先月、2週にわたって中国・四国を駆け抜けたあお号(R1150RT)
帰ったあとの「御苦労さま洗車」中に
ボクの不注意でウィンドスクリーンのアームをボッキリ折っちまった。
自分で何とかなりそうだったので
パーツをREAL OEMのサイトで調べて
元ディーラーから注文してもらっていた。
・・・・・・けーどー
待てど暮らせど来ないんですわ。
ドイツからお取り寄せとは聞いていたんだけど
在庫はあるとのことだったので
まーまー、2,3週間も待てば来るでしょ、なーんて思ってた。
でも1カ月過ぎちまったんで、さすがに堪りかねて電話してみたら
K氏:「入ってるね・・・」
ボク:「いつさ?」
K氏:「先週だねー」
あ、の、ねー、こっちはパーツ来ないと乗れやしないんですわ。
〇
値引きさせてやるー、と意気込んで銀ジィ(R100RS)でさっそく乗り付ける。
「やいやい・・・・・・」
なんてイチャモンつけようとしたら
出てきた元ディーラーメカのKさんは、いきなり銀ジィのエンジンかけて
キャブレター辺りを覗き込んだ。
「そうなんだよ、温まってくるとアイドリングがね・・・」
アイドリング調整もカンが必要な銀ジィさん。
Kさんはドライバー1本で手際よく調整してくれた。
K氏:「キャブをOHしようかねー」
ボク:「キャブのOHはしたよ」
K氏:「そう?じゃ調整が悪かっただけかな」
なんてボケてますけど。
Kさんはハーレーダビッドソンのショベルやドカのバベルなんかも
整備してた筋金入りのメカニックで
BMWなんてシングルエンジンもさわってたことがあるらしい。
左右の同調なんて耳で聞くのが一番と云って譲らないが
彼の言葉なら何となく信じられる気がする。
オートバイ屋のなんだかんだはイマイチ(失礼)だけど
整備は安心して任せられるね。
これからも老いぼれタチをよろしく。
〇
翌日朝から作業に取り掛かる。
秒殺でやっつけて、雨が降る前にひとっ走りしてこようなんて考えてたけど
あまーーーーーーーーい
えっ?これって実は圧入なの?ってくらい入らない。
結局、タガネの柄の部分をあてがってハンマーで叩き入れてやったさ!
1時間もかかっちゃたよ。
はい、このとおり。
アッパーカバーを外したついでに
アームのガスケットを修正した。
長年の雨風でガスケットを留めている両面テープが劣化している。
下の方はすでに生が無くなってベロベロだ。
丁寧にテープをはがし、外装取付用の両面テープを貼り直し調整する。
調整と云っても単にハサミで形を整えただけなんだけど・・・なにか?
まーガスケットもなんだかベロンベロンで
こいつも買い替えたが良かったような気もしないでもないが
貼っ付けてみたらば案外まだまだしっかりしているようだった。
あお号(R1150RT)、1か月ぶりの復活!
〇
今回お取り寄せの部品はコレ。
Kさんの打ち出した伝票をもとにパーツ番号を書いておくけど
REAL OEMだと微妙に品番が違ってる。(?)
- クランプR 4663 2313 784 1,760円
- パッド 4663 2313 892 560円
- パッドL 4663 2313 641 1、280円
- パッドR 4663 2313 642 1、280円
ちなみに「R」とか「L」とかパーツリストに出てきてどっちなのか迷うけど
どうも進行方向に向かってということらしい。
つまりブレーキレバー側が「R」の右側で
そんでクラッチレバー側が「L」の左側。
ま、云われてみれば、もっともですな。
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