(4/29「温泉の磁石に引かれて」より改題しました)
5月の連休が明けたら銀ジィ(R100RS)は車検に行くので
今のうちにたくさん走って、不具合を出し尽くしてしまいたい。
というのに、どうにも今年はさぶい日が続くねー。
あんまりさぶいんで朝方ぐずぐずしてたら10時近くになっちまった。
何をぐずぐずしてたかって云うと
タイヤの空気圧を調整、
クラッチの遊び調整、
そして、コレ。
BMW純正の燃焼室クレンザーをシュポシュポ入れてたのさ。
10リットルに付き50ccなので、満タンタンクにボトル半分入れてやった。
〇
とは云うものの銀ジィは最近かなり具合が良い。
始動性は良好だし、オイル漏れもニュートラルスイッチ以外は問題ない。
リアブレーキのタッチがギュニュギュニュなので掃除が必要かな。
でも、本当に信頼できる感じに仕上がって来た。
納車されて約1年。
ボク自身も銀ジィの癖や扱い方が分かって来たんだろう。
週末は静岡の県道1号か国道152号か迷って
結局どっちつかずのコースを走って来たよ。
〇
燃焼室クレンザーを入れたので、ちょっと回転を上げ気味に走らせる。
エンジンが暖まってくると明らかに回転が滑らかになる。
爆発のひとつひとつの粒が揃って作る滑らかさだ。
4000rpmは無振動のバランス点。
高速に乗って、さらに開けるとリアが暴れそうな気配が出た。
空気圧を2.1barにしたのが悪かったのかな?
それともリアサスのプリロードを抜いたのがいけなかったのか?
とにかくリアから横揺れが出ている。これははじめての経験だ。
怖い感じではないけど、気持ちが悪い揺れ方。
5000rpmに落とすと消えるから、今日は抑えて走ることにした。
〇
高速を降りて国道151号を北上する。
いつも通りの渋滞にのんびりハマりながら、流れが解れるのを待つ。
今日は銀ジィ(R100RS)だから1時間毎にちゃんと休憩しよう、と
思っていたけど、結局、愛知の県境を越えて長野に入ってしまった。
新野峠の先の道の駅にも寄らず、国道418号に乗り換えて進む。
川に沿ってクネクネと進むローカル国道。
芽吹きの始まった山は萌黄色に染まってやさしい。
名も無い滝を見つけて休憩する。
木々の出す新鮮な空気と水辺のマイナスイオンで贅沢な休日。
尾根を廻り込むたび美しい景色が目の前に広がり
そのたびにオートバイを止めて眺め入ってしまうので、なかなか進まない。
どうにかこうにか平岡の街に出る。
何度見ても、天空の城のようなこの街の眺めが好きだ。
県道1号か国道152号か決めてないまま平岡に出てしまったのだけれど
途中にあった「おきよめの湯」を横目に見ながら通過してしまって
そこから、なんとなく「お湯につかりたいなー」という気分に支配されてた。
152号に出れば上村に「かぐらの湯」があるなーと、
いうことで銀ジィは国道152号へ進んだ。(てボクが操ってるんだけど)
「温泉!温泉!温泉!温泉!温泉!」の大合唱の中、
「かぐらの湯」に到着!
温泉はすごい磁石だねー
のんびり露天風呂につかって、休憩室でゴロンとした後
ぽっかぽっかで再出発。
やっぱ温泉はえーなー
〇
少し走ると大鹿村に入るけど
村は祭り準備でざわざわとしていたよ。
26日の日曜に御柱祭の行事の一つ「里曳き」がここで行われる。
通りは注連縄が張られ榊が供えられていた。
7年に1度の御柱祭もいよいよクライマックスだね。
〇
大鹿村のはずれで三遠南信道「矢筈トンネル」をくぐり伊那谷へ向かう。
トンネルから先は未完なので県道251号になる。
地図ではなんだか頼り無さそうなルートに見えるけど
実際は良く整備されていて走りやすい。
天竜川に出てしまわずに途中で「南信州フルーツライン」という農道へ入る。
これは絶対おすすめなルート。
アップダウンはきついけど楽しいワインディング。
視界が開けると左手には伊那谷が広がり奥には中央アルプスが。
川の向こう側にも「フルーツライン」は整備されていて
こちらからは右手に伊那谷を挟んで南アルプスの峰々が眺められるよ。
ただし西側のフルーツラインは国道153号のバイパスになっていて
交通量が半端ないから楽しくないけどね。
松川までなんとなく伊那谷の風景を楽しみながら進み
松川ICから中央道に乗った。
ナシやモモの花が満開で伊那谷の遅い春を堪能できたよ。
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