ソロツーリストの旅ログ

あるいはライダーへのアンチテーゼ

振り返ってみるとオートバイがいちばん好きだった

ソロツーリストの二人旅

2007年10月23日 | BMW以外のオートバイたち

オートバイで走りまわるに良い季節になりましたね。

ちょっとさぶい、このくらいがちょうど良いですな。

仕事変わってから、余裕がなくて(休みも少ないしね)

ちっとも走りに出られない。頭がおかしくなってくる。

        ○

久しぶりに腐れ縁のカワブーさんと走ってきた。

大垣から国道303号で琵琶湖の北へ。

2007_1023_01

カワブーは缶スプレー職人(たぶんケチなだけ)で

この古いスカブーをペイントしてた。

スカブーのフロント部分て、ぐっと立ってて、金色だとツタンカーメンの仮面みたいに見える。

彼には「わるくない」とコメントしといたけど、どうなんすかねー?

琵琶湖を遠巻きにぐるっと回って大津へ

琵琶湖大橋は秋の雲の下とても美しいラインを描いていた。

2007_1023_02

        ○

日暮れ間際、鈴鹿スカイラインで峠越えした。

さすがにチョーさぶで、フリース着こんで冬用グローブを装着。

スカブーはなんとグリップヒーター付!ずるっ!

今回、高速を200キロ位走ったけど

ロングシールドが威力全開だった。

あのシールド、高速での走行を前提に作られてるのか、120km/hでも全然平気。。

エンジンはというと最大トルクの出る6,000rpmでちょうど100km/h、

ここからこのエンジンが正体を見せる。

また、マシロに惚れたかな?


きびしい現実

2007年10月08日 | 日記・エッセイ・コラム

車を運転すると、オートバイで走ることが

どれほど注意や用心が必要か、

どれほど神経を集中させて、緊張していることか、

思い知らされる。

だれにもオートバイに乗ることを勧めない。

「オートバイ、いいよー」とは云うけど、君も乗りなよ、なんてやっぱり云えない。

オートバイに乗るというリスクは、各自で覚悟しておかなくてはいけないと思うから。

        ○

ノリックが事故で死んだ。

悪い冗談のようだ。

彼のようなスキルを持った人間でも

オートバイで死んでしまう。

自分だけはオートバイで死なないなんて、考えてはいけない。

けっして驕らず、過信せず、緊張して。

大好きなオートバイで死んではいけない。

        ○

でも、死んでしまうこともあるね。

痛かっただろうね、怖かっただろうね。

悔しかっただろうね。

でも、ノリックの走りをいつまでも忘れないよ。


雨宿り

2007年10月01日 | 日記・エッセイ・コラム

秋雨前線が日本の上をウロウロして、シトシトと雨がよく降るこの頃。

雨男を自認するボクとしては嫌な季節だ。

雨が降ったらどうするか?

そりゃぁ、濡れれば良い(あ、カッパ着てね)。

それが嫌なら、適当な所で「雨宿り」とシャレ込む。

「雨宿り」って、ちょっと贅沢だと、ボクは思う。

雨が止むまで、のんびり待ってるんだよ、普段の生活ではありえないね。

        ○

今までにも何枚か「雨宿り」の写真をここに載せてきたけど

ほんとによく雨に降られるから、雨待ちも多い。

2007_1001_04 2007_1001_03

一番多いのは、なぜかそこにある「東屋」での雨宿り。

何か目的や、用途があるんだろうけど、すごい山の中に

ポツンと建ってる、しかも、結構どこもキレイだ。

2007_1001_01

上の写真の「東屋」なんて、でっかい三叉路の上にある。

中は広くてあお号(R1150RT)がすっぽり入ってしまうほど。

両側に長椅子がある、これはいったい何のための小屋なんでしょう?

2007_1001_02

この日は、晩秋の冷え込んだ日の冷たい雨。

持っていたフリースを着ても寒くてたまらなかったので

この「東屋」に逃げ込んだ。

中でコーヒーを淹れて、ゆっくりと雨が上がるのを待った。

まぁ、きっと本来の目的があるのでしょうから、迷惑にならないよう気をつけないとね。

でも、雨宿りはなぜか思い出に残る。

なんだろうね・・・