「高野山金剛峰寺 襖絵完成記念 千住博展」に行って来ました。
会場に入るとやっぱりこれよね、という滝の絵が出迎えてくれます。いつまでも見ていたいような絵です。普通の家には向かない絵です。広い静かな空間に置かないと映えません。モネの睡蓮が最初は太鼓橋や庭の風景を一緒に描いていたのに、だんだん睡蓮と水面だけになっていきます。それに似ています。もう滝だけ。しかも水しぶきだけになっています。滝の四季がありましたが、回りの景色はいっさい無し。紅葉も雪も花びらもありません。でも何となく冬かな、夏かなとわかるような。描いているところのビデオが流れていましたが、もうアクションペイントやん、と思ってしまいました。偶然に任している。でもそれがいいのですよね。第二会場に入ると昔の千住さんの絵が。千住さんが千住さんになっていく過程がわかります。リアルな砂漠の岩が描いてありました。後に和紙をぐちゃぐちゃ折って崖肌を作っているのよね。リアルな絵がリアルな水墨画に変わったのかと。ハワイの溶岩で出来た岩肌に水がたまっている屏風が良かったです。
友人のお兄さんが東京、お姉さんが千葉に住んでいます。先月東京で三人で食事会をしたそうです。台風15号は大丈夫だったかお姉さんと話していたら、聞こえたお店の人が偶然千葉の人で大丈夫でしたか?と聞かれました。うちはチーバくんの鼻なので大丈夫でした、店員さんは?と聞くと僕はチーバくんのお腹なんで大丈夫でしたと。友人は千葉の人は自分の家の場所をチーバくんで言うんだと驚いた話をしてくれました。
私はチーバくんを知らなかったので画像を見せてもらいました。チーバくん右を向けないのね(そこか)。内陸部の人はミノとかロースとかになるの?と聞いたらそれはないだろうと。
また台風がチーバくんに襲いかかっていました。満身創痍です。そこばっかり行かんでも。これ以上被害が広がらないといいのですが。
柊平ハルモ「翠玉姫演義三 -泥に咲く花-」読了。
国が大きくなって来たら今度は元の同僚が便宜が図られないと争いになるという。なかなか国として栄えるのは難しいようです。香月は商才だけではどうにもならないと政のことを南海王府まで習いに行っています。でもいざと言うときの非情さは持てないでいます。さて謀反をどうおさめるか。
理想ではやっていけなくても、それを忘れずにいる人がいることが大事なのだろうなと。
ひとまず終わりかな。豊かな国になっているといいけど。
嗜好がバイキングに向かないなと思うことがあります。炭水化物好き。ご飯が好き、パスタも好き。フライドポテトも好き。乳脂肪も好き。元が取れないぞ。考えていてそれなら温かいご飯にバターと醤油をたらせば最強かと。炭水化物に乳脂肪、それに醤油は大豆製品だからヘルシーかな(大豆製品?調味料やろ。塩分は)。クリームパンもいいな。塩バターコーンラーメンとか。サイゼリアにいったらドリアばかり頼んでいます。でもおむすびは梅だな。とりとめもなく考えてしまうのはお腹がすいているのかな。