれ目だけ白く目玉が黒丸です。かわいい。掛け軸か額装がパネルか、悩みますね。
7/9分です。
「超絶技巧、未来へ 明治工芸とそのDNA」を見て来ました。
この展覧会好きなんだけど細かいから目が疲れるかなと心配していたら、今回は割と大きい作品が多かったです。良かった。木のクリップで吊るしたスルメが一木造りで作ってあったり、破け欠けるほど薄い折鶴がやはり塊の木から彫られていたり。金工で枯れ葉の集まった三毛猫とか爪楊枝が1ケース分びっちりだったり。石に刻まれたとしか思えないデジタルの光る数字が木に螺鈿と漆だったり。陶磁とは思えない動く鎖帷子みたいな作品にほえーっとなったり。明治の作品も光雲におおっ、応挙の虎の刺繍が超絶かわいい、並河靖之と濤川惣助はさすがです。結構見入って時間がかかってしまいました。全部根付や印籠や鍔だったら見れなかったぞ。見ごたえがありました。
疲れたので頭に糖分を補給。フルーツショップでデザートセットを食べました。果物いっぱいで美味しかったです。
7/8分です。
夕べは久々に大きなお風呂に行きました。小市民なので元を取るぞと頑張って長風呂。帰ってから夜中本を読んでいると目がかすむ。寝る時鏡を見てびっくり。目頭に白い塊が。
汗をかいたら水だけでなく塩分がまじで必要です。水はまめに取っていたしお茶も飲んでいた。帰ってから置いていたポカリも飲みました。でも圧倒的に塩分が足りない。汗も出にくくなっていたのでしょうけど、涙が出ずに粘液のようなものが出ていたらしい。で、視界がかすんでいたわけです。怖いわ。今朝は目薬さしまくり、夕べから今朝にかけてポカリ飲みまくっています(遅いわ)。